固定と携帯電話の融合-Linuxの戦略
>携帯電話のOSとしてのLinux採用が進んでいるが、欧州系ハード/ソフトメーカーを中心とした携帯電話業界11社の業界団体「Linux Phone Standards (LiPS) Forum」は、FMC(Fixed-Mobile Convergence)といわれる固定電話と携帯電話の融合分野でのLinuxベースのサービスおよびAPIの標準策定に取り組む。
>携帯電話では高機能化の傾向にあり、スマートフォンOSの覇権を巡って攻防が激しくなっている。現在、採用ベンダー数が最多でシェアが高いのは、フィンランドNokiaなどが共同出資している英Symbianで、米MicrosoftもOSを提供している。Linuxは日本のNECのほか、英Symbianの株式を売却した米MotorolaもLinux搭載端末ラインナップを増やしている。PalmSourceも中国のChina MobileSoft買収によりLinux戦略を進めている。
( 固定と携帯電話の融合--FMCにおけるLinux採用を促進する業界団体が発足 (MYCOM PC WEB).)
外では携帯電話、建物の中では固定電話として使える(=固定料金でつかえる)携帯電話の開発が進められていますが、Linux陣営は携帯固定融合電話(FMC)のOSをLinuxで抑えて、現在主流のSymbianに取って代わるという戦略を進めつつあるようです。日本はもともとLinuxが優勢ですから、Linuxの普及が進むと他国のソフトとの互換性は高まるだろうと期待できます。
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