「モバイルスイカ」JR東がスタート
>JR東日本は二十八日、携帯電話を改札機にかざすだけで電車に乗れる「モバイルスイカ」サービスを始めた。決済機能付き携帯電話「おサイフケータイ」で、乗車券や定期券の購入、自動販売機や飲食店の支払いができる。
>モバイルスイカは、オンライン上でお金を入金できる。対応する携帯は当面、NTTドコモ九機種、KDDI(au)三機種の計十二機種。 利用した代金はクレジット決済の形で後日、口座から引き落とされる。
>会費は当面、無料。
> 加入者増加シェアでドコモを上回ったKDDIのauに対抗する形で、ドコモはおサイフケータイ普及に力を注いできた。これまでは電子マネー「エディ」を中心に利用促進を図り、全国約二万八千店舗で利用できるようになったものの、なかなか普及が進まないのが実態。そこで、普及の起爆剤として期待していたのが、モバイルスイカだ。スイカは二〇〇一年にサービスを開始。昨年十二月末までに累計約千四百六十五万枚を販売し、電子マネーとして世界でも類をみないほど利用が拡大。これが携帯に置き換われば大ヒットが期待できるからだ。
>一方、auもモバイルスイカの導入に合わせて、対応携帯電話を昨年九月から販売開始し、ドコモを追撃。ボーダフォンも、昨年十一月からおサイフケータイを販売。モバイルスイカのスタートには間に合わなかったが、近く対応させる予定で準備を進める。 FujiSankei Business i. 総合/携帯電話で改札スルリ「モバイルスイカ」JR東がスタート(2006/1/29).
昨日、品川と池袋にいってきましたが、大々的にモバイルスイカの宣伝をやってました。品川では右側にau、左側にドコモの同じ大きさのブースが設置してあってキャンペーンガールが愛想をふりまいてました。とりあえずは両社とJRが共同で「モバイルスイカ」のパイを増やす作戦のようです。知名度と利用者の絶対量が増えないと始まりませんからね。
おさいふ携帯については、ドコモの整備したインフラにauが寄生する戦略をとっています。ドコモとしてはauを締め出したいところでしょうが、ドコモと共同してインフラ整備したJRやコンビニなどはauにもボーダフォンにもどんどん使ってほしいという事情があるので、ドコモがauを振り切るのは難しいような気がします。夏樹さんはどうやって差別化を図って、インフラ整備の投資を回収するつもりなのでしょうね?
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