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2010年7月16日 (金)

【ゲゲゲの女房】 第95話 鬼太郎週刊化!

 「安パイばかり切ってたらここから先にはいけないぞ!」

 「常識を破って進め!!」

鬼太郎、2回連続読者投票最下位に直面した豊川編集長の決断は「方向転換」や「撤収」ではなく、逆に鬼太郎を週刊連載に格上げするという「正面突破」でした。3回連続最下位で打ち切りというルール(慣例?)に編集長の特権で例外を認める措置で、成功すれば大きな手柄となりますが、失敗すれば非難轟々、編集長更迭につながりかねない決断といえるでしょう。編集員たちもあんまりいい顔はしてませんでしたし、豊川政権の命運は鬼太郎の活躍にゆだねられることになりました。

豊川編集長の決断を後押ししたのは鬼太郎連載を求める読者の声です。太一くんが書いたんじゃないかと思うようなファンレターが、少年ランド編集部に次々に届いていました。

 「コアなファンのつく漫画は大化けする」

「ザラッした奴」と意味合いは大体同じで、これが豊川さんのモットーであり経験則なのでしょう。コアなファンもコア過ぎるといけないのですが、はがきの数からそこそこの広がりがあると豊川さんは判断したものと思われます。

 「これが鬼太郎の仲間たちです」

週刊化にあたって茂さんは新しいキャラクターを投入してきました。鬼太郎と目玉親父だけでは毎週は話がもちません。砂かけばばあ、子泣きじじい、ねずみ男に一反木綿。砂かけばばあとか見たときちょっこし泣きそうになりましたね。いつもの鬼太郎の仲間たちはこうして姿を現したのです。茂さんが原稿を持ってきたとき、すっとお茶とおはぎをお膳の下に移した豊川さんの行動もさすがです。

鬼太郎と仲間たちが次々現れる妖怪たちと戦う。友情、努力、勝利の定番に奇怪さとロマンの味付け。新しい少年漫画の誕生に豊川さんも思わず武者震いしてました。週刊鬼太郎の評判についての描写は無かったのですが、おはぎのシーンから11月に話が飛んでましたので、10回で打ち切りという憂き目は見ないですんだようです。安定して入るようになった原稿料で、茂さんはこれまでの質草を全部亀田質店から返してもらうことができました。みやこ母さんに縫ってもらった青海波の着物も・・。「松としきかば」のまじないもこうして使命を全うすることができました。

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