紙芝居屋現れる
[ゲゲゲの女房 第39話]
音松さんの紙芝居、名調子でしたね! あれで十分商売になると思うのですが、折あしくテレビの勃興期。1953年の放送開始から8年がたち、私の家にまでテレビが普及してきた時期です。子供たちがテレビに流れるのはいかんともしがたかったのでしょう。
紙芝居も貸本もテレビに飲み込まれていこうとする時代は、テレビや出版がネットに飲み込まれていこうとする現在に似てるかもしれません。こうした時代の転換期という大きなテーマを扱いながらも、一反木綿がチョイチョイと手を振って笑わせてくれるところが、このドラマの魅力ですね。
ちなみに1961年は「みんなのうた」の放送が始まった年です。すでに秋のシーンをやってますから「森へいきましょう」とか放送してたはずだとか思うと別の意味で感慨があります。
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