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2007年7月16日 (月)

ジャンル別分析3 ヒップホップとロック

ジャンル別分析3 ヒップホップとロック
ジャンル別分析3 ヒップホップとロック
良く聴く音楽、第3位と第4位はヒップホップ(30%)とロック(27%)です。この二つのファン層はかなり似通った特性を持っています。

まず、どちらも一番相関が高い項目が「ストリート系のファッションをする」でした。もともと、ファッションとの結び付きが強い音楽ですが、実際にそれらしいファッションをしている人が多い所をみると、単に聴くだけでなく、参加し実践する音楽ジャンルであることが伺えます。

次に両ジャンルとも、「音楽関心」と「聴取時間」との相関が見られます。音楽に対する意識と行動を測定するこれらの項目と相関があるのは、実はこの2ジャンルだけで、たとえばJポップや洋楽を聴くことは音楽関心や聴取時間には結び付いていません。行動に結び付く深い音楽関心をもたらすジャンルが、ヒップホップとロックと言えそうです。

具体的にどのような行動が取られているのかは、両ジャンルで違うようです。ヒップホップの場合は「音楽に関する出費」と相関があり、「1ヶ月の小遣い」や「アルバイトをする時間」とも正の相関があります。CDなどを沢山買うためにアルバイトを長時間行い、買ったCDなどを長時間聴いているようですから、音楽を中心に生活が回っている感じでしょうか。

ヒップホップが聴くことを中心に実践がなされているのに対して、ロックの場合は「楽器を演奏する」「バンドを組む」という項目と相関が見られますので、演奏することも含めて実践がなされているようです。「テレビを見る時間」とは負の相関がありますから、テレビなんか見ないで音楽に打ち込んでいるのでしょうか。

心理変数については、ロック聴取と「自分たちの名誉が侮辱されるのは我慢できない」、「両親を心から尊敬出来ない人は最低だ」という権威主義的攻撃の項目に相関があります。誇り高きロッカーの姿が垣間見えますし、攻撃性を音楽に託しているのかもしれません。「勉強は苦手な方だ」とは負の相関がありますから、勉強は得意な方でその点のプライドも感じられます。一方、他人指向との相関はありません。

ヒップホップの方は、権威主義や他人指向との相関は見られませんが、「高校は楽しいことが多かった」との相関がありますので、高校生活にはうまく適応していたことが伺えます。どうも、今時のロックやヒップホップは、学校生活に不満をもつ層や受動的に適応している層の音楽というより、学校生活に能動的に適応している層の音楽という感じがしますね。

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