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2006年3月27日 (月)

「社会調査」のウソ

『「社会調査」のウソ』という本を読みました。(谷岡一郎 2000 文春新書)

リサーチ・リテラシー(よい調査、悪い調査を見抜く技術)の本ですが、いわゆる社会調査の話は半分ほどであと半分はメディア・リテラシーの話といって良いでしょう。

リサーチ・リテラシーの部分では、誘導質問、キャリーオーバー効果、選択肢による誘導効果、サンプリングバイアスに無頓着な調査、サンプルが少な過ぎる調査といった例が紹介されていました。誘導質問を用いた調査やサンプルが少なかったり、偏っていたりする調査の結果はそのようなものとしてあつかわなければなりません。

それから結果の解釈について、相関と因果を区別すべきこと、その辺を区別していないマスコミ報道があることが指摘されていました。肥満の度合いとダイエット食品の摂取量に相関があることから、ダイエット食品を摂ると太ると論じたり、畳数の多い家に住むと子供が増えると論じたりする報道があったようです。

まあ、この辺はメディア・リテラシーの話でもありますが、割と初歩的な間違いを犯すメディアがおおいようです。アイキャッチになるネタで明らかなウソでなければ使うメディアは多そうですからそんなものといえばそんなものという気はしますが。

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