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2007年11月 2日 (金)

中国鉄道大紀行 その72 宇宙から見えるの?

中国鉄道大紀行 その72 宇宙から見えるの?
10月1日、今から1ヶ月と1日前、関口さんは北京に到着しました。リアル関口さんは雪の中国東北部を巡り終えて、内モンゴルを一路西進している所ですが、BS日めくり版は国会中継やら証人喚問やらで抜けまくって非常に遅れています。こちらもBS版に沿って進めていくことにしましょう。

7:36、上坂城(じょうばんじょう)発。久々に雨が降ってました。北京に向かう上り列車は混んでいます。でも、北京まで6時間ほどかかるので通勤列車というわけではありません。旬の栗を食べる人、果物狩りに出かける子供たち、今夜のおかずにするのでしょうか、赤いバケツにナマズを一杯入れてテーブルに置いてる人もいます。

車窓には所々にサンザシの果樹園が見えました。胃や心臓に効く生薬になったり、ドライフルーツとしてお菓子の材料にしたりする種類で、漢方薬の通販のページにも出てきます。かなりの現金収入になるのでしょう。しばらくいくと、万里の長城もチラチラと見えはじめました。

12:17、懐柔(かいじゅう)着。万里の長城見学の最寄り駅で、駅前には沢山露店が並んでいます。

 「だから~」
 「怖いんですけど~!」

長城まではリフトで上がります。標高1000mの尾根に横たわる長城がゆっくり近付いてきます。下をみるとかなりの高さ…。ロープウェイも苦手な関口さん、相当怖そうでした。

長城はそんなにごったがえしてはいませんでしたが、それでも沢山の観光客が長城に沿って上り下りしてました。6000kmに渡る長城のうち、きちんと整備されているのは、1割にもなりませんが、それでも数百kmになります。じかにみると、やはり圧倒されるでしょうね。

 「長さはとんでもないけど、横幅はそんなでもないな」

関口さん、長城を大股で横断してみました。

 「1、2、3。3歩」
 「こんな幅なのに宇宙からみえんの?」

もっともな疑問です。実は、肉眼では宇宙から万里の長城は見えないのだそうです。横幅4mの建造物を100km上空から見るとすると、それは0.4mmの極細ペンで書いた線を10m先から見ることに相当します。5m先だと0.2mmの超極細。

5m先で1.5mmのものが見分けられると視力1なので、0.2mmを見分けるにはその7.5倍、視力7.5が必要になります。これはよほど目のいい人でもちょっと難しいですね。万里の長城も幅が30mほどあれば、視力1の人でも宇宙から見えたのですが残念!です。

長城見学の帰りには、なんと滑り台が用意されていました。リフトが怖い関口さん、当然こちらを選びます。

 「OK、レッツゴー!」
 「お、お、おもしれーじゃん!」

長さ1600mを右に左に蛇行しながら一気に下っていきます。所要時間5分余り、平均時速20kmほどのミニボブスレーです。これは面白そうですね。長城見学にいったら、是非体験してみなければなりませーん!

14:59懐柔発。北京に向かいます。時間帯のせいか車内は空いてました。乾燥したタバコの葉っぱから、新聞紙で巻いた紙巻きタバコを作ってもらったりしているうち、16:26北京着。4月にラサを出てから走行距離25423km、万里の長城の4倍余りの距離を走破してようやく首都に到着しました。いやいやお疲れ様です。折しも、10月1日は国慶節で天安門広場は各地からの観光客で身動きできないほど混雑してました。長い旅もそろそろ終盤です。

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