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2007年9月16日 (日)

中国鉄道大紀行 その55 欧陽修の心

9月6日は蚌阜(ほうふ)からジョ州(ジョはサンズイ偏に除)を経て揚州(ようしゅう)までの旅です。華中平原を南東に北東に進みます。

9:43蚌阜発。ちょっと潮来みたいな水郷地帯の風景ですね。でも洪水の常襲地域でもあるらしいので、住むのは大変なのかもしれません。そんな訳で「阜(おか)」に住居が置かれるようになったのでしょう。

11:19ジョ州着。人口450万といいますから、この辺の中心都市と思われます。昨日の阜陽(ふよう)よりだいぶ小洒落た感じもします。関口さん、駅前で「おいしい店」を尋ねてましたが、ここのお勧めも「麺」でした。

ファミレス風の割と大きな店で「ここのお勧めを」と注文してしばし待つと、豚の角煮とうどんみたいな太い麺をじっくり煮込んだ料理が出てきました。

 「うまい〜♪」
 「いろんな麺があるねえ〜」

豚の旨味が太麺にしっかり染み込んで、確かに美味しそうです。このところ毎日麺料理が出てきますが、ほんとにいろんなバリエーションがあるものですね。

ジョ州の郊外に酔翁亭という古い史跡がありました。1000年ほど前、唐の時代に欧陽修といい詩人が隠れ住んだ所だそうです。裏手がちょっとした山になっていて、クルミの木が沢山茂っていました。街中は32℃くらいあって暑〜い日でしたが、林の中は涼しげで別天地です。こういう風景をみるとホッとしますね。

関口さんがずんずん登っていくと、上の方から笛の音が聞こえてきました。お線香を売ってる人が欧陽修を偲んで笛を吹いているのだそうです。よほど、慕われている詩人なのでしょう。

風に乗ってどこからともなく聞こえて来る笛の音に耳を傾けていると、この地の自然を愛した欧陽修の心が1000年の昔から伝わって来るようでした。

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