2024年9月 7日 (土)
2024年8月18日 (日)
2024年8月17日 (土)
2024年8月11日 (日)
【再放送曲】 『青空とタップダンス』 (1988年)
「私の好きな曲」の上位にランクインする『青空とタップダンス』が8月から再放送されています。榊原郁恵さんのうたで初回放送当時はカップリング曲『君のいる惑星』の西田ひかるさんと並ぶ豪華な共演を毎回楽しみにしてました。再放送の記録を調べようと思ったのですが、Wikipediaやデータベースには記載がなく、クロニクルを調べても再放送した形跡がないので、どうやら1988年8月の初回放送以来36年ぶりの再放送のようですね。ただ今回はラジオのみの再放送で、大井文雄さんの素晴らしいアニメーションが見られないのは残念です。幸い手元には初回放送時に録ったビデオがありますので、映像の内容も含めて紹介していきましょう。
♪ ママにはないしょなの晴れた空の下
♪ いつもと反対の海行き電車にのったの
きらめく海に青い空。夏らしい風景が描かれています。そこに女の子の姿が浮かび上がります。さらに軽快なリズムに乗せて電車の輪郭が描かれ、小さな冒険が始まりました。今日は退屈なピアノのお稽古をナイショでおやすみして、海に行くことにしたのです。ピアノの画像に向かう点列の動きが反転して、海へ向かう電車が颯爽と走りだします。
「いつもと反対の海行き電車」という表現がいいですね。いつもと反対の電車に乗るというだけで解放感があります。しかも、行き先は海! たまりませんね。いつも、こっちに行けば海なのに…とか思いながらピアノのお稽古に向かっていたのでしょうか。今日はついに青空色の切符を買って、大海原へGO!です。
♪ いまごろ友達は何をしてるかな
♪ 口笛ふきながら心はおどるよ ステップ
大井さんが白い輪郭線だけで描く電車は透明感があります。点列が電車の周りを右から左にながれ、空を飛んでいるようにも見えますね。ときおりひまわりの花が車窓を通り過ぎていきます。知らない駅を通過するのもテンションが上がります。次はどんな駅なんだろう。初めての駅を通るたびにドキドキワクワクするのは、東海道本線を18切符で初めて旅行したときにも強く感じました。
ホームを通過する様子も描かれています。駅名標の行き先欄には「うみ」の文字が…。芸が細かいですね。ホームに立って本を読んでいる女の子がお友達に似ていたのでしょうか。あくびの出そうなレッスンに出てる友達のことを想像すると、一段と愉快な気持ちになってきます。
♪ 五つめの駅で ママの笑顔思いだしたとき
♪ 涙がひとつぶ ひざにおちた
五つめの駅で初めて電車は停車しました。扉が開くと、そこにはママの笑顔が…。友達のことを思い出しているうちに、ママのことも思い出しちゃったようですね。黙って出てきちゃって心配してるかも。そんなことを思うと自然に涙がこぼれてきました。
大井文雄さんのサイトに載っている「青空とタップダンス」の画像はこのときのシーンですね。ママの笑顔が涙でにじんでいます。海に行きたいけど、でもママが… でも海にも行きたい…。そんなことを思っていると、頭の中をお魚の群れがぐるぐる駆け巡っていきました。公式サイトの画像はこのときのシーンになります。アニメーションではもっと沢山のお魚がぐるぐるしています。ここの間奏も好きですね。海の中に意識がトリップしたような気持ちになります。
♪ どこまで行けるかな 晴れた空の下
♪ いつもと反対の海行き電車にゆられて だけど…
空に昇るような線路の上を電車はどんどん進んでいきます。先頭車両からは行く手に海が見えてきます。だけど…。どうやら今回の冒険はここまでのようですね。ChatGPTに解説を頼むと「「だけど」という未完のフレーズで終わっている部分が印象的です。これは、冒険がまだ終わっていないこと、もしくは続けられないことを暗示しており、現実に戻らなければならないことを示唆しているかもしれません」と出力してくれました。なるほど。大井さんのアニメーションでも、女の子の姿が消えてひまわり柄の帽子だけが海のかなたに飛んでいきました。そろそろママのところに帰らなければいけません。ママは怒りながらも娘の成長を喜んでくれるでしょう。次の冒険ではもっと遠くまでいけるといいですね。そして、次回はテレビでも再放送されますように!
『青空とタップダンス』
作詞:川田多摩喜
作曲:桜井鉄太郎
編曲:桜井鉄太郎
うた:榊原郁恵
映像:大井文雄
初回放送:1988年8月〜9月
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2024年7月28日 (日)
2024年5月 3日 (金)
西六郷定期演奏会
今年も西六郷少年少女合唱団の定期演奏会に行ってきました。毎年5月3日に行われて良いお天気に恵まれることが多いのですが、今年もとても良いお天気で素敵な歌声を堪能させてもらいました。第1部では「逃げた小鳥」や「ドレミの歌」といったみんなのうたナンバーが懐かしかったです。「空高く」は空高く舞い上がれ♪から始まるゆったりとした雄大な曲で、2011年出版とあることから震災歌なのかとも思ったのですが、2008年の作品のようですからそういう訳でもないですね。でも、被災された方の力にもなるような素晴らしいうたでした。
第1部後半は日本の合唱曲で「スケッチブックの空を」は一本の鉛筆で空に絵を描くような指揮に合わせて、空にデッサンするように歌声が伸びていくのが印象的でした。後半からは人数が減るのですが、高音がよく伸びて人数の少なさを感じさせません。「こきりこ節」や「竹田の子守唄」ではp(ピアノ)の響きの美しさを堪能させてもらいました。
第2部、世界の名曲と日本の合唱曲は指揮者の小池さんがピアノ伴奏をしながら指揮もされる<弾く振り>でした。普段の練習もピアノを弾きながら指導されてるそうで、指揮者の視線に合わせての歌声に違和感はなかったですね。ただ、時々ピアノから指を離して腕を振るところでは、声がグンと伸びてましたので、指揮者の力はやはり偉大です。
「グリーンスリーブス」や「ふるさとの空は」(ハンガリー舞曲第6番)といったお馴染みの曲を楽しんだあとは、日本の合唱曲でした。ステージの前にドラムセットが準備されて、ちょっとびっくり。「秋祭り」のためかと思ったら違っていました。「鮎の歌」でももちろんありません。
最後に演奏された組曲「フランチェスコ」の第5曲と終曲で、フルートの演奏と共にドラムとシンバルが登場します。ドラムの響きがフランチェスコの歩みを力づけているようでした。
アンコールは「翼をください」と「君をいつまでも忘れない」、そして「ぼくらの町は川っぷち」です。卒団する子は涙でもう声が出ない様子でしたが、その分在団生の声が聞こえてきました。在団生の皆さんには先輩方の歌声を受け継いで、さらに発展させてもらえたらと思います。卒団生の皆さん、本当に長い間お疲れ様でした!
2024年4月10日 (水)
2024年3月31日 (日)
2024年3月17日 (日)
2024年3月15日 (金)
2024年3月 7日 (木)
石清水八幡宮
石清水八幡宮に行ってきました。有名な所ですが参拝するのは初めてです。
京阪電車の石清水八幡宮駅で降りて、ケーブルカーに乗りました。少し遅い時間なのであまり人は乗っていません。しばらく登ると南京都の風景が見えてきました。
ケーブルカーの終点で降りるとお社があるのかとおもいきや、なかなか姿を見せません。左手の道が展望台と書いてあるので右手の道に進んでみます。しばらく山の中を歩くと開けたところがあって、巨大なモニュメントが立っていました。その向こうに社殿らしきものがあるので行ってみると事務所のようです。ぐるり見回しても社殿らしきものも道標も見えません。一緒にケーブルカーで登ってきたマレーシアのご一家も途方に暮れている様子です。
しばしうろうろしたあげく、さっきの巨大モニュメントの左後方に社殿へ向かう石段があるのを発見しました。そちらを登ると参道に合流します。さっきの事務所の前を左に曲がって少し登り、さらに左に曲がるとケーブルカーがなかったころの参道だったようです。ちょっと苦労しましたが、無事に立派なお社に参拝することができました。
ケーブルカーは本来の参拝路からすると裏道になるようですね。またあんな巨大モニュメントがあるとついそっちに行ってしまいますが、それも躓きの石でしょう。危うくあきらめて帰ってしまうところでした。何事にも先達はあってほしいものです。
2024年3月 6日 (水)
2024年3月 4日 (月)
2024年2月20日 (火)
2024年2月 4日 (日)
2024年1月29日 (月)
【再放送曲】『以心伝心しよう』(1993年)
『以心伝心しよう』が再放送されてますね。Wikipediaによると8回目の再放送になるようで、人気曲の一つと言えるでしょう。初回放送が1993年6~7月なので30年と半年が経ったことになりますね。早いものです。
♪ 以心伝心しよう! 心を開いて
♪ あなたは心のアンテナを立てて受け止めて Lovin you
ミファソドシラソーレファミーという、伸びやかなメロディーラインが印象的です。ファラドミのメジャーセブンスコードに乗っているところもおしゃれですね。
「以心伝心」はもともとは仏教用語で、日本国語大辞典 では、「ことばでは表わせない悟りや真理を心から心へと伝えること」とされています。転じて「無言のうちに心が互いに通じ合う」意味で用いられるようになりました。大城さんはさらに「ことばだけでは伝えられない気持ち」、Lovin you(I'm loving you=あなたを愛しています!)をつたえる不思議なテレポートを「以心伝心」と表現されているのですね。
♪ 同じ時間に別々の場所 違うことをしてても
♪ 私の笑顔思い出せれば それだけでいい
ここの部分が大城流以心伝心の極意でしょう。お互いの笑顔を思い浮かべるだけで、時間も空間も飛び越えて心がつながりあえる。古川さんも、この歌詞をいろんな形でアニメーションにされています。左右二枚の別々の紙に描かれたキャラクターが、でも一つの世界でつながっていますね。素朴な線画のスケッチも日常の何気ない一こまを切り取った表現にぴったりです。
左右でリモコンを操作しながら、右で蹴ったサッカーボールが左で野球のボールになってナイスバッティング!なんてシーンもあります。1993年はJリーグ発足の年で、「みんなのうた」でもサッカーを扱った曲が何曲か登場しますが、その先駆けと言えるかもしれません。パソコンの絵もあって、30年前にパソコンがあったんだとか、妙な感慨もありますね。
携帯電話は絵の中には登場しませんが、『以心伝心しよう』は携帯電話のCMソングとしても使われています。Wikipediaには「1994年に、この楽曲は関西/中国/九州セルラーのテレビCMソングにも起用」とありますし、YouTubeには「北陸セルラー電話株式会社(1993) 福井放送」とキャプションのついた動画があがっています。〇〇セルラーは今のauの前身となる会社たちですが、93年はまだ端末がレンタルだった時代で、携帯電話の世帯普及率も3.2%(https://honkawa2.sakura.ne.jp/6350.html)。94年からは端末を買うことができるようになりましたが、新しく登場した見えない不思議なテレポートを実現するテクノロジーのCMにまさにぴったりの楽曲でした。
とはいえ、「みんなのうた」の作品がほぼリアルタイムで民放のCMに使用されるのはやはり異例です。これはもともとこの作品がFM宮崎のセイフティドライバー・キャンペーンのために製作された楽曲(Wikipediaより)で、NHKが企画したものではなかったためでしょう。もともとは愛する人の「無事を祈る」気持ちを伝える作品だったようですね。それがFM宮崎でリクエスト1位の人気となり、「みんなのうた」でも採用されることになったそうです。
「みんなのうた」バージョンはショートバージョンで、本来の楽曲の1番とコーダに当たる部分が省略されてます。フルバージョンも今はいくつか動画がアップされていて聞くことができます。1番は妻が晩ごはんの支度をしながら夫の帰りを待つシーンで「無事を祈る」気持ちがより伝わってくる内容ですね。
♪ 夕焼けの空 今日もいい日だったねと
♪ 風と雲がささやいてる
放送では省略されているコーダの部分です。それまでのハ長調がハ短調に転調して、しみじみと今日を振り返っています。この部分もいいですね。綺麗な夕焼けを見ると、つい口ずさんでしまいます。
♪ 以心伝心しよう! 心を静めて
♪ わたしは心のダイアルあわせて伝えよう Lovin you
再びハ長調に戻って大城さんのメッセージが繰り返されます。作詞・作曲・うたを担当された大城光恵さんは、2023年2月にご病気で他界されました。この作品をつくられてちょうど30年、まだ57歳というお若さで、ニュースを見てショックだったのを覚えています。今回の再放送は追悼の意味もあるのでしょう。心のアンテナをしっかりたてて、メッセージを受け取りたいと思います。素敵な楽曲をありがとうございました!
『以心伝心しよう』
作詞:大城光恵
作曲:大城光恵
うた:大城光恵
編曲:磯谷健
映像アニメ:古川タク
初回放送:1993年06月〜07月
2024年1月26日 (金)
Python動く
このところ、ずっとPythonというプログラム言語を動かそうと格闘してました。ChatGPT4がPythonのプログラムを書いてくれるので、これが使えるといいなと思って試していたのですが、インターフェイスがわからない、わからない。Rと同じですぐ動くだろうと思って同じようにインストールしれ「Python」というファイルをクリックしたのが間違いのもとなのですね。「IDLE Shell」という得体の知れないファイルの方を開かないといけないのでした。これが分かるまでPythonの入門書を3冊ぐらい買ってしまいました。
まあ、一つ動けば二つ、三つと動かせるようになると思うのでボチボチ進めていきましょう。「みんなのうた」の歌詞の分析などもそのうちできるようになるかもしれません。
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