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2008年6月27日 (金)

情緒安定性と他人指向

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今年の4月にビッグファイブの調査をした訳ですが(http://gyokuyo.tea-nifty.com/blog/2008/05/post_4a7a.html)、そのうち情緒安定性と他人指向傾向に強い相関が見られましたので、グラフにしてみました。

情緒安定性は「くよくよしない」 「気苦労が多い*」 「強気」「悩みがち*」「神経質*」「緊張しやすい*」の5項目で測定して(*は逆転項目 α=0.704) 平均値で情緒安定グループと、情緒不安定グループに分けてあります。 

グループごとに他人指向の質問項目

 「何かをする前に、周りがどう思うか気にする方だ」
 「自分の考えが周囲と異なると、自分が間違っていると思う方だ」
 「友人などと話をするとき、その場のムードで自分の考えを変える方だ」


についてイエスと答えた割合を求めたものが、上のグラフです。

こうしてみると、くよくよしたり、神経質だったり、緊張しやすい人はそうでない人に比べて、周りの評価を気にしたり、自分の意見を周りに合わせたりする傾向が20ポイント~30ポイントほど高いことがわかりますね。

周りの評価を気にして神経質になるのか、神経質だから周りの評価を気にするのか、因果関係の方向はにわかにはわかりませんが、ビッグファイブの方を基本的な性格特性だと考えると、くよくよしたり神経質だったりすることが、周囲への同調傾向を相当押し上げていると考えられます。

そもそも、情緒安定性の平均は1~4点の尺度で2.2点でしたから、中間値の2.5点よりかなり不安定の方に偏っています。この情緒不安が若い層における顕著な他人指向傾向の背景になっているようです。

   

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