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2006年11月29日 (水)

携帯電話ゲームの決め手は高画質とマルチプレーヤと「試用できること」:

フィンランドのNokiaが現地時間11月27日,携帯電話ゲームに関する調査結果を発表した。それによると携帯電話ゲーム・ユーザーは,高画質でマルチプレーヤ型などを好むことが分かった。  

>携帯電話でゲームをする頻度は,週に1回以上が80%を占め,さらに34%が「毎日」と答えている。1回の接続でゲームに費やす時間は平均で28分だった。インド,米国,タイはこの平均を上回っており,それぞれ39分,31分,29分だった。  

>携帯電話でゲームをする場所は,家と外出時がほとんど変わらず,家でする人が62%だったのに対して,外出時にすると答えた人は61%だった。56%の人は,「ひまつぶし」にゲームを行う。  

>携帯電話ゲーム購入の決め手は,
     質が高いこと(83%),
     再プレイが可能であること(79%),
     ジャンルが自分の好みに合っていること(78%)
となっている。また携帯電話ゲームに求める要素としては,
     高画質であること(84%),
     電話やメールをしながらゲームがダウンロードできること(78%)
となった。  

>また購入前に試用できることも重要だ。トライアル・サービスがあれば,週に2~3種類試すという回答者は43%にのぼる。1種類だけ試してみるという回答者は21%だった。  携帯電話ゲームでもマルチプレーヤ型が人気だ。45%は月に1回以上マルチプレーヤ型のゲームをする。インドでは56%が「週に1回」,25%が「毎日」マルチプレーヤ型ゲームをするという。複数人数でゲームを戦うだけでなく,共有を望む意見も多い。62%が「ゲームのデモ版を友人と共有したい」,79%が「友人からゲームを紹介されれば試してみたい」と述べた。

リンク: 携帯電話ゲームの決め手は高画質とマルチプレーヤ,そして「試用できること」:ITpro.

世界各国の携帯電話ゲーム事情についての調査です。「高画質でマルチプレーヤ型」が好まれるという結果ですが、高画質はいいとして、マルチプレーヤーが好まれるというのは、携帯ユーザー同士で同じゲームをしたいという需要が高いことを示しているようです。

従来欧米の携帯電話はビジネスフォンとしての使用がメインで、パーソナルコミュニケーションのツールとしての使用は二次的だといわれることがありましたが、こういう調査結果をみると、携帯電話の使われ方がシフトしてきているのかな、という印象を受けます。

もっとも、ノキアの調査は調査対象の年齢層とかも明記してないので、ひょっとするとゲームユーザーの多い若年層(ビジネスユーザーの少ない層)に限っていえる傾向なのかもしれませんが。

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