携帯電話実名登録に不安 :中国
>中国で、携帯電話を契約する際に実名登録を義務付ける制度が年内にも導入される見通しとなり、業界関係者の間では戸惑いの声が上がっている。
>中国では、中国移動(チャイナモバイル)の「全球通」や中国聯通(チャイナユニコム)の「世界風」などは登録時に身分証が必要だが、プリペイド方式の「神州行」や「如意通」は身分証がなくても契約できる。そのため中国の携帯電話加入件数は3.8億件を超えているが、そのうち8割は身分証の記録がない契約だとされている。
>業界専門家の間では、制度自体については「通信市場を浄化し、治安を良くするために必要がある」と賛同しながらも、莫大な業務量から考えても当局のいう2006年6月という線は困難というのが実情のようだ。
>中国メディアが紹介した実名登録制に対するアンケートによると、ユーザーの70.82%が「実名登録制の導入は必要」としている。しかしその効果については、29.93%が「効果はあがらない」と答えている。また、「手続きが面倒」「偽身分証が広く出回っているので実効性は低い」という回答もみられた。 ( 携帯電話実名登録制化の動きに不安の声 2005/12/13(火) 12:28:01 [中国情報局].)
3.8億件のうち8割といえば3億件ですが、これだけが身分証の届出のない契約みたいですね。これだけの件数を実名化しようとすると非常に手間がかかる上、「偽造身分証」が出回っていて犯罪の抑制は難しいのでは、という見通しです。すでに3億件も未記名で出回ってるんじゃ、ちょっと大変でしょう。
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コメント
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「中国/犯罪」に関するクイズを作りました。
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投稿: 素町人@思案橋 | 2005年12月16日 (金) 13時37分