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2007年4月16日 (月)

家庭環境と性格特性の関係は?

家庭環境と性格特性の関係は?
家庭環境と性格特性の関係は?
年度初めアンケートの結果から、子供の頃の家庭環境と現在の性格特性やメディア接触、環境行動との関連を分析してみましょう。サンプル数は393人です。

家庭環境としては「子供の頃、よく図鑑などを買ってもらった」
「子供の頃、よく動物園や植物園に連れて行ってもらった」
「家庭でのしつけは厳しい方だった」
の3つを使います。

「図鑑」と「動物園」は相関が0.48あるので、まとめて「文化資本」としました。「文化資本」と「しつけ」の相関は0.19で有意です。

「文化資本」と「しつけ」のそれぞれについて、有意な相関のある変数を拾っていくと写真のようになります。

まず「文化資本」の方は、「学校が楽しかった」「共感」「環境行動」「社会への関心」「個人的関心」と正の相関を持ち、「ただ乗り」と「テレビ視聴時間」と負の相関がありました。

子供の頃、図鑑を買ってもらったり動植物園に連れて行ってもらったりした人は、中学・高校を楽しいと感じ、他者への共感が高く、環境に配慮した行動をする傾向があることがわかります。
また、世の中に対する関心が豊富である一方、うちでテレビを見て過ごす時間が短く、他人の努力にただ乗りする傾向が少なくなっています。

「しつけ」の方は有意な相関のある変数が少なく、「環境行動」と「小遣い」が正の相関、「ただ乗り」と「テレビ」が負の相関となっています。

しつけが厳しかったと思っている人の方が、環境に配慮する行動をとる一方、テレビを見る時間は短く、他人にただ乗りしない傾向があることが分かります。
現在の小遣いとの相関は、しつけの厳しい家の方が裕福で、仕送りが多い傾向を示しているのかもしれません。

こうして見ると、しつけの効果は確かにある一方、動植物園に連れて行ってもらったり、図鑑を買ってもらったりといった自然に親しむ家庭環境が、好ましい影響をより多く与えていることが伺えます。

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