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2008年3月15日 (土)

EU首脳会議、ポスト京都議定書の討議開始

>欧州連合(EU)は13日から2日間の日程で首脳会議を開き、ポスト京都議定書(2013年以降)の温暖化対策の討議に入った。排出量取引制度の改革や再生可能なエネルギーの利用拡大が柱。7月に開かれる主要国首脳会議(洞爺湖サミット)に向けてEU全体で温暖化対策を訴える体制を整える。

EU首脳会議、ポスト京都議定書の温暖化対策の討議開始

>温暖化の進展が引き起こす食糧、水不足が地域紛争拡大や不安定化を招くと強調。特に中東やアフリカが深刻で、二〇二〇年には数百万人の「環境移民」が欧州に流入すると指摘。こうした事態に対応するため、気候変動の影響を詳細に監視し、地域紛争が発生した場合に投入される部隊派遣の増加に備えるなど新たな体制を構築する必要性を訴えている。

温暖化の安保影響議論 EUサミット 紛争対応など検討へ

片やEUでは域内の首脳会議が開かれています。こちらは気候変動による被害や損失に焦点を当てて、安全保障上や経済上の損失を防げるような強い対策をとることを目指しています。

どの程度の損失を見込んで、それをどの程度重視するかが温暖化対策を考えるときにポイントになるのですが、EUはそれをGDPの20%程度に上ると推定して、GDPの数%程度の対策費用は必要と考えている模様です。この点、日本政府の案がどの程度の損失を予想してどの程度の費用を想定しているのか、関心がもたれます。

あんまり、そういう風なロジックでは考えていないような気もしますが、その辺もおいおい明らかとなってくるでしょう。

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コメント

はじめまして。私は過去の地政学的歴史観に基づいた現在の主流を占める環境問題対策は気休めに過ぎず、環境問題を根本的に解決するものではないと思います。今や全く新しいパラダイムによる解決策が必須だと思います。
私は、かねてから日本には全く違ったリーダーシップのとり方があると思っています。特に今後海洋開発にはかなり大きな可能性があると思っています。
このあたりも考慮に入れて方向性を見定めるべきと思っています。私は海洋開発に関してはズブの素人ですが、この方向性だけは間違っていないと思っています。こうした方向性に関して一部洞爺湖サミットに向けた動きもあるようです。ここでは残念ながら短いコメントしかできません。是非私のブログをご覧になって下さい。

投稿: yutakarlson | 2008年3月15日 (土) 10時36分

どうも、ご訪問ありがとうございます。

海というのは非常に重要で、ドイツの風力発電はすでに海上ウインドファームが主力になっていますし、海上太陽光発電も検討されています。日本では日本海の大和堆でホンダワラを養殖してバイオエタノールを生産する研究がすすめられているそうです。

問題点としては建設費や安全性がネックとなりますし、生態系への影響も未知数ですので、どの程度温室効果ガス削減の足しになるのかよくわからない部分も多いのですが、追及する価値のある対策であると思います。また、何か分かりましたらお教えください。

投稿: くじょう | 2008年3月16日 (日) 00時35分

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