ブラジル製携帯電話快進撃
>ブラジルの携帯電話機輸出が大豆や肉を横目に睨むほどの快進撃ぶりである。 電気電子工業協会によれば、今年の輸出額は24億ドルになろうとみられ、昨年比222%増、大豆が80億ドル、鶏豚を含めた肉の輸出が84億ドルの予想である。
>携帯電話も来年はレアル高で今年のような爆発的な伸びは期待できず、同協会では業界全体が今年43%増となったのに対し、来年は僅か3%の伸びを見込んでいる。 電気電子工業界の売上高は今年940億レアル、昨年比15%増でGDPの4・8%を占め、輸出は76億ドル。
>携帯電話ではモトローラが昨年比輸出を143%伸ばし、11月までで9億6300万ドル、あと1か月を残すが40%のシェア。 ノキアは11月までで9億2千万ドル推定である。昨年に国内市場が伸びて輸出がその分減少したという。 ( Sao Paulo - Shimbun.)
携帯電話がブラジルの主要な輸出産品になりつつあるようです。といっても、モトローラとノキアの売り上げが大半を占めていますから、両社の生産拠点のひとつがブラジルに置かれているというのが実態のようで、ブラジル国内の企業の生産が伸びているわけではなさそうです。
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