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2006年2月13日 (月)

携帯電話の電子マネー化、米国でも導入へ

>モトローラは、店のレジにあるスキャナに携帯電話のチップを読み取らせるだけで代金の支払いができるようにするシステムを、米国内に導入する計画だ。この機能は、アジアではすでに普及しており、スーパーや映画館で使えるだけでなく、東京では自動改札機に携帯電話をかざすだけで切符を買わなくても電車に乗れる。  

>米国の携帯電話会社は、ネットワークのアップグレードを進めており、音声通話以上の通信を処理できる設備を増やしつつある。アジアや欧州では早くから行われているが、モトローラは、米国市場でこのサービスを大規模に導入する初の企業となる。  

>しかし、「Mウォレット」と呼ばれるこのサービスを実用化するまでに、モトローラはいくつかの重要な課題を解決しなければならない。まずは、携帯電話会社と契約すること だ。同社によると、複数の電話会社と「かなり進んだ協議」をしており、アジアやラテンアメリカの会社とも商談を進めているという。  

>次の課題としては、小売店に賛同を呼びかける必要がある。場合によっては、レジのスキャナを刷新する必要も生じるだろう。  セキュリティ面も課題となるが、モトローラによると、銀行口座やクレジットカード情報の扱いに際しては4重の保護をかけ、ユーザーが一定時間にわたってシステムを使わなかった場合は自動終了するなどの機能も搭載するという。   U.S. FrontLine.

モトローラーが「おさいふ携帯」のプランを進めつつあるようですが、小売店のインフラなどの整備、セキュリティなどは「これからの課題」となっています。日本ではドコモが2004年頃から熱心に進めて来てようやく普及期に入っていますから、アメリカでもあと2年くらいかかるかもしれません。

ドコモは自力で進めてきたインフラ整備にauに「ただ乗り」されて、日本ではあまり得になってないように思いますが、モトローラーにノウハウの売込みとかができれば、そこで取り返すことができるのかもしれません。はたしてうまくいくのでしょうか。

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