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2008年12月17日 (水)

血液型占いを信じるのは?

調査実習で「血液型占いを信じるのはどんな人か」についての調査を行いました。不安、人間関係の悩み、他人指向傾向、権威主義傾向などが関連があるだろうとの仮説を立てて質問紙を作成し、180人の学生にアンケート行ったところ、次のような結果が得られました。

Photo_2 「血液型占いを信じる」という質問と相関のあった項目を挙げると左のように、アルバイトや友人関係や恋愛の悩みがある、不安を感じるといった悩みや不安の項目、周りと意見が違うと自分が間違っていると思うという他人指向の項目、話のたねになるというコミュニケーション指向の項目が正の相関を持ち、占いは非科学的だ、あてにならないといった 項目が負の相関を持っていました。一般に占いと相関のある権威主義の項目とは相関が見られませんでした。

性別では女性の方が若干信じる人が多い傾向があり、親友の数や協力的な方だという社交性の変数とも相関がありました。

次に、これらの変数を説明変数とし「血液型占いを信じる」を目的変数とする重回帰分析を行ったところ次の図のような結果が得られました。

Photo_3 ステップワイズ法で残った変数は「アルバイトで悩みがある」「周りと意見が違うと自分が間違っていると思う」」「協力的な方だ」「占いは話の種になる」の4つで、重決定係数R2=0.12となりました。<対人関係の悩み><他人指向><協調性><コミュニケーション指向>が血液型占いを信じる傾向の規定要因となっているようです。他人の意向に配慮する傾向の強い他人指向的な人や、周りとの協調性の高い人が対人関係上の悩みを感じたとき、コミュニケーションの手段として血液型占いに依存するという構図を読み取ることができるでしょう。

ただし、いずれの変数もβ係数が小さく、重決定係数(説明力)も12%に過ぎませんので、他にも多くの要因が血液型占いを信じるかどうかに関与していると考えられます。

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