[今日の思案] ブリッジング・インフォーマルグループ
フォーマルグループにクロスするインフォーマルグループによってできるブリッジングネットワークの進化モデルを作ろうかと考えています。フォーマルグループとは会社とか学校とか役所とかきちんとした組織をもった集団のことで、ブリッジング・インフォーマルグループとは趣味やスポーツなどのサークルのうち、いくつかのフォーマルグループからメンバーを集める比較的大きなものをここではイメージしています。
フォーマルグループは生産や教育、管理など社会を支える重要な役割を果たすものですが、自集団内の協力や結束が重視され、他集団に対しては無関心であったり場合によっては敵対的であったりします(自集団勝手)。インフォーマルグループもそういう点では同じ性質を持っているのですが、複数のフォーマルグループのメンバーが参加するブリッジングインフォーマルグループの場合、異なるフォーマルグループメンバーの間に個人的な面識をもたらすことで、フォーマルグループ間の無関心や敵対関係を減らして字集団勝手を緩和する作用を持つことが期待できます。そんなわけで、ブリッジング・インフォーマルグループの進化モデルを作って、そういうグループが持続可能となる条件を探ってみようかというところまで今日は思案してました。
手としては、ブリッジング・インフォーマルグループに参加する、しないやそういうグループを主催するしないといった戦略を考えて、参加戦略や主催戦略が進化する条件を探ることになるかと思いますが、詳しいことはまた明日考えて見ましょう。
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