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2006年2月17日 (金)

温暖化、土壌細菌が加速…気温上昇さらに1・5度

>地球温暖化が進むと、土壌細菌による枯れ葉の分解などが活発になり、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度がこれまでの推定以上に高くなる可能性が大きいことがわかった。 その結果、2100年時点での気温は、これまでの予測よりも最大で1・5度高くなると見込まれる。  

>日米英など7か国の研究チームが成果をまとめて近く米国の専門誌に発表、来年の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第4次報告にも盛り込まれる見込みだ。  

>今回、生物活動の影響を国際的に初めて検証した。 その結果、光合成による大気中のCO2の吸収よりも、土壌中に堆積(たいせき)している枯れ葉や動物の死体などの有機物が土壌細菌によって分解されて大気中に出るCO2のほうが多いことがわかった。 研究チームの試算では、従来予測よりも2100年時点で0・1~1・5度高い気温上昇が見込まれるという。 温暖化、土壌細菌が加速…気温上昇さらに1・5度 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

温暖化の影響の中には温暖化を加速するポジティブフィードバックと、温暖化を減速するネガティブフィードバックがあります。気温上昇によって、森林の生育がよくなってCO2の吸収量が増えたり、空気中の水蒸気が増えて雲が増えて涼しくなるのがネガティブフィードバック、水蒸気自体が赤外線を吸収して気温があがったり、永久凍土が解けて土壌中のCO2やメタンガスが放出されるのがポジティブフィードバックの例になります。ポジティブ、ネガティブ両方のフィードバックがかかるのが、温暖化予測の難しいところで1度~5度なんて予測に幅がある原因になっています。

この記事のニュースは、森林吸収の増加によるネガティブフィードバックより、土壌中の分解作用促進によるポジティブフィードバックの方が効果が大きいらしいことを示しています。ありそうな話ですが、定量的に見積もられているのが前進といえるでしょう。マックスで1・5度の規模のようですが0・1~1・5度と予測にはかなりの幅があります。記事の見出しに「1・5度」とだけのっけるのはあんまり感心はしませんね。

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