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2007年1月25日 (木)

オホーツク海で温暖化 50年間で0・6度

>オホーツク海から太平洋北部の水深二○○メートルから一○○○メートルの「中層水」と呼ばれる海水の温度が過去五十年間で平均○・六度上昇し、“海の温暖化”が急速に進んでいることが、北大低温科学研究所の調査で明らかになった。中層水に含まれる酸素量の減少も観測され、資源の豊富な北の海への影響が懸念される。  

>オホーツク海では海面に近い海水は、海氷の影響で塩分が濃く水温が低くなり比重も重くなるため、沈み込んで中層水となり、海水の循環が生まれる。  

>同研究所の研究チームは、一九五五年から二○○四年の北太平洋とオホーツク海、六万三千カ所の中層水の水温と酸素量のデータを解析した。 その結果、水温が最も上昇していたオホーツク海西部で○・七度、オホーツク海全体で平均○・六度の水温上昇がみられた。

>さらにオホーツク海の中層水が流入する親潮に沿って、太平洋北西部にも帯状に水温上昇の大きい海域が広がっていた。地球温暖化の影響で、オホーツク海の海氷の生成量は減少が観測されている。研究チームは、海氷が減ったために、水温の低い中層水の生成量も減り、結果としてオホーツク海から北太平洋にかけて水温を上げのでは、と推論する。  

>オホーツク海では、海面近くの海水が中層に潜りこむ縦方向の循環により、アムール川から流れ出る栄養分などが海中に取り込まれ、豊かな海を形成している。中層水を作る海水の量が減れば、海水の動きが弱まり、栄養分が行き渡らなくなることが予想される。  

北海道新聞 環境・自然・科学.

オホーツク海で冷えて沈み込んだ栄養分を多く含んだ海水が「親潮」の実態ですが、温暖化の進展のため海氷が減り、海水の沈み込みが減り、ひいては親潮が親潮ではなくなる事態が進展しつつあるようです。

やっぱり、気候変動がおきるとあちこちに影響が出てくるんですよねえ。困ったものです。

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