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2006年1月 6日 (金)

営業収益の比較

ドコモとauの営業収益を比較してみました。営業収益から営業費用を引くと営業利益になりますが、営業収益の方が社外からお金を引っ張ってくる力を見る上では都合がよいので、まずはこちらで比較してみました。

syuueki 単位は億円ですので、ドコモが5兆円程度、auが2兆円程度の営業収益で、ドコモが2.5倍程度の規模であることが分かります。

トレンドとしては、ドコモが頭打ちであるのに対し、auは2004年から増加傾向にあります。もしこのペースで伸びを持続させるならば7年後に5兆円に到達し、ドコモの頭打ちが続くならばドコモに追いつくことになります。

sum 一方、両社の営業収益の合計は2004年までは増加していますが、2005年には頭打ちとなり、携帯業界がゼロサムゲーム(限られたパイの奪い合い)の状態に入りつつあることが伺われます。

この中でドコモは2006年3月の業績予想として4兆7840億円、auは2兆2450億円の営業収益を見込んでいます。合計は7兆円に乗る見込みですが、合計伸び率の低下は継続し、ドコモとauの差は2002年の3倍から2.1倍に縮まる見込みとなっています。これが、2006年初頭のマクロな状況ということができるでしょう。

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