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2006年3月 5日 (日)

世界の携帯市場二極分化、上位メーカーの独占進む

>調査会社の米Gartner社の最新の調査報告によれば、2005年の携帯電話市場は出荷数ベースで前年比21%アップし、トータルで8億1660万台に達した。市場は引き続き成長を続ける一方で、上位メーカーがシェアをさらに拡大するなど、市場を圧倒している様子が読み取れる。

>途上国の利用者増が世界の携帯電話市場をけん引 2005年第4四半期(10-12月期)の出荷台数はトータルで2億3500万台で、前年同期比で約20%上昇している。Gartnerの報告によれば、この出荷台数は同社が2001年に四半期ベースの集計を開始して以来の記録を更新したという。

>Carolina Milanesi氏は「この販売記録は、途上国などの新興系市場で続く成長に起因するものだ。同市場では携帯端末の価格や利用料金の下落が起こっており、それが結果として予想以上の市場の伸びに結びついた。一方で西欧や北米などの市場では、ユーザーはファッショナブル性の高い端末に目を向けている」と、市場の二極化と世界規模での成長の要因について分析する。

>もう1つのトレンドは、大手メーカーによる市場シェアの大幅拡大だ。2005年全体でみると、シェア上位6社(Nokia、Motorola、Samsung、LG、Sony Ericsson、Siemens/BenQMobile)の合計だけで市場の79.4%を占めていることになる。2005年第1四半期に78%だった6社の合計シェアは第4四半期には84%まで進行しており、短期間で大きな伸びをみせている

>2005年世界携帯電話市場のメーカー別出荷台数

メーカー台数シェア
Nokia
2億6561万4800台
32.5%
Motorola
1億4492万400台
17.7%
Samsung
1億375万3600台
12.7%
LG
5492万4600台
6.7%
Sony Ericsson
5177万3800台
6.3%
Siemens
2859万600台
3.5%
その他
1億6698万5100台
20.6%
合計
8億1656万2900台
100.0%
 
05年の世界の携帯電話市場は21%の成長、上位メーカーの独占状態が進む

日本ではすっかり携帯市場は頭打ちですが、世界的には今が成長のピークのようです。途上国で端末価格と使用料金の低下が起こったことと、欧米で上位機種への買い替え需要が生じていることが主要因で、そのまま低価格市場と高価格市場の二極化に結びついています。で、両方の市場で2正面作戦を展開できる上位メーカーがシェアを伸ばし、それに対応できない日本メーカーを含む下位メーカーが脱落しつつあるというのが基本構図ですね。

その中でも、上位2社のノキアとモトローラーはやはり強くて、ノキアは2004年に一度シェアを落としているのですが、6680とかスタイリッシュな8800、3GのN70を出して低価格市場、高価格市場の両面で巻き返し、2位にダブルスコア、トリプルスコアをつけています。モトローラーは薄型携帯電話RAZRでサムソンから2位の座を奪回して差を広げつつあるという状況ですね。サムソンは韓国の国内向けに先端機種を次々出してますが、世界的にはノキア、モトローラーの遅れをとったようです。ただ、サムソンもLGも両面作戦を展開する能力は持ってますので、まだ巻き返してくると思われます。日本のメーカーは、そういう点では勝負になりそうにないので国内市場を守るのが精一杯かもしれません。

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