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2005年12月18日 (日)

サッカー関心の構造

重回帰分析を繰り返してサッカー関心の構造を調べてみました。本当は共分散構造分析をすればもっとよくわかるのですが、ソフトがありませんので重回帰分析で代用します。サンプルは男性89名、女性70名の大学生で今年の7月に調査をしました。

KOUZOU

左図のように、サッカー関心にもっとも影響が強いのは友人のサッカー関心で、サッカー好きの友人がいると本人もサッカーに関心を持つようになります。ちなみに男女別にサンプルを分けて分析したところ、女性の方が友人(彼氏?)に影響を受ける度合いが高いという結果が得られました。次に、小中学校でのサッカー経験、家族のサッカー関心と続きますが、女性ではこの順が逆でサッカー経験は有意な効果をもちませんでした。女性の場合はサッカーを経験して、というよりも周りの影響で関心を持つようになることが多いようです。

日本代表への関心とサッカー関心の因果関係は両方の可能性がありますが、ベータ係数の効き具合がサッカー関心→代表関心だと図のように0.7強なのに対し、代表関心→サッカー関心ですと0.5ぐらいでしたので、多分サッカーに関心を持つことが先でそのためサッカー日本代表に関心を持つという因果パスが有力なのだろうと思われます。ただし、ワールドカップの予選が始まるとサッカー関心が高まることも知られてますので、逆の因果でワールドカップ予選のニュースをみて日本代表に関心を持ち、サッカー一般にも関心をもつようになる人もある程度いるものとは思われます。愛国心はサッカー関心には効きませんが、代表関心をターゲットにした分析ではかろうじて有意に効いていました。

とりあえず、以上のような分析結果で主に友人からのネットワーク効果によってサッカー関心が維持されていることが明らかとなりました。

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