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2007年6月 7日 (木)

中国鉄道大紀行 その38 客家の円楼

中国鉄道大紀行 その38 客家の円楼
5月21日はなぜかしら真夜中に広東省から福建省に移動します。関口さんも大変ですね。0:30に駅に到着して、1:05龍川(りゅうせん)発。夜行列車に乗り込みます。

すぐ寝台にもぐりこんで目を覚ますと、「東南山国」と言われる福建省の山の中を列車は走っていました。緑の渓谷が綺麗です。

7:10しょう平(しょうはサンズイ偏に章)着。人口27万人の中都市です。朝早くの到着ですが、近くの児童公園には人が集まって運動をしています。50代くらいの女性を中心に太極拳の朝練をしている所でした。ちょっと日本のラジオ体操みたいでもあります。関口さんも早速混じってましたがそこそこ様になってましたね。やってたのでしょうか。

普通の太極拳のあと、扇子を使った太極扇も練習してました。ゆーっくり腕を振ってバッ!!と扇を開く。なかなか格好いいです。この地域で人気だというのも分かる気がしました。

街の近郊の仙都(せんと)という所に円楼という伝統的な建物を見にいきます。近くだと聞いて行ったら2時間半かかったと、関口さんのブログに書いてありましたが、でもそれだけの値打ちのある建物ですね。

昔、華北地方から南下してきた客家(はっか)という人達の暮らす、ドームみたいな建物です。外から見ると、窓も何もなくて大きな倉庫みたいですが、小さな入口から中に入ると、中庭があってぐるりと住居が取り巻いています。この円楼の場合、36世帯126人が暮らして暮らしているのだとか。外から見ると倉庫、中に入ると村という面白い作りになっています。

昔、豚が虎に食われないように、自分たちの財産を守るためにこのような形にしたのだと、住民の方が話してました。客家の人達が移住してきた頃は、回りからの襲撃とかもあったのでしょう。

中庭の真ん中には井戸がありました。今でも水道はなくて、この井戸が命綱です。中庭から同心円状に1階だて2階だて‥と建物が建てられ、一番外側は4階だてになってます。案外高層建築ですね。4階から中庭の方を眺めると洗濯物が沢山干してあるのが見えて、のどかな風景でした。こういう所にずっといると、円楼の中が世界のすべてで、外の世界があることをつい忘れそうな気がします。

今回関口さんが訪ねた「二宜円楼」は世界遺産への登録申請もしているそうなので、遠からずオランダの風車みたいに、人が暮らす世界遺産の仲間入りするかもしれませんね。

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