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2009年3月10日 (火)

折田先生像

折田先生像
折田先生像
旧教養A号館、現吉田南キャンパス入口付近に「折田先生像」が飾られていました。これは平成21年度版《ライダーマンバージョン》だそうで、2月下旬に建立されたばかりの真新しい「折田先生」を拝めたのは幸運と言えましょう。こういう訳の分からないものが平気で立っているところがいかにも京大らしいです。

折田先生というのは、京大の前身である旧第三高等学校の校長だった折田彦市氏のことで、私のいたころには時計台の右手に銅像が立てられていたと記憶しています。当時からスプレーで沢山落書きされていて折田先生像というと「落書きされてるもの」というのが相場だったのですが、いつの間にこのような姿に「変身」されていたのですね。

ネットで調べてみるとウィキペディアや「折田先生を讃える会」、「折田先生七変化」などのサイトにこの間の事情が詳しく語られていました。それによると80年代から落書きされはじめた折田先生は90年代になると、被りものを施されて太陽の塔やヤキソバンやナンパオやモアイに姿を変えていったそうです。そういえばナンパオバージョンは私も見た記憶がありますね。太陽の塔バージョンは直接見たのか写真で見たのか記憶が曖昧ですが、実に傑作で笑えます。大学側はその都度掃除して「折田先生は京大の自由の学風に多大な貢献をされた方です。どうかこの像を汚さないで下さい」という看板を立てたものの効果はなく、結局1997年に銅像自体撤去されて本部図書館の地下室に保管されることになったのだそうです。私が京大を去
った直後に像が撤去されたことになりますね。

その後の展開はまるで知らなかったのですが、銅像なきあとは像自体が張りぼてでつくられて、看板のパロディとともに建立されることになったようです。ゴルゴ13バージョン、ナウシカバージョン、サンデー先生バージョン、スッパマンバージョン、永沢くんバージョン、てんどんまんバージョンといったラインナップに続いて、今年のライダーマンバージョンの登場と相成ったのでした。いやいや人(?)に歴史ありですね。

ちなみにゴルゴ13バージョンには「どうかこの像の後ろに立たないで下さい」という看板が添えられ、看板のセリフも含めて一つの作品とするのが慣例となっています。どうかこうした背景を踏まえて折田先生像をご観賞下さい。

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