オルソン問題の調査
ある集団が目標の達成を目指すときに、他のメンバーのがんばりに「ただ乗り」をする人が発生して、目標の達成が危うくなることがあります。特に集団が大きくなると「誰かがやるだろう」とか「参加しなくてもわからないだろう」とか思う人が増えて協力率が下がることがあります。このような問題を、詳しく研究した研究者にちなんで「オルソン問題」といいます。
人数が増えたときに実際にどの程度参加率が下がるのか下がらないのかを調べるために、学生に右のような質問紙に答えてもらいました。
場面を賃金引上げの交渉の場とし、従業員の6割が交渉に参加すると1万円の賃金引上げが達成できるが、交渉に参加すると5千円の費用がかかるという状況で、交渉に参加するかしないかを選択してもらいました。
ちなみに、交渉成功時には参加者の利益は1万円の賃上げ引く5千円のコストで+5千円、不参加者の利益はコストを負担していないので1万円となります。
また、参加者が6割に満たず、交渉が失敗したときには参加者は5千円の損失、不参加者は損失も利益もなしとなります。
このような場合にどうするか、102名の学生に答えてもらいました。みなさんですとどうされるでしょうか? 調査の結果は明日紹介することにしましょう。
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