2008年にはインド携帯電話市場が世界第2位に成長
>米Datacomm Researchが、インドの無線市場に関する調査結果を5月8日に発表した。それによると、インドの携帯電話加入者数は2008年までに世界第2位に拡大する見通しだという。
>「インドにおける携帯電話の新規加入者数は1カ月あたり500万人となり、過去1年で3倍以上増加した。加入者総数は2006年4月に日本を超えた。その数は向こう数週間で1億人を突破し、いずれ米国とロシアをも追い抜くだろう」と、調査を担当した米Chetan Sharma Consultingの社長、Chetan Sharma氏は述べる。
>主な調査結果は以下のとおり。
・インドの無線市場が急成長している主因は、政府による市場競争の奨励。
・インドは今後、無線インフラに数十億円が投じられる見通しで、450MHzおよび800MHz帯を活用したサービスに大きなビジネス・チャンスがある。
・インドの消費者は1台40ドルほどの低価格機種を好む傾向がある。しかし今後は、多くの消費者が音楽やゲームのダウンロード機能などにより多くの代価を惜しまず払うようになる。
・インドでは大半の消費者が支払う通話料金は月額10ドルに満たない。手頃な料金のテキスト、音楽、動画の配信サービスによって利益を上げられるチャンスがある。
2008年にはインド携帯電話市場が世界第2位に成長!? / デジタルARENA.
1カ月あたり500万人ということは1年間で6000万人が新規に加入する計算になりますね。いずれ、中国とインドが1位2位を占めることになるのでしょう。
今のところ40ドルほどといいますから、日本から見ればとても低価格、インドの人にはおそらくかなりの高価格の端末が主流のようですが、今後はもう少し高い価格帯にシフトする見通しのようです。それでも、世界平均より低いでしょうから世界の平均価格を引き下げる要因になるでしょう。日本のメーカーとかはやっぱり全然進出する予定はないんでしょうかねえ。
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