中国携帯電話事情
加入者数:
約3億8000万件(2005年9月) 中国情報産業部調べ
生産台数:
2億3344万6000台(2004年)
都市部の労働者平均年収:
1万6024元(約23万7000円)中国国家統計局調べ
人気機種の価格(モトローラ「V220」):
1500元(約2万2000円)
キャリアの市場シェア:
チャイナモバイル(約6割強)
チャイナユニコム(約4割弱)新浪科技調べ 中国報告在線調べ
中国携帯電話事情--面倒な漢字変換を助ける便利な機能とは? - CNET Japan.
年収が23万円の国で2万2千円前後の端末が4億近く売れていることが分かります。7万円程度の機種も結構出ているそうで携帯電話が「ステータスシンボル」になっているようです。
>中国だからこそ広く受け入れられる特有の機能もある。その1つが「手書き入力」機能だ。市場調査会社のチャイナサーベイが2005年3月上旬に行ったオンラインアンケート調査では、回答者の約8%が、手書き入力機能付きの携帯電話を利用していると答えている。
読みから変換すると漢字の候補が無数に出てくるので「手書き入力」が携帯の特に初心者には人気があるらしいです。
>中国では、SIM (加入者識別モジュール:Subscriber Identity Module)カードを差し込んで携帯電話を使用するのが主流である。SIMカードとは、携帯電話会社が発行するICカードのことで、ここには契約者の情報や電話番号などが記録されている。利用者は、SIMカードを差し替えることで複数の携帯電話端末を利用できるわけだ。
これは日本では見ないシステムですね。端末を頻繁に交換する人が多いためらしいです。
>中国の移動体通信市場は2社が独占している。市場の1番手が中国移動(チャイナモバイル。6割以上)。そして2番手が中国聯通(チャイナユニコム。4割弱)だ。
>2005年1月にはチャイナモバイルが上海において、携帯電話向けにテレビ番組の配信するサービスを始めた。携帯電話テレビのコンテンツは当初6チャンネルだったが現在ではその数が12チャンネルにまで増え、内容もニュース、金融情報、娯楽、スポーツ、映画など多岐にわたっているという。
携帯電話テレビは日本ではauが6分間ほどの番組を深夜に配信してるようですが、中国の方が進んでいるみたいですね。競争の激しい成長市場であるからでしょうか。
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