中国鉄道大紀行 その6 羊皮筏

週が開けて旅の続きです。西寧の市場で竜の模様の民族衣装を買った関口さん、12:32の東に向かう列車に乗り込みました。目的地は甘粛省の省都、蘭州です。甘粛省はいわゆるシルクロード沿いに敦煌あたりまで細長く伸びているのですが、省都はだいぶ東に寄った位置の蘭州です。
車内を探検にいって、愛ちゃんに似た子供と遊んだり、手編みの刺繍を頂いたりしているうちに、3時間ほどで蘭州に着きました。黄河沿いに開けた人口300万人の大都市です。
この辺りの黄河は水量があって、断流しがちな下流と趣が違います。川岸が公園みたいになっていて、沢山の家族連れが凧揚げをしてました。
その一角に豚の丸焼きを何頭も板に縛りつけたようなものが。思わず近付く関口さん。これがいわゆる「羊皮筏」で、羊の皮に空気を入れて膨らませたものを縛りつけて作った筏で、1800年前、漢の時代から黄河を渡るのに使われていたものだそうです。
ちなみに「羊皮筏」で検索すると、旅行ツアーの案内が日本語、中国語取り混ぜてヒットします。黄河観光の目玉みたいですね。
という訳で、関口さんもライフジャケットを着用して羊皮筏に挑戦です。ガイドさんと二人乗っても余裕で浮かんで、割と安定性もあるようでした。三国志の頃、軍勢を渡すのに使った筏もこんなのだったのでしょうか。
1800年前の乗り物の上空を、黄河横断のロープウェイが通り過ぎていきました。
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