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2010年6月10日 (木)

【ゲゲゲの女房】 第64話 空を越えて~♪

今日は漫画規制を求める市民団体が登場していました。まあ戯画化された描かれ方で、貸本業界の社会的な苦境を表現する一手段ではあったのですが、新しい漫画規制の問題が話題になっている現在では、賛否が分かれるかもしれません。まあ、脚本が書かれた時点では予想されてなかったことでしょうけどね。

戌井さんの北西出版は資金繰りに窮して水道橋から国分寺の自宅に撤退していました。出す本、出す本が赤字ではやむをえないでしょう。このままじり貧となるか、戦線縮小を生かして一点突破をはかるか。奥さんがいやいやながら経理を引き受けて、茂さんも特別顧問を買って出てましたから、マンパワーでは3倍になりました。持込の原稿もあるようですから、有望な新人を発掘して戌井さんが売り込みに奔走すればなんとかなるかもしれません。

そんな予感もありましたが国分寺からの帰路、茂さんが雨の中、一晩中多摩霊園をさまよったエピソードは何を意味しているのでしょう。やはり前途の多難を暗示しているような気もします。こみち書房には反貸本団体が現れますし、街の子供たちは新しく始まったテレビアニメに夢中です。

 空を越えて~♪ ラララ 星のかなた~♪

お馴染みのメロディも、こういう文脈できくと不吉この上ないですね。1963年1月1日に始まった鉄腕アトムは1966年の大晦日まで本放送が行われたといいますから、多分それは見てなくて再放送を見てたと思うのですが、やっぱり面白かったです。本放送を見ていた子供たちが貸本に見向きもしなくなるのは時間の時間の問題といえるでしょう。テレビへの怒涛のメディアシフトを先導する調べは、戌井さんの反攻作戦を押し流してしまうのでしょうか。

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