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2005年12月 4日 (日)

海外市場で存在感の薄い日本メーカー

>日本には世界で最も先進的な携帯電話市場とその端末を供給する世界でトップ・クラスのエレクトロ二クス・メーカーが存在する。日本では、世界で初めてという素敵な一連の携帯電話機を確実に見出すことができる。しかし、その電話機を製造している会社が繁栄しているとはとてもいえない、と前掲のBW誌は指摘している。およそ10年前、日本の消費者は我先にと第2世代の携帯電話機にとびついたため、携帯電話機メーカーの売上高営業利益率の平均は10%に近かった。しかし、現在は4%にまで落ちている。一方、海外の競争相手であるノキアやサムスンの昨年における営業利益率は20%だった。  

>日本の携帯電話機メーカーの低い利益率は、結局2つの問題に行き当たる。1つは国内市場の成熟化であり、もう1つは海外市場への進出の欠如である、とBW誌は指摘している。普及率が70%を超えると、新規加入者を見つけるのが困難になる。如何に新機能が素晴らしくても、加入者はなかなかアップグレードに応じない。最新の携帯電話機の原価は500ドル超であり、デジタル・テレビの受信機能が加われば700ドルになる。しかし、日本の顧客が新しい携帯電話機に100ドル以上を支払うことは滅多にない。3G端末の原価は2Gのそれよりも2割高いが、販売価格は変えられないという。  

>一方、日本の携帯電話機メーカーの海外における販売は、奇妙なことにいずれも成功していない。日本メーカーの全世界における販売シェアの合計は16%(ソニー・エリクソンは含まず)で、ノキア単独の33%に遠く及ばない。日本メーカーの海外市場でのシェアは合計で6%でしかなく、モトローラの14%、サムスンの11%に及ばない。(シェアの数値は04年第2四半期) 日本の第2世代の規格はGSMでもCDMAでもない特殊な規格だったため、日本メーカーは自国市場に特化し、海外に進出に消極的だったからだ。 (日本の携帯電話機メーカーは好機を生かせるか.)

日本の携帯メーカーがよい端末を作っている割に海外で振るわないのは「日本の第2世代の規格はGSMでもCDMAでもない特殊な規格だったため、日本メーカーは自国市場に特化し、海外に進出に消極的だったからだ」と分析する記事です。それゆえ第3世代では世界市場をリードできる可能性があるとしていますが、中国でも西欧でも日本メーカーが3Gを売り込んでいるという話はあまり聞きませんね。

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