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2006年2月15日 (水)

サムスン、平均販売価格首位

>世界携帯電話業界で三星(サムスン)電子製品の平均販売価格が最も高いことが分かった。 米市場調査会社ストラテジーアナリティクス(SA)によると、昨年、三星電子の携帯電話平均販売価格は179ドルとなり、ソニー・エリクソン(171ドル)を抑えて世界トップを守った。

>しかし販売価格自体は03年239ドル、04年213ドルと、毎年落ちている。 三星、ソニー・エリクソンに続いてLG電子(160ドル)、モトローラ(147ドル)、ノキア(124ドル)の順となった。

リンク: Japanese JoongAngIlbo.

平均販売価格が首位ということは、高価格帯の機種がよく売れているということですのでサムソンのブランド戦略が成功しているということになりますね。ただ、販売価格自体は一昨年より一気に34ドル(16%)も落ちてますので、過当競争による価格低下の影響は大きそうです。

一番安いのはノキアでサムソンより55ドルも安いですがいわゆる薄利多売ではなく、営業利益率は15.8%でサムソンの12.1%よりだいぶ高くなっています。営業費用が低くても売れるのがノキアの強みでしょうか。逆にサムソンが販促に費用をかけているということもできそうですが、モトローラーよりも営業利益率はいいようなので、そんなに無理やり売り込んでいるわけでもないようです。

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