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2006年3月12日 (日)

「携帯電話の利用と機種変更」に関する調査結果

>インターワイヤード株式会社は、ネットリサーチサービス『DIMSDRIVE』にて「携帯電話」に関する調査を実施、その結果を発表した。調査は2006年2月8日(水)~2月13日(月)に実施。DIMSDRIVE保有モニター5,736名から回答を得た。

>“所有する携帯電話・PHSのキャリア”を尋ねたところ、
   「ドコモ(携帯電話)」 40.3%、
   「au」          23.8%、
   「ボーダフォン」    19.5%
   「携帯電話・PHSは持っていない」 7.9%
であった。

>10代以下の女性を除く全ての年代で「ドコモ(携帯電話)」と回答した人が最も多かった。 10代以下の女性は「ドコモ(携帯電話)」が25.4%と少なかったのに対し、「au」は34.9%。「au」の全年代の中で最も高かった。

>携帯電話・PHS所有者(N=5281)に“現在所有の電話の購入時期”を尋ねたところ、
    「2年以上前」    23.3%
    「1年半~2年前」  14.6%
    「1年~1年半前」  16.1%
    「半年~1年前」   19.2%、
    「半年以内」     26.5%
であった。

>“機種変更をするきっかけ”については、
    「調子が悪くなった・壊れてしまった」48.4%、
    「汚れたり、古くなってしまった」   38.4%、
    「店頭で実際に商品を見て」     30.0%
であった。

> “通常の通話・メール以外で、よく使う機能”を尋ねたところ、
    「カメラ」        51.9%、
    「インターネット」   47.7%
    「アプリ(ゲームなど)」22.2%、
    「ムービー」      10.8%
であった。

>インターネットと回答した人(N=2519)の、“よく利用しているコンテンツ”については、
    「交通案内」      46.3%
    「天気情報」      42.2%
    「音楽のダウンロード」34.6%

>携帯電話・PHS所有者(N=5281)に、「次に買い換えるとしたら、新しくどんな機能がほしいか」を自由回答形式で尋ねたところ、
   1位 「テレビ機能(486票)」              (9.2%)
   2位 「おサイフケータイ(450票)」          (8.5%)
   3位 「ミュージックプレイヤー機能(235票)」    (4.4%)
   4位 「GPS機能(201票)」               (3.8%)
   5位「基本的な機能だけのシンプルなもの(191票)」(3.6%)
となった。

インターワイヤード株式会社 : ネットリサーチのDIMSDRIVE、「携帯電話の利用と機種変更」に関する調査結果を発表 : ニュースリリースポータル News2u.net.

こういう調査が時々行われて結果が公開されています。おおむね類似の調査と同じ傾向を示していますが、この調査では若干ボーダフォンが多めに出ているようです。携帯所持率は92.1%でネット調査のために実際の普及率よりこれも高めになっています。

機種変の理由は、調子が悪くなったり壊れたり、が最も多いですがその割りに1年以内に機種変をしている人が多いですね。たまたま過去1年以内に皆さんシンクロして調子が悪くなったのか、あるいは端末の寿命が1年程度なのか・・・。あるいは「調子が悪くなった」と自分で言い訳をして新しい機種を買っているのか。端末の寿命が実際どの程度なのか、調べた調査は見かけませんので今年の調査で聞いてみようかと思ったりもしてます。

ネットでは乗り換え案内と天気予報が二大コンテンツで、これだけだと大したパケット料金になりませんが、音楽ダウンロードが加わると一気に使用料金が上がることになります。お金持ちというほどでもない若年層中心のビジネスモデルである点は改善の余地があるでしょう。

今後ほしい機能はテレビとおさいふで宣伝の影響が大きいのでしょうか。音楽プレーヤー機能は全年齢層でみると案外希望者が少ないようです。おさいふ携帯を打ち出したドコモの戦略はそういう点ではあたっているといえるでしょう。

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