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2005年11月27日 (日)

~新規参入事業者の動きと既存事業者の対抗策~

>2006年以降に向け、携帯電話市場への新規参入の動きが活発になってきました。またそれを迎え撃つ既存携帯電話事業者の対抗策はどのようなものでしょうか。さらには、政府IT新戦略も打ち出される中、今後のわが国の携帯電話産業はどのようになっていくのでしょうか。グローバル戦略はどこまで視野に入っているのでしょうか。一緒に思案してみましょう。 セミナー申し込み:Enterprise:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト).

というセミナーが明日開かれるようです。いきなり明日なのでいけませんが目次だけ紹介しましょう。

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1.わが国の携帯電話市場の現状と課題
 (1)成長性が鈍化しつつある携帯電話市場
 (2)SMP(Significant Market Power)と既存携帯電話会社
 (3)ユニバーサルサービス基金の対象と携帯電話
 (4)どこに活路を見出せるのか?
 (5)NTTの再再編問題
 (6)LTE(Long Term Evolution:3.9Gや4G)とWiMAXなどの技術トレンド

2.携帯電話市場への新規参入が迫ってきた
 (1)携帯電話への新規参入を目指す企業の取組み概観
 (2)ソフトバンクの新規参入の動きをどう読むか?
 (3)イー・アクセスの新規参入の動きをどう読むか?
 (4)アイピーモバイル等の新規参入の動きをどう読むか?
 (5)その他関係プレイヤー(ウィルコム、ライブドア)の動きをどう読むか?

3.既存携帯電話事業者の対抗策
 (1)NTTドコモの対抗策をどう読むか?
 (2)KDDIの対抗策をどう読むか?
 (3)ボーダフォン社の対抗策をどう読むか?

4.ゲームの戦い方
 (1)海外キャリアやベンダーの取組み
   (米クアルコム-フラリオンや米キネトに見る知財戦略)
 (2)既存事業者の戦略
   (余剰能力、排他的ネットワーク性、学習曲線、特許、参入阻止、寡占維持)
 (3)新規参入者の戦略
   (戦い方を変える、低価格、破壊的技術、柔軟性、水平分業)
 (4)ベンダーとしてキャリアとして国際競争をどう勝ち抜くか?
   (多売型かコンテンツ志向型か)

5.わが国のモバイル産業とグランドデザイン
 (1)総務省の電波開放政策の現状と今後の電波開放政策はいかに?
 (2)これまでの競争戦略と課題
 (3)今後の産業政策と競争環境の整備(参入障壁や移動障壁の低減)
 (4)政府IT新戦略とモバイル産業におけるグランドデザイン

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というわけで、ざっと環境、プレーヤーの状況、戦略に関する項目が並んでいてなかなか面白そうです。今後の携帯業界を考えるには、こういった要素をおさえていく必要があるということでしょう。

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