« 凄いな! | トップページ | 中国鉄道大紀行 その32 荊州のファミレス »

2007年5月28日 (月)

中国鉄道大紀行 その31 石の兵隊

中国鉄道大紀行 その31 石の兵隊
5月10日は懐化(かいか)から北上して、張家界(ちょうかかい)と石門県(せきもんけん)に向かいます。

朝9:14、懐化発。相変わらずながーい列車です。連休が終わって、4人席に1人とか2人とかの混み具合になってます。6人掛けの関口さんの向かいでは女の人が1人、窓の外の恋人に手を振ってました。

他の席では、ウサギを抱いたカップルもいます。小さくて白黒ぶちのかわいいウサギです。特にケージに入れたりしなくてもいいんでしょうかね。小さいウサギだからいいのかな。

細長いカードを持ってゲームに興じているグループもいました。トランプのようなもので数字が書いてありますが、トランプより幅が狭くて高さが高くて紙麻雀のカードのようにも見えます。車内のあちこちでやってるので人気があるのでしょう。どんなゲームなんでしょうね。

関口さんが近付くと
「どこから来たの?」
「どこに行くの?」
といいながらカメラの前に我先に群がってきます。関西人みたいな乗りでちょっとビックリです。

車掌室では新人の乗務員が先輩に指導を受けていました。まだ1ヶ月らしいので、この4月に乗務を始めたのでしょう。中国も4月が年度始まりなんでしょうかね。あんまり、気にしたことなかったですが。

「ちゃんと位置につきなさい」
「仕事の手順を覚えて!」
駅についた時の作業について先輩が指示をだします。ステップを下ろし、車両番号を付け替えて、出口の左側にたち乗客に挨拶します。まだ、大きな声で挨拶するのが恥ずかしそうですが、子供のころから鉄道の乗務員にあこがれていたとのこと。スキンブルキャットのような素敵な乗務員になって欲しいものです。

12:48張家界着。1992年に世界遺産に登録された武陵源のある所です。ちなみに私の地図では地名は大庸となっています。世界遺産登録後、駅名が変わったようです。

武陵源は20km四方の面積に、1000m以上の岩山が3000以上林立する不思議な世界です。石英砂岩が削られてできた岩山は、一つ一つが360m四方の足場に1000mの高さに聳えている勘定で、それが3000も並んでいるさまは岩の兵隊たちのよう。「石兵八陣」という言葉は、ここの風景から生まれたのではないかなという気もします。

そのうち一つにロープウェイで登ります。あまりの急斜面に乗客から「下を見ると怖い〜」という声も聞こえてきます。いや、それは怖いでしょうね。

ロープウェイ駅からしばらく登ると展望台があります。そこに立った関口さん、思わず「怖ええ〜!」と声をあげました。柵はあるのですが、その向こうがいきなり1000m近く落ち込んでいるようです。絶景なんでしょうけど、私だったらちょっと遠慮したいかも‥

とはいえ「猴師点兵」(おさるさんの将軍が兵士たちを点呼する)とか、「仙女献花」とか名付けられた奇岩の数々を眺めていると怖さも忘れるかもしれません。この辺は日本離れした風景ですね。

18:02張家界発。石門県行きの列車はガラガラでした。関口さんの他に客がいるのかしらんと思うほどです。中国にもこんな空いてる列車があるというのも一つの発見です。

|

« 凄いな! | トップページ | 中国鉄道大紀行 その32 荊州のファミレス »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121873/15226765

この記事へのトラックバック一覧です: 中国鉄道大紀行 その31 石の兵隊:

« 凄いな! | トップページ | 中国鉄道大紀行 その32 荊州のファミレス »