ドコモ、3G携帯電話4機種を一挙発売
>NTTドコモは9日、第3世代携帯電話「FOMA」の秋冬モデル4機種を14日から順次発売すると発表した。同社は秋冬商戦向けで発売済みの製品が「903iシリーズ」の2機種しかなく出遅れていたが、これで年内発売予定の8―10機種のうち6機種が出そろうことになる。
>発売するのは
「D903i」(14日発売、三菱電機製)
「F903i」(同、富士通製)
「N903i」(同、NEC製)
「SIMPURE(シンピュア) L1」(17日発売、韓国LG電子製)
の4機種。「903iシリーズ」の3機種は、機種変更をするときに非接触ICカード「フェリカ」内に蓄積してきたデータをそのまま移すサービス「iCお引越しサービス」を利用できる。
>「D903i」と「F903i」は、定額料金で150万曲が聞き放題になる音楽配信サービス「ナップスター」に対応した。
>「D903i」は「903iシリーズ」で最も薄い18.2ミリ。FMラジオを聴ける機能や声で持ち主を認証する機能を備えた。
>「F903i」は左に画面を倒すとメール作成画面、右に画面を倒すとミュージックプレーヤーの画面というように、あらかじめ設定しておいた画面がすぐ起動する。
>「N903i」では液晶画面を「VGA+」(480ドット×690ドット)に高精細化した。パソコン向けサイトを表示する際などに、従来の4倍のの情報を一度に表示できるようになる。
>「シンピュア」は小型でシンプルな機能を特徴とするシリーズで「L1」は端末の厚みを18ミリに抑えた。サブディスプレーを銀色で縁取るなどし、高級感を演出したという。国際ローミングサービスにも対応する。
>価格はいずれもオープンだが、店頭では「903iシリーズ」が3万円台前半、「シンピュア L1」が1万円前後を見込む。番号ポータビリティー商戦の序盤で優勢なKDDI(au)は既に9機種を発売済み。
>NTTドコモは今年度中にすでに発表済みの14機種を含めた20機種を投入する方針を明らかにしており、このあと年内に「SO903i」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)を発売するほか、夏に発表した端末も含めて3機種の発売準備を進めている。
ドコモ、第3世代携帯電話4機種を一挙発売?モバイル-最新ニュース:IT-PLUS.
というわけでドコモの新機種ですが、903iを3機種とシンピュアというシンプルタイプの1機種をこの秋冬にかけて投入する模様です。
このうち「D903i」と「F903i」は音楽に力を入れた機種で、auの得意分野で勝負する構えですが、2機種だけでどこまでauに迫れるかはよく分かりません。
「N903i」は画面が綺麗なのが売りのようで、「シンピュア L1」は「安い」というのがコンセプトのようですね。ワンセグはD,P,SHを準備しているようですが、こちらはまだ発売の日程は決まっていないようです。
ざっとみた感じ、auに反転攻勢をかけるには手薄なような気はしますね。ドコモが力を入れてきた「フェリカ」があんまり役に立ってなさそうなのも苦戦の原因になっていると思われます。
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