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2009年12月 6日 (日)

今月のうた 『ふるさと』

12月も早や6日になろうとしてますね。のっぽさんの最終公演(『グラスホッパーからの手紙―忘れないで―』)も特にコメントしないまま終わってしまいました。やや演出過剰なところはあったものの、《命の限り歌う》歌声自体は好きだったので、じんわりと心に残る曲になることでしょう。

今月の曲では『ふるさと』が楽しいですね。都会に出て来た若者がふるさとで見た夕日を思い出して頑張るというお話です。よくあるモチーフではありますが、ラップ調の曲とリゲインのCMみたいなPVが妙にノスタルジックで好きです。

今の20代半ばの人が子供だったのは1990年代の前半、バブルが崩壊し細川政権ができたり壊れたりといった時期でした。携帯電話やインターネットが普及する前の世界を知っている最後の世代と言えるでしょうか。ふるさとの風景や頑張る姿自体にはすでに郷愁を覚えない世代のような気もしますが、それでも携帯やネットを介さずに友達と遊んだ記憶に懐かしさと生きる手応えを感じられる世代なのかもしれません。そんなことを思わせる作品でした。

今から10年後、2020年に同じテーマで曲と映像を作ったら、子供の頃の回想シーンはどうなるんでしょうね。やっぱり部屋で各々がプレステをやってたり、携帯電話をカチカチしたりしてる姿になるんでしょうか。あんまり思い出しても生きる糧になりそうにない気もしますが、それはそれで今の子供には大切な思い出になってたりするのかもしれません。実際どうなのかよく分かりませんが、そこら辺をうまく表現してくれるアーティストや映像作家が現れることを祈りましょう。

『ふるさと』
 【うた】ファンキーモンキーベイビーズ
 【作詞】ファンキーモンキーベイビーズ
 【作曲】ファンキーモンキーベイビーズ/田中 隼人
 【編曲】田中 隼人
 【映像】SEP
 【初回放送】2009年12月

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