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2007年5月22日 (火)

中国鉄道大紀行 その28 龍の臥せる淵

中国鉄道大紀行 その28 龍の臥せる淵
5月7日は朝7:37に柳州を出発して、再び貴州を目指します。

5月1日から始まった連休も今日で終わり。広州からの列車は旅行から帰る人たちで一杯でした。連休初日と打って変わって、皆さんお疲れです。座席で床でみんな寝てますし、食堂車のテーブルでもほとんどの人が眠り込んでました。本当にお疲れ様です‥

長距離を走る列車では、乗務員も2交替制で寝台車で仮眠しながらの勤務だそうです。この列車も43時間の運行なので、12時間勤務が二回ある勘定でしょうか。乗務員の皆さんも大変ですね。お疲れ様です。シベリア鉄道とかでも2交替制なのでしょうかね。期間が長いと本当にきつそう。。

11:17金城江着。ここで11分停車だそうで、皆さん昼食の買い出しに降りてました。鶏の足の醤油煮とか、いろんなお惣菜を屋台で売ってます。ワニといい鶏といいなぜか足は醤油煮にするようですね。屋台の皆さんも、一日中列車がつく度に商売して、その合間に仕込みして、それもそろでご苦労様です。

貴州省の山間部に入って列車は高度を上げていきます。緑が綺麗な沿線です。15:24麻尾(まお)着。人口2万1千人の田園都市です。

関口さんは、近くの渓流見物に出かけました。遊歩道の脇を10mぐらいの滝が流れ落ちています。
「滝じゃん!」
「久々に澄んだ水を見た!」
と、関口さん、興奮気味です。平野を流れる大きな川は大抵濁ってますから、確かに清流というのは貴重ですね。全身に水しぶきを浴びながら
「これだよ、これ!」
「俺はこれが好きー!!」

水好きの関口さんにして見ると、中国の旅は、そういう点では欲求不満の募る旅なのかもしれません。川に降りて頭からばしゃばしゃ水をかぶって気持ちよさそうです。それを道ゆく人たちが不思議そうに眺めてました。中国の人は水をかぶったりはしないのかしらん。それとも、この地域の人には特に水が珍しくはないのかもしれませんね。

さらに上流に行くと、あおーい水を湛えた深い淵がありました。石灰岩の成分が溶け込んで、青森県十二湖の青池にも似た、不思議な青さです。臥龍譚というそうです。本当に龍が潜んでいそうな神秘的な所です。

「臥龍」というと三国志の世界では、まだ庵にいた頃の諸葛孔明のことを意味します。このへんも昔の蜀の地域にあたりますし、孔明をしのんでつけられた地名かもしれません。

関口さんの目は、龍ならぬアメンボの波紋をずっと追ってました。アメンボが動く度に波紋が広がり、広がるに連れて真円になっていく‥。そんなありさまを飽きずに眺めてました。お疲れモードの連休最終日には、こうした自然との対話もいいものですね。

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