プレート内地震
昨日の地震はプレート内地震という珍しいタイプの地震だったのですね。深さ100kmなんて地殻の厚さの5倍も深い所なので、沈み込んでいくプレートと周りのマントルとの境が擦れて起きたのだと思ってましたが‥。日本ではめったに耳にしない正断層地震だったのも納得がいきます。
プレートの水平移動とは違って沈み込みの方は、単にマントル対流に押されて沈み込むのではなくて、周りより冷たいプレートが自力で沈んでいくという側面を持っています。プレートの先の方が自力で沈んでいくとき、後続のプレートは先端に引っ張られて、時々プレートが引きちぎられることになります。このとき発生するのがプレート内地震で、引っ張りの力で断層が動くので正断層型の地震ということになります。
日本の地震の大半は、プレートの水平移動によって地盤が東西方向に圧縮されておこる逆断層型の地震なので、引っ張りの力で起きる正断層地震は珍しくてその分予測が難しいようですね。周期性とかもほとんど分かってないようですし。そう考えると6月14日の地震とはメカニズムが大きく異なりますので、東北地方で地震が続いたのは「たまたま」だという可能性が高そうです。もちろん、地下で何らかの関連がある可能性も否定はできませんが。
ともあれ、震源が深かったお陰でマグニチュードの割には被害が少なかったのが幸いでした。100kmといえば東京から日光ぐらいまでありますからね。
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