ネットを使わない台湾の携帯
>2002年にすでに普及率が100%を超えた台湾の携帯電話市場だが、モバイルインターネットに関しては、他の先進諸国に比べて普及が進んでいない。
>台湾でデータ通信が売上高に占める割合は3%、SMS(ショートメッセージサービス)を除くと1%程度に過ぎない。ちなみに日本のNTTドコモの場合は26%となっている。 NIKKEI NET BizPlus.
ということで、台湾ではiモードのような携帯電話によるインターネットサービスがほとんど利用されていないようです。理由として
>台湾では約80%が自家用車やバイクで通勤しており、しかも平均通勤時間は30分弱である。日本のように電車の中などで手持ち無沙汰から携帯電話を手にするといったケースは少ない。
>日本のように、SMSが異なるキャリア間で利用できない場合は、異なるキャリアとのメール送受信を可能にした携帯e-mailが登場し、ユーザーにモバイルインターネットが浸透したが、台湾ではSMSが異なるキャリア間でも利用できるためそのようなニーズは発生しなかった。
ということがあげられています。台湾の平均通勤時間が30分というのは初めて聞きましたが、うらやましい話ですね。ショートメールが会社が違っていても使えるというのもありがたい話ですが、そのため携帯インターネットが普及しなかったというのはやや皮肉かもしれません。
まあ、考えてみたら天気予報や着メロのダウンロードぐらいしか携帯のネットも使ってませんので、なければないで問題ないような気もしますね。
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