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2007年6月 4日 (月)

中国鉄道大紀行 その37 軟臥の旅

中国鉄道大紀行 その37 軟臥の旅
週末をはさんで5月20日は吉安(きちあん)から龍川(りゅうせん)まで400km余りを南下します。リアル関口さんは、今週末に春編のゴール西安にたどり着くのですが、日めくり版の方はだいぶ水を開けられています。

12:12、吉安から京九線に乗り込みました。「京九」とは北京から香港のある九竜を結ぶという意味で、同じく中国を南北に結ぶ京広線のバイパスとして、90年代に作られた路線です。京浜東北線と埼京線のような関係でしょうか。規模は全然違いますけどね。

いずれにせよ、南北を結ぶ大動脈だけあって、日曜昼間から満員でした。自由席は立つスペースもないほどなので、関口さんは軟臥(A寝台)に避難することにしました。今回の旅行で軟臥が登場するのは初めてです。床にはカーペットが敷かれ、乗務員がにこやかにお出迎えしてくれます。

関口さんが飲み物を頼むと、詳しいメニューを持った乗務員が注文を取りにきます。そしてオーダーを携帯型端末に打ち込むと
 「別のものが運びます」
A寝台だけあって、なかなか近代化されたシステムです。

それから、実際に飲み物が運ばれてくるまで30分かかったのは玉に瑕ですが、自由席の混雑具合を考えると上出来なのかもしれません。ちなみに関口さんのオーダーは「コーヒー」でした。この旅で初めて飲んだそうですから、中国ではコーヒーは珍しいのかもしれません。日本の駅前だと至る所にドトールだの、スタバだの、エクセルシオールだのがあるのですが、その手のチェーン店はあんまりなさそうです。

ほぼ真っ直ぐ南下すること4時間余り、16:41に広東省の龍川につきました。広東省に足を踏み入れるの初めてです。風景はまただいぶ南国風になってきました。近所の侘城という街を訪ねます。漢の頃からある古い街です。

ローラースケートを履いた子供についていくと、お寺がありました。仏教の寺ではなく、孔子を祭る孔子廟です。最近再建されたとかで、宗教に対する規制も緩和されて来てるのでしょう。新しく鐘もつくられていて、論語の一節が彫られていました。プラスチック椅子がいくつか置かれていて、近所の人の憩いの場になっていましたが、なぜにピンク色なのでしょうね。

果物屋には南国らしく榴蓮(ドリアン)が売られていました。関口さんは初めて目にしたらしく、食べた感想は
 「間違って玉葱の中に何か月か置かれていた果物みたい」
まあ、確かにそんな味ではあります。一応果物の王様とも言われているのですけどね。

果物屋さんの向かいでは4、5才ぐらいの子供たちが麻雀をしてました。単なる積み木遊びではなく、サイコロを振って牌をとってましたから、ルールは知ってるようです。でも、関口さんが入ってやり始めると結局、大笑いしながら牌をひっくり返して遊んでましたから、やっぱり子供にとっては積み木なんでしょうかね。

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