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2005年12月26日 (月)

キャッシュカード偽造の手口の一旦

>過去に日本で実際に摘発されたキャッシュカードの偽造例ですが、

   ○キャッシュカードを引き出したときの明細(小さな紙)からカード情報を盗む
  ○保養施設を予約して、キャンセルした場合に、キャンセル料金の振込み先として伝えた口座情報から、カードを偽造する

という2例です。 カードの偽造方法はスキミングが一般的ですが、こうしたカード全体の情報をコピーするように写し取らなくても、プラスチック版にコンピューターで手うちの情報を後から後付けするだけで、キャッシュカードは偽造できるようです。

>ただこれだけでは、現金は引き出しできません。暗証番号情報が必要です。前者の場合は、ATMで暗証番号を盗み見て、後者の場合は、保養所を予約した際に保養所側に伝えた電話番号を暗証番号にしていた人が引き出しの被害にあっています。

>現在、アジアやアメリカ・ヨーロッパで発生している偽造キャッシュカードの事例は、ATMのカードの差込口にスキマーをしかけカード情報を盗み取り、同じATMに仕込んだ小型カメラで、暗証番号を打ち込む様子を撮影するというものです。

海外の銀行のカード偽造対策-キャッシュカード偽造の手口の一旦.)

一昨日、ATMの隠しカメラで3000万円に上る被害が出たニュースを紹介しましたが、それは2台のカメラでカード番号と暗証番号を撮影してカードを偽造する手口でした。カード番号が分かるぐらいで偽造ができるのか疑問で調べてみたのですが、上の記事によるとやはり「プラスチック版にコンピューターで手うちの情報を後から後付けするだけで、キャッシュカードは偽造できる」ようですね。キャッシュカードというのも案外にずさんなもののようです。

最近は一日の預金引き出しの限度額を制限したり、自分で上限を設定できたりする銀行もあるようですので、(スキミングによるキャッシュカード偽造問題 )、上限を定めておいて、定期的に異常に減ってないか確認して自衛しないとしょうがないのかもしれませんねえ。

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