ニックネームでみる05年韓国携帯界
>2005年に流行した携帯電話を、ニックネームから見ていこう。 今年は5月に衛星DMB(デジタル放送)、12月に地上波DMB(デジタル放送)が開始され「DMBの年」だった韓国市場だが、それに伴いDMBフォンも花盛りだった。DMBの番組を長時間視聴するという特性上、携帯電話にも画面を横にするというスタイルが多い。
>画面を横にするといえば、Samsung電子の「横本能」シリーズだろう。2005年に第1弾が開始された同シリーズはすでに第3弾まで販売されている。衛星DMB対応携帯としては、LG電子の「LG-SB130」も個性的なニックネームを持っている。「タイムマシーン」携帯と呼ばれるLG-SB130の最大の特徴は、番組の視聴中に電話が来た際その時点から番組の自動録画をしてくれる「タイムマシーン機能」だ。これにより通話後に電話が来た時点にさかのぼって映像を見られるというものだ。
>VK Mobileの「ヒップホップフォン」こと「VK600」は“Shall we hiphop?”をコンセプトとしている。スピーカーを全面に出した音楽を強調したデザインと、楽しくポップなデザイン、そしてそれらを象徴するようなニックネームを採用することで、10~20代の若者を取り込もうとしている。
>今年最も奇抜なデザインの1つともいえる携帯電話は、Pantech&Curitelの「ポップアップスライドフォン」こと「PT-S170」だろう。これは一度スライドした画面をさらに折りたたみ携帯のように開くことができ、さらにその画面を本体と90度に折り曲げることでカムコーダのように撮影できる。一見スライド携帯のようでありながら、ポップアップウインドウのように開いて存在感を示す。画面を強調したニックネームとなっている。
>今年は携帯電話のスリム競争が急速に進んだ年だった。「名刺サイズ超スリムフォン」「8.8ミリフォン」などと呼ばれているVK Mobileの「VK-X100」や、LG電子の「チョコレートフォン」こと「LG-KV5900」など、スリムブームを代表するような携帯電話が数々出たが、やはり元祖であるMotorolaのRAZR(「MS500」)のインパクトが最も強かった。RAZRはそのニックネーム通りシャープで、都会的なイメージで韓国のみならず世界で人気を博すこととなった。 (ITmedia D モバイル:流行を作る、携帯電話のニックネーム.)
韓国の場合、携帯電話向けの衛星デジタル放送が始まってますので、それに対応したくるっと回して横長にできる画面や、一時的に録画できる機能のついた携帯が05年の流行でした。横長の画面は何かしら違和感がありますが、ワンセグが本格化すれば日本でも流行るのでしょうか。
音楽対応の奇抜なデザインはインパクトは強いのですが、実用性という点では不便そうなので台数的には売れないだろうと思います。スリムフォンはその点、実用的ですので今年は日本でも流行る可能性がありますね。
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