« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年7月31日 (土)

22.8g

水蒸気量の新記録を更新しましたね。気温が30度を切ってるのが救いですが依然として亜熱帯性の空気に包まれてます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6,7月のうた

『えがおのはな』

【うた】上野 樹里
【作詞】上野 樹里
【作曲】上野 樹里
【編曲】川田 瑠夏
【アニメーション】稲葉 卓也

『ビオラは歌う』

【うた】槇原 敬之
【作詞】槇原 敬之
【作曲】槇原 敬之
【編曲】槇原 敬之
【アニメーション】内田 コーイチロウ
【映像】Super Brain

『僕らのヒーロー』

【うた】郷 ひろみ
【作詞】森 雪之丞
【作曲】TSUKASA
【アニメーション】木下 洋子

『風のブランコ』

【うた】やもり(森山良子と矢野顕子)
【作詞】森山 良子
【作曲】矢野 顕子
【アニメーション】福島 治

毎年同じことを言ってますが、今年も何のコメントもしないまま6、7月のクールが終わってしまいました。例年この時期は忙しいのに加え、今年は放送時間が変わって9:55枠がまたまたなくなったため見る機会が激減してしまっています。

上野樹里、槇原敬之、郷ひろみ、森山良子と矢野顕子という<やもり>の二人を除くと「みんなのうた」だか何なのだかよく分からない豪華ラインナップの月でした。槇原さんと郷さんは多分みんなのうた初登場でしょう。

この中では槇原さんの『ビオラは歌う』が好きでしたね。ビオラ不在でオーケストラの練習を始めたところどうも調子が出ない。遅れてビオラがくると他の楽器も生き生きして聴こえてきた。自分が表に出るわけではないけど、他の楽器を支える不可欠な存在、ビオラ。そういうものに私はなりたい。という、声高にお説教するのではなく、ビオラのようにさりげなく教えてくれる佳曲でした。

というわけで、8月になります。そろそろちゃんと放送時間を覚えて聞ける体勢にしていきましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【ゲゲゲの女房】 第108話 喜子ちゃん誕生!

1966年12月24日、帝王切開にて次女喜子ちゃんが誕生されました。おめでとうございます。何はともあれ一安心ですね。姉妹共々同じ誕生日でしかもクリスマスということでお祝い事がまとめて年に一回というご家族になったようです。その分盛大に、といきたいところですがあいにく年末進行でてんてこまいの時期で そうもいかないんでしょうねえ。お気の毒です。

今晩も藍子ちゃんは仕事場でクリスマスイブ兼お誕生日ケーキを頂いてました。いずみちゃん、怒って倉田くんにからんでましたけどしょうがないですよね。布美枝さんがいればともかく、緊急入院していないのでは仕事場でお祝いできだけでもよしとしなくては。このドラマはいずみちゃんがゴネると藍子ちゃんにとばっちりが行く仕掛けになっています。ビー玉に続いて手に火傷をする羽目になってしまいました。

前回は母、今回は父の応急処置でことなきを得ましたが、短時間にシナリオを収拾するため2回もひどい目にあった藍子ちゃん、重ねてお気の毒です。まあ、お陰で懸案の車を買う決断を茂さんが下すことにはなったようですが。

あけて1月、新しい車に乗っていずみちゃんの運転で布美枝さんと喜子ちゃんが帰ってきました。レトロな車ではありますが遂に車のある暮らしに突入ですね。テレビの力は大きいです。この夏にはクーラーを入れて新三種の神器がそろうかもしれません。

そんなわけで業界の動きや深沢さんたちの反応はまとめて来週にやるようですね。「ゲゲゲの」鬼太郎がいよいよはじまるようです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年7月30日 (金)

【ゲゲゲの女房】 第107話 緊迫のクリスマスイブ

「悪魔くんテレビ放映祭り」が終わって日常生活が帰ってきました。いかる母さんたちは翌日、境港へ帰郷。慌しい上京と帰郷でしたが、いかる母さんがしげーさんらと一緒に放送を見たいと願ってのことだったようです。しばらくいるのかなと思いましたけどね。「しげーさんの仕事の邪魔はできん」ということですぐに帰っていきました。でもひょっとしたら今回は改築された新居の下見で、今後本格的な移住を考えてらっしゃるのかも・・

悪魔くん人気で少年ランドは100万部を突破。富士山5つ分の少年ランドが見事つみあがりました。豊川・船山戦略の勝利ですね。おめでとうございます。ぽしゃった番組企画の穴埋め放映でしたから、もとの企画のスポンサーがスライドして制作費を出していたのかもしれません。視聴率が低ければスライドスポンサーが即撤退という可能性もあって船山さんも胃が痛かったことと思いますが、まずは一安心です。逆に鬼太郎放映に向けた足がかりができました。

でもその辺の描写は全く無くて、豊川さんや船山さんの姿も深沢さんや加納さんの反応もスルーされたまま昭和41年のクリスマスイブを迎えました。藍子ちゃん、4才の誕生日です。いずみちゃん、どこまでプレゼントの買出しにいったんでしょうね。調布からだと新宿まで遠くはないので伊勢丹あたりまで出かけたのかもしれません。クリスマスイブの新宿でショッピングなんて、東京に出てきた甲斐がありました。

すがちゃんもいずみちゃんにクリスマスプレゼントを渡そうとごにょごにょ練習したりめぞん一刻風の展開なのかと思いきや、いきなり布美枝さんが産気づきました。妊婦さんに油断は禁物です。私も妹が早期胎盤剥離で死に掛けてますので、こういうのは怖くって仕方ありません。救急車を呼んだのか乾物屋のご主人に送ってもらったのか。緊急に入院して帝王切開手術をすることになりました。一転、緊迫のクリスマスイブです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月29日 (木)

【ゲゲゲの女房】 第106話 祝!悪魔くん放映!!

1966年10月6日、悪魔くん第1回がテレビ放映されました。6の3並びは偶然として、10月6日の話を第106話にもってきたのは計算した演出でしょう。第100話の水木プロ発足といい、細かいところまで考えられたドラマです。

いかる、いとつ夫妻がサプライズ上京し、浦木があわてて逃げ出したところで舞台は整いました。街頭テレビのころみたいに皆さんテレビの前に勢ぞろいです。仕事を終わらせたアシスタントの面々も後ろの方に控えながらも晴れやかな表情でした。すがちゃん今日は失敗しなかったようですね。

安来では源兵衛さんたち、喫茶店ではこわいものみたさの一六銀行頭取と浦木、千葉では美智子さん一家、それに厚木の太一くんや山梨のはるこさんも画面では見えんけどテレビをみつめておったことでしょう。さらには沢山のドラマの視聴者のみなさんも悪魔くん開始を待ち構えていたと思います。

 「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム・・」

大阪では中森さん、どこかのラーメン屋では富田元社長もテレビを見てました。中森さん、元気そうでなによりです。家族でテレビを囲める暮らしができるようになったんですね。東京で苦労されてただけに嬉しいです。富田さんは無精ひげを生やして一人暮らしで今でも苦労されてるのでしょう。茂さんのテレビ放送、お店の人たちに頭を下げて必死で見つめています。

子供たちの反応はどうだったんでしょうね。藍子ちゃんも源兵衛さんとこのお孫さんたちもいまいち集中して見てなかったようで、船山さんとしては改善の余地があるようです。アニメーションにした方が活劇の迫力が出るのかもしれません。

エンドロールに「水木しげる」の名前がでると一同拍手喝采です。いかる母さんも源兵衛さんも涙、涙でした。源兵衛さんが泣くのはおばばが亡くなったとき以来ではないでしょうか。自分が見込んで娘を嫁に出した婿の晴れ姿。漫画賞のときも万歳してましたけど、テレビで名前を見るのは格別です。加納さんが名前にこだわるのも分かります。今日は深沢さんともども登場しませんでしたが、明日あたり反応が分かるでしょう。

浦木の涙も初めて見ましたね。せんだっても布美枝さん懐妊を聞いて小さく拍手してましたが、日ごろの憎まれ口もゲゲたちを心配してのことなのでしょう。茂さんちでは泣き顔を見せづらかったでしょうから、喫茶店でみて正解でしたね、浦木くん。

放映が終わって茂さんはすぐ戌井さんに電話をかけました。初代悪魔くんは戌井さんのサポートあって始めて世に出ることができました。それがなければ豊川さんが悪魔くんのテレビ化を提案することもありえません。同志にして恩人の戌井さんに一番に電話するあたりが茂さんらしいですね。

 「編集者としての目は確かでした」

茂さんの目も潤んでましたが、茂さんににそういってもらえるのが戌井さんにとっても一番嬉しかったんじゃないでしょうか。そして布美枝さんの肩にぽんと手を置いてお祝いの席に向かいます。さりげないが万感の思いをこめた「ぽん」。これまで本当にありがとう。お疲れ様。これからもよろしくな。茂さんの気持ちは布美枝さんにもしっかりと伝わりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月28日 (水)

【ゲゲゲの女房】 第105話 加納さんの苦悩

「悪魔くん」の放送開始は昭和41年10月6日。季節はすでに夏ですから2ヶ月たらずで放送開始となります。テレビ局が企画していた番組がぽしゃったそうで、急遽リリーフ当番となったようです。世の中そういう運も大事ですね。

茂さんの身辺もあわただしくなってきました。全国放送ですから、布美枝さんの実家の安来でも美智子さんのいる千葉でも見ることができます。すずらん商店街の皆さんのわくわくぶりもよく分かります。嵐星社の加納さんはこの機に「水木しげる大特集」を組んでゼタの部数アップを図ることを深沢さんに進言しました。

 「水木さん、そんな暇ないんじゃないかな」

深沢さんは逆にテレビ化で忙しい間は茂さんの休載を考えているようです。そもそもゼタの拡大自体を深沢さんは考えていませんでした。新しい才能に自由に漫画を書いてもらう場。それが深沢さんのゼタ像です。部数を追うことは一般受けを狙うことになりますから、作家の自主性を枠にはめてしまうことになります。

 「うちくらいは自由の砦でいたいじゃないか」

ゼタのモデルとなったガロは学生運動の空気を持った雑誌だったといいますから、そういう理念をもった経営方針だったのかもしれません。でも加納さんは才能発掘という裏方ではなく、日の当たるところで仕事をしたかったようです。

 「そんなのつまらない」

深沢さんは「焦り」と表現してましたが、それよりは何を重視するかという価値観の問題といえるでしょう。加納さんも決断のときが来たようです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年7月27日 (火)

【ゲゲゲの女房】 第104話 悪魔くん放映決定!!

よっしゃーーーー!!って思わずガッツポーズしちゃいました。新生悪魔くんいよいよテレビ放映決定です。どこにでもいそうな男の子でありながら実は悪魔を呼び出す能力を持った1万年に1度の天才児山田くん。すごい力を持っていそうに見えて、ずるくて利にさといだけのメフィスト。外見とのギャップが大きい「ザラッと」くる面子が大活劇を繰り広げるストーリーにバージョンアップされました。豊川さん、茂さんならここまでできると踏んでオファーを出したんでしょうね。さすがです。

 「いやあ、すごい迫力ですね!」

編集の北村さんの言葉に倉田くんや小峰くんもにっこりしてました。背景の書き込みはアシスタントたちの仕事です。技術の倉田、芸術の小峰に点々の菅井。すがちゃんも得意技が見つかったようでよかったですね。精密な点描画を描き続ける根気を見抜いた茂さんの眼力が確かだということにもなるでしょう。

今日は彼らの描写の多い日でもありました。イケメンの小峰くんには手作りお弁当持参で彼女もちみたいです。菅井くんと北村さんはいずみちゃんに首ったけ。しばらくドタバタを演じてくれそうです。源兵衛さんがいずみも将来有望な漫画家の嫁に・・とか思っていたとすると、今のところ思惑とははずれた方向に向かっているのかもしれません。

倉田くんは漫画一直線です。アシスタントの仕事を終えて帰っても家で漫画を描き続け、給料の大半も仕送りに。いつも日の丸弁当で、栄養を気遣って具材たっぷりの味噌汁を布美枝さんが出しても「気使わんといてください」。ちょっと一本気すぎるというか余裕のない感じはしますね。

 「あたし、うちの人のためにやっとるんですよ」

布美枝さんはそんな言い方で、もう少し視野を広げるように倉田くんにアドバイスを送りました。全身全霊で漫画に打ち込むのはすばらしいことです。でも、それで体を壊したりして仕事に穴をあけると、結果として茂さんの仕事にも差しさわりが出てきてしまいます。自分だけのことを考えて仕事をしてはいけない。まったくお説教じみないアドバイスの仕方がグッジョブですね。

布美枝さんも新しい自分の役割が見えてきたようです。アシスタントたちを支えることで茂さんと水木プロダクションを支える。こみち書房の美智子さんのようにアシスタントたちのお母さんになることが、布美枝さんのこれからの役割になっていくのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月26日 (月)

【ゲゲゲの女房】 第103話 もう一つの悪魔くん

今日は珍しく茂さんが迷ってましたね。そして珍しく布美枝さんが執拗に食い下がってました。悪魔くんについてです。

豊川さんの読みは鬼太郎は妖怪族だが悪魔くんは人間だからスポンサーにも受け入れられるだろうというものでした。茂さんでなくても「ほんまかいな」という気はしますね。本当は多分他にも論拠はあるんでしょうけど、これだけだと大手の編集長らしからぬ浅慮に思えます。茂さんの迷いもそこに起因するといっていいでしょう。

 「貧乏への恨みで描いた作品が子供に受けるとは思えん」

テレビくんも貧乏な新聞少年三太くんの視点で描かれてましたが、恨みというより豊かさへの憧れを中心に据えて評価されました。悪魔くんは貧乏神との戦いのさなかに起死回生の作品として企画されたものの、2300部のうち半分が返品。貸本の読者にも受け入れられなかった歴史を持っています。「人間だから」というだけで雑誌の読者やテレビの視聴者に受けるとは到底思えなかったのでしょう。

一方、布美枝さんは悪魔くんが打ち切りになったときのことをよく覚えてました。5巻の大作を3巻で終わらせるため、こころざし半ばで暗殺されたことにされてしまった悪魔くん。布美枝さんも墨入れを手伝いながら「ひどい・・」と声を震わせていたものです。そのとき、茂さんに「心配するな。悪魔くんは7年目に復活する」と言われて安心したのでした。

 「悪魔くんは復活せんのですか?」

多分、この言葉が茂さんを動かしました。いつもは「仕事のことは口出しするな」と言われると黙っていた布美枝さんが、珍しく食い下がった成果です。これが悪魔くん復活と鬼太郎テレビ化のターニングポイントになりました。

戌井さんも「描くべきです」と勧めつつ「もっとも大幅な練り直しが必要になりますが・・」と付け加えるところは、かつての失敗の当事者だけに説得力があります。戌井さんが茂さんに助言するのもこれが最後になるかもしれません。

 「新しい、もう一つの悪魔くんを描くつもりでやらねばならんです」

布美枝さんと戌井さんの思いに促されて、丸みと可愛さをもったもう一つの悪魔くんが復活しはじめました。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年7月25日 (日)

スウェーデン史のお勉強

北欧の高信頼の起源をさぐるべく、北欧史のお勉強をしています。さしあたりはスウェーデン史から。カルマル同盟離脱後、鉄の生産で経済力をつけてバルト海帝国を築くものの、ロシア、デンマーク、ポーランドとの大北方戦争に敗れて瓦解。ナポレオン戦争時にナポレオンの部下を国王に迎えて再出発をはかるなどなかなか波瀾万丈ですね。

中世の鉄の生産共同体に一般信頼の起源の一つがありそうですが、19世紀でも人口の8割が農民で、当時の農村でも高一般信頼だったのか、19世紀後半の工業化から20世紀前半の福祉国家形成期に高一般信頼の人が増えたのか。定量的なデータはないので、間接的な資料から推定するしかないですね。とりあえず、ノルウェイやフィンランド、デンマークについても一通り勉強してみる予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月24日 (土)

【ゲゲゲの女房】 第102話 いずみちゃん上京

布美枝さん、二人目ができて会社もできていろいろ大変ということで助っ人にいずみちゃんが上京してきました。赤羽の明子姉さんが仕事で不在で、みやこ母さんが行くと言ってたのですが、源兵衛さんのご指名でいずみちゃんが行くことになったようです。もともと東京に行きたがってたいずみちゃんを、この機会に上京させて今後の進路を考えさせる狙いがあるのかもしれません。みやこ母さんがいないと源兵衛さんも困るでしょうしね。なかなかナイスな采配だと思います。

水木プロの仕事もそこそこ順調そうです。経理のさちこさんとアシスタントの倉田くん、小峰くんはきっちりプロの仕事をしてくれています。問題は菅井くんですが、

 「見ていて面白い」

という茂さん裁定で戦力外通知を免れました。妄想癖があってぼーっとしてるうちに大きなミスをしちゃう菅井くんには集中力の必要な仕事は向いてないっぽいのですが、持続力はあるようなので使い道があるとみたのでしょう。

俗に2割8割の法則といって優秀なメンバーが2割いると組織は回るといわれます。スタッフ4人のうち3人がプロの仕事をしてくれれば十分やっていけるはずで、むしろ多少は余裕というか遊びの部分があったほうがうまく回ると茂さんは踏んでいるのかもしれません。ただそれを倉田くんあたりが理解してくれるかやや疑問で、その辺は経営者の腕の見せ所となりますね。

テレビのスポンサー探しはやはり難航していました。視聴率が取れればいくらでもスポンサーはつくのでしょうけど、そういう確信が持てない上に「墓場」のイメージが障害になっています。

 「搦め手から攻めましょう」

百戦錬磨の船山さん、作戦を変更しました。まずスポンサー受けのいい作品から入って視聴率がとれることを実証してみせる。ドアップの豊川さんもその作戦に賛同して、自信たっぷりに「悪魔くん」を候補にあげました。でも、スポンサー受けという点では「悪魔くん」も似たようなものだと思いますが豊川さん、どんな成算があるのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月23日 (金)

【ゲゲゲの女房】 第101話 劇的ビフォーアフター!

 「暑い!狭い!うるさい!」 

 「これでは仕事にならん!!」

茂さんの大号令で調布の家の改築がはじまりました。卓越した画力と精密な模型製作力を持つ茂さんには、家の図面を描くなんて夜食前の芸当なのでしょう。たちまち大工さんがトンカラかなづちを打ち、藍子ちゃんが耳をふさいでいるうちに新しい家ができあがりました。

茂さんの作業机にはオープニングに登場するアーム型のスタンドがもう取り付けられています。昭和41年にしてはハイカラなものを使ってたんですね。各アシスタントにもそれぞれ机が割り当てられました。菅井くんも机をもらって、絵の勉強ができそうです。壁には

 「意思の力で成功しないときには、好機の到来を待つしかない」

という例のゲーテの言葉が掲げられています(第35話参照)。まさにこの言葉通りの展開になりました。ほぼ完成した連合艦隊も戸棚に鎮座しています。

兄嫁の佐知子さんは経理だけではなく電話番を含めた事務全般を担当しているようです。てきぱきした仕事ぶりはこそこそお風呂借りに来ていたときとは別人に感じました。

 「無理しちゃだめよ。今が大事なときなんだから!」

布美枝さんを気遣う言葉にも愛情がこもっていて、本当はいい人だったんですね。いつもただでお風呂を借りにきて底意地の悪い人、経理なんか任せて大丈夫かしらんとか思っていて申し訳なかったです。ごめんなさい。

台所も赤羽の家かと思うくらい広く綺麗になりました。冷蔵庫も炊飯器も扇風機もあります。まさにビフォーアフターです。調布の古い家も茂さんと布美枝さんの記憶の中にだけ生きることになりました。余談ですが、調布も西調布も武蔵野台も京王線の駅は全面改装の真っ最中です。昨日も西調布駅の階段が切り替わっていてびっくりしましたし、多磨霊園駅にも空中楼閣のような橋上駅が姿を現しました。

できあがってしまうとそれが当たり前になって、調布も高幡不動も飛田給も昔の駅の姿を思い出すことも難しくなってきています。茂さんの昔の家もあっという間に遠い昔の記憶になっていくのでしょうけど、そこに出入りしていた人たち、中森さんや太一くん、はるこさんや美智子さん、政志さんたちのことは忘れたくないですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

デスラーミスト砲

819B34C1-65FF-4D75-A521-95F0EA99F40F

と思っていたら調布の駅にデスラー砲が設置されていました。強力に霧を噴射する近代兵器で何か名前があるんでしょうけど、外見から私は「デスラー砲」と呼んでいます。でも肝心の霧が出てないんですよねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うちわ

うちわをパタパタしながら冷奴を食べてると村田蔵六になったような気がするであります。携帯で「蔵六」がすぐ変換できたのにも少しビックリしたであります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月22日 (木)

【ゲゲゲの女房】 第100話! 水木プロダクション発足!

昭和41年6月、水木プロダクションが賑々しく発足しました。おめでとうございます!
 第100話のキリ番に持ってくるところがニクイですね。昭和36年に布美枝さんが調布に来て5年。いつまで続くのかと思った長い長い貧乏時代もすぎてみれば5年でした。貧乏神との戦いも今となっては懐かしい・・とか言ってるとじき帰ってきてしまいますから、やめときましょう。

会社の発起人7人は茂さん、布美枝さんに雄一兄さん夫妻のあと誰になったんでしょうね。深沢さん、加納さん、戌井さんあたりかなと思うのですが、ひょっとするとアシスタント3人組かも。菅井くんも藍子ちゃんの子守という大役を仰せつかってましたし。経理は兄嫁さんがすることになりました。布美枝さんも簿記の本を買ってやる気まんまんだったのですが残念です。まあ、経験者にやってもらった方が無難ではありますが。

少年戦記の会の看板の裏を使って「株式会社 水木プロダクション」の看板が掲げられました。深沢さん、加納さん、豊川さん、船山さんと関係者が続々お祝いに駆けつけます。浦木がかぎつけて現れるのはご愛嬌ですが、戌井さんもバナナを持ってお祝いに来てくれました。5年間の貧乏時代、深沢さんが入院している間、茂さんを支え続けてくれたのが戌井さんでした。でもこの晴れの日に戌井さんは浮かない表情です。雑誌、テレビの関係者にプロダクション関係者。次のステージの主役たちの集まりを目にして、戌井さんは自分の役目が終わったことを感じたのかもしれません。

 「まだまだこれが始まりですよ」

新しいステージの始まりに際して、加納さんのように水木プロの関係者として打って出る選択肢もあるでしょう。でもそれには才覚もエネルギーも必要です。あるいは浦木のようにこれまでの付き合いで顔を出しても茂さんは拒まないかもしれません。でも、戌井さんはそういうのを潔しとしないように感じます。自分の力で茂さんにプラスになれないのなら身を引こう。戌井さんはそう考えたのかもしれません。

実は同じ問題は布美枝さんにもあります。布美枝さんには身を引くという選択肢がない分、戌井さんよりもしんどい部分があることでしょう。浦木のようにC調でなく、加納さんのように才覚でもなく、新しいステージの茂さんをどう支えていくか。それが布美枝さんが感じていた不安の正体なのかもしれません。「ゲゲゲの女房」後半戦の大きな課題ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年7月21日 (水)

高尾山のヤマユリ


936D98B4-7628-46C5-9AE9-29B15DA495D6


BCAF88EB-4A00-4869-B3C4-7D92B0343CB3

午後から高尾山に行ってきたのですが、ロープウェイの駅の付近で32度でした。そんなに涼しいわけではないのですが、下の35度に比べるとだいぶましです。アジサイにヤマユリ、それにキキョウが咲いていて季節が無国籍な感じでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【ゲゲゲの女房】 第99話 セカンドチャンスを待つ戦略

「かんぴょう」くんの名前は菅井伸くんでしたね。実家は栃木県でかんぴょうをつくっているそうです。力まかせに消しゴムをかけて原稿を破りかけたり、今のところ熱意は空回り気味・・こういう人物が大成してくれると感動的なのですが、大成しない確率も高いので困り者です。果たして後半の太一くんになってくれるのでしょうか。

住み込みで看板職人しながら、夜中に布団をかぶって漫画を描いてきた倉田くんはさすがに年期が入ってます。もと貸本イケメン漫画家の小峰さんともども即戦力として大いに期待できるでしょう。人的陣容は不安材料もありますが整ってきました。かれら3人のアシスタントに給料や社会保険の費用を払い、税金の支払いなど経理のシステムを整えていくには会社組織にすることが有効です。そのためには定款や登記や発起人や手続きが必要でいささか面倒ですが、加納さんがアドバイスに来てくれたり司法書士も紹介いただけるようで、こちらもなんとかなりそうです。プロダクション作りの方は人材、組織の両面で順調に動きだしてきました。

一方、テレビ化の話は難航しています。やはりスポンサーがネックですね。

 「墓場の鬼太郎じゃ葬儀屋か石屋しかスポンサーにならないと陰口いわれてます」

辣腕の船山さんも苦戦気味です。茂さんの言うとおり、子供相手に葬儀屋がCM打っても仕方ないので何か手を打つ必要がありますね。映画の怪奇作品でという話もあるようですが、茂さんは時間がかかってもテレビ化でいくようにお願いしました。

 「紙芝居でも貸本でも鬼太郎の人気が出るまで時間かかりましたけん」

 「こちらも腹が据わりました。では安売りはせずに」

これが茂さんといいますか、水木氏の基本方針なんですね。最初に少年ランドから宇宙物のリクエストがあったときにも、それを断って好条件を待ちました。安売りはしないで次のチャンスをじっと待つ。自分に自信があるからできることでしょうけど、「明日の1万円より今日の千円」とか言ってる浦木とは好対照な人生観です。まあ大抵の場合、浦木流が無難ではありますけどね。

逆に大きな仕事を成し遂げる人には、セカンドチャンスを待つ辛抱と努力が必要といえます。スケールの大きな仕事にあこがれる加納さんも何事か考えているようです。ひょっとすると茂さんに惚れたのかも・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

頑張れ、あと2日!

今日もすでに35度を越えて、36度とか37度なんて報告も続々入ってますね。今回の暑さは今日、明日ぐらいが峠で土曜にはマックス31度くらいに下がります。取り合えず、あと2日頑張りましょう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月20日 (火)

35度


さすがに35度は暑いですねえ。窓を締め切って熱風を遮断した方が涼しいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【ゲゲゲの女房】 第98話 むさきアシスタントトリオ

今日は暑苦しいアシスタントが続々登場して、久々に笑わせてもらいました。一人目は編集者から深大寺に逃れた茂さんの前に現れた元貸本漫画家さん。髪の毛ぼうぼう髭ぼうぼうのむさ苦しいいでたちながら画力は確かです。

二人目は茂さんが深沢さんに頼んでいた倉田圭一くん。大阪の看板職人をやめて身一つで飛んできました。ゼタを愛読していて茂さんにあこがれてたといいますから、ゼタの芽は人材供給という点でも実を結びつつあるようです。さっそく、海の背景を頼まれて目がメラメラと燃えていました。

三人目は昨日へたうまな絵を持ち込んで茂さんに追い返された「かんぴょう」くん。名前は昨日名乗っていたのですが忘れました。すいません。デッサンをやり直せといわれて追い返されてたのですが、「デッサンはアシスタントをやりながら鍛えるのが一番です」とかいいながら今日も玄関で粘ってました。こういうのが一番暑苦しいですね。締め切りのどさくさ紛れに

 「これが漫画家の修羅場ですか。お手伝いさせてください」

とあがりこんでしまいました。まあ、編集の北村さんの「馬」にくらべると「へたうま」でも使い物になるのかもしれません。

そんなわけで、前半のストーリーをすっかり忘れてしまうむさ苦しい展開でしたが、茂さんが映画ではなくテレビを選んだ理由は「当たれば続けて仕事が来るから」でした。特にスポンサーの当てがあるわけではなかったようです。でも、少し前まで「怖い」「子供が泣く」といわれ続けた鬼太郎に映像化の話が舞い込む流れに、「ようやく面白さが理解されてきた」という手ごたえがあったのでしょう。流れが来たときには徹底して乗る。紙芝居や貸本漫画の盛衰を知る茂さんだけに、流れがいつまでも続くわけではないことも熟知しています。

 「忙しくても、ここが踏ん張りどころだ!」

むさきアシスタントたちを得て茂さん、勝負に出ました。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年7月19日 (月)

バラバラだねえ


とりあえず、8カ国分パス解析してみましたが、結果はバラバラですねえ。学歴から一般信頼へのパスは割りと安定してますが、それもでて来ないない国がありますし、一般信頼と近所信頼や友人信頼との因果の向きもバラバラで法則性が見出しにくいです。本当にそうなのかAICによるモデル選択が不安定なのか••

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【ゲゲゲの女房】 第97話 映画かテレビか

マンガ賞受賞で茂さんの生活は一変したようです。オープニングのように明るくなったといいたい所ですが、今のところは「貧困から過労へ」といった方がいい感じです。福の神から仕事の依頼が次々に舞い込むのはいいのですがね。その一方で締め切りに追いまくられる生活が始まりました。漫画家を描いた漫画でよくみられる、あれです。

オーバーワークによる過労は、時給が低く長時間働かないと生活できない場合や、サービス残業しないと企業の評価が下がる場合にみられます。茂さんの場合、十分な原稿料をもらってると思われますので前者ではないでしょうが、仕事を断るともう来ないかもしれないという強迫観念がありそうなので後者のケースに似ているといえそうです。

まあ、仕事が来て原稿料がきちんと入るのならば、ちゃんとしたアシスタントがいれば仕事が回るはず。ここがまだまだ弱い部分で、ロッカー崩れとかトラックの運転手、あるいはへたうま作家しかアシスタントの募集には来てくれてません。人材の発掘や育成というマネジメントが必要になります。もしも布美枝さんがドラッカーを読んだら、この辺から手をつけていくかもしれませんが、とりあえずは深沢さんにお願いした倉田圭一さん(池上遼一さん?)に期待しましょう。

そうこうしているところに鬼太郎、映像化の話が舞い込んできました。映画なら実写を予定しているそうです。テレビは30分の子供向け連続番組ですが、スポンサーがつくかどうかが大きなハードルになるようです。確かにスポンサーにとって自社の製品を妖怪のイメージで見られることには大きなリスクがあります。すすんで妖怪を引き受けてくれる企業があるかどうかはかなり疑問で、総じてテレビの方が難易度が高そうですね。

 「映画とテレビ、どちらにしましょう?」

 「テレビで行きましょう」

豊川さんの問いに茂さんは即答しました。豊川さんは映画を想定していたようですが、自信がありそうです。実写・特撮がいやだったのかスポンサーにあてがあるのか。真意は明日あきらかになるでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お仕事再開


今日から本格的にお仕事再開です。さしあたりは8カ国分のパス解析から。秋の学会には間に合いませんが、沖縄の学会には間に合わせられるよう片付けていきましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オシロイバナ

赤と白と斑入りが並んで咲いてました。遺伝の実験みたいですね。
DE45B7C2-FA15-4D45-8E8B-B460216AAA7C

3D4CFCF5-6D44-4123-893D-5159FE1B90D4

ACB4D072-B39D-401F-8297-4C4A966498B9

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月17日 (土)

【ゲゲゲの女房】 第96話 雄玄社マンガ賞受賞!

「テレビくん」が雄玄社のマンガ賞を受賞しました。これは講談社の児童まんが賞がモデルになっているわけですが、ウィキペディアによると「最も優れた作品を発表した漫画作家を顕彰することによって日本の漫画の質的向上をはかると共に、その発展に寄与する目的で実施」とありますから、「テレビくん」がその年の最も優れた作品に選ばれたことになります。茂さん、やりましたね! 本当におめでとうございます!

ちなみに児童まんが賞の前後の受賞作品には「サスケ」(昭和38年)、「サイボーグ009」(昭和41年)、「巨人の星」(昭和42年)といった錚々たる作品が並んでいます。源兵衛さんが「芥川賞のようなもんだろ」と言ってたのはあながち誇張ではないですね。イカル、イトツ夫妻が電話をほっぽりだして万歳三唱していた気持ちもよく分かります。戦地から送られてきたはがきから21年。イカル母さんも感無量だったことでしょう。

小さくなった貧乏神も悔しそうな、でもちょっこし嬉しそうな顔をしながら去っていきました。不渡りで倒産した富田書房から引き継いで3年。あるときは大蔵省の役人、またあるときは業界新聞に寄稿する怪しげな漫画家に姿を変えて藍子ちゃんと同じ年月、村井家に居座り続けた彼もとうとう異界送りされていきました。おそらく、不渡りの一件で不動産屋に負っていた20万円の借金が消えたことを暗示しているのでしょう。

質札を昨日全部返して亀田さんとも縁が切れましたし、美智子さん、政志さん、太一くん、はるこさんと調布編前半を支えた登場人物は浦木以外姿を消したことになります。その代わり来週からは癖のありそうなアシスタントが続々登場しそうで楽しみですね。儲け話に目が無い浦木は引き続き出てくるとして、戌井さんや深沢さん、秘書の加納さんの今後が気になります。茂さんの晴れ舞台は戌井さんや深沢さんにとっても晴れ舞台でした。でも戌井さんたちにとってはそれで前途が開けたわけではありません。憂いを含んだ加納さんの表情はそれまでのサポート役にも目を向けてほしいという気持ちのあらわれでしょう。来週以降、茂さんが大活躍するとともに、戌井さんや深沢さんが報われる展開になってほしいものです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年7月16日 (金)

【ゲゲゲの女房】 第95話 鬼太郎週刊化!

 「安パイばかり切ってたらここから先にはいけないぞ!」

 「常識を破って進め!!」

鬼太郎、2回連続読者投票最下位に直面した豊川編集長の決断は「方向転換」や「撤収」ではなく、逆に鬼太郎を週刊連載に格上げするという「正面突破」でした。3回連続最下位で打ち切りというルール(慣例?)に編集長の特権で例外を認める措置で、成功すれば大きな手柄となりますが、失敗すれば非難轟々、編集長更迭につながりかねない決断といえるでしょう。編集員たちもあんまりいい顔はしてませんでしたし、豊川政権の命運は鬼太郎の活躍にゆだねられることになりました。

豊川編集長の決断を後押ししたのは鬼太郎連載を求める読者の声です。太一くんが書いたんじゃないかと思うようなファンレターが、少年ランド編集部に次々に届いていました。

 「コアなファンのつく漫画は大化けする」

「ザラッした奴」と意味合いは大体同じで、これが豊川さんのモットーであり経験則なのでしょう。コアなファンもコア過ぎるといけないのですが、はがきの数からそこそこの広がりがあると豊川さんは判断したものと思われます。

 「これが鬼太郎の仲間たちです」

週刊化にあたって茂さんは新しいキャラクターを投入してきました。鬼太郎と目玉親父だけでは毎週は話がもちません。砂かけばばあ、子泣きじじい、ねずみ男に一反木綿。砂かけばばあとか見たときちょっこし泣きそうになりましたね。いつもの鬼太郎の仲間たちはこうして姿を現したのです。茂さんが原稿を持ってきたとき、すっとお茶とおはぎをお膳の下に移した豊川さんの行動もさすがです。

鬼太郎と仲間たちが次々現れる妖怪たちと戦う。友情、努力、勝利の定番に奇怪さとロマンの味付け。新しい少年漫画の誕生に豊川さんも思わず武者震いしてました。週刊鬼太郎の評判についての描写は無かったのですが、おはぎのシーンから11月に話が飛んでましたので、10回で打ち切りという憂き目は見ないですんだようです。安定して入るようになった原稿料で、茂さんはこれまでの質草を全部亀田質店から返してもらうことができました。みやこ母さんに縫ってもらった青海波の着物も・・。「松としきかば」のまじないもこうして使命を全うすることができました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

梅雨明け?

3988F984-CE2D-40D8-90A5-A520B9BF2D90

太平洋高気圧が張り出してきて梅雨明けっぽい気圧配置になってきました。31℃まで上がってます。ボチボチ夏本番ですね!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月15日 (木)

【ゲゲゲの女房】 第94話 恐怖の読者投票

「テレビくん」の原稿料で村井家にもようやく電話が引かれることになりました。徒歩と妖怪ポストしか連絡手段がない家では大手と仕事をしていく上では不便です。なんだかんだといいながら、テレビや電話といった文明の利器がそろってきましたね。

電話とくれば間違い電話はお約束です。電話の音にびくっとする藍子ちゃんが可愛いです。冷やし中華の注文2回のあと大事な電話がかかってくるのもお約束。墓場の鬼太郎、少年ランド本誌に掲載決定です。非常にめでたいはずですが、今日の時点ですでに前途に暗雲が漂い始めてきました。

一つはゼタとの関係。深沢さん自身は茂さんのメジャーデビューを我が事のように喜んでくれているものの、鬼太郎はもともと富田書房や山海社で出していた作品です。版権の問題が早晩浮上してくるでしょう。インディーズ作家を見出して育成する嵐星社や北西出版のような中小出版社が、経済的にも報われるべきだという加納秘書の意見はもっともです。新しい才能を世に出すこと自体に喜びを見出す深沢さんのポリシーとやがて衝突することになるのかもしれません。

もう一つは鬼太郎の人気が芳しくありません。

 「恐怖の読者投票の仕組みをしらんのか!」

と浦木が力説してましたが、3回連続で最下位を取ると打ち切りになるといいますから確かにこれは恐怖ですね。鬼太郎はすでに2回最下位を取ってしまっていきなり土俵際に追い込まれてしまいました。

 「ザラッとした奴」

これが豊川さんのヒットの法則です。当たり障りのない無難な作品ではヒットしません。でもザラッとしすぎても駄目なんですよね。「ガリガリ君」も昔は学ラン着たバンカラで人気がなかったものを子供のキャラに作り変えて可愛げを出すことで人気キャラになった歴史があります。「テレビくん」をもっと可愛く、という指示も本来は編集者が出すべきだったのですが、豊川さん、茂さんに入れ込みすぎてその変のさじ加減に狂いが出てきているのではないでしょうか。ちょっこし心配です。果たしてうまく立て直せるでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月14日 (水)

【ゲゲゲの女房】 第93話 鬼太郎をやらせてください!

昨日の種明かしは「可愛くする」でした。そんな気もしたのですが、一日引っ張るほどのネタじゃないしなあとか思って別のことを考えてました。でも、可愛い姿をしているのに異形の能力を持つ、外見と中身にギャップを持たせるアイディアは悪くありません。こうしてテレビくんは一段と「ザラッと」した感触を持つことができました。

アイディアを形にしていく段階で新しい問題が浮上します。茂さんはテレビの仕組みをよく知らないのです。そもそもよく知らないテーマで勝負するのは危険なのですが、問題を察知した布美枝さんが古雑誌を集めてきてくれました。この辺は阿吽の呼吸でナイスな連係プレーでしたね。テレビ局の内部や撮影の現場。テレビカメラの形やスタッフの配置。作画に必要な資料をピンポイントで集めてくるなんて、翼くんと岬くん並みの息の合い方です。

さらに茂さんには、ある程度資料があれば頭の中で3次元データに変換して好きな角度で作画できる模型作りで鍛えた特殊能力があります。貧しい中で新聞配達をしながら不思議な世界にあこがれる三太少年の描写は、茂さんの実体験そのもの。藍子ちゃん似のテレビくんの容姿といい、持てるものを総動員して描いた「テレビくん」が完成しました。

 「大変結構です。原稿頂戴いたします」

 「子供たちこそ、この漫画の一番の理解者です」

豊川さんも大満足の仕上がりになりました。その場で少年ランド本誌の原稿執筆も依頼されます。子供たちをひきつける奇想天外な戦いのシーンをふくむものが今度の今回の条件です。

 「墓場鬼太郎をやらせてください!」

 「やっぱりそうきましたか!」

と間髪をいれずに豊川さん。ここは泣けましたね。紙芝居時代から暖めてきた茂さんのキラーコンテンツ、墓場鬼太郎がいよいよ世に出るときが来たのです。ともに紙芝居で戦った音松親分は去り、鬼太郎に賭けてくれた深沢山海社は倒産。そのあとも富田書房に裏切られ戌井さんの北西出版も苦戦・・。思えば長い道のりでした。

 「ようやく鬼太郎にチャンスが巡ってきたようです」

というおばばの声もうるんでいましたね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

19.7℃

6EA3301F-4C7E-457A-8CE9-1526C41603C9
久々に20度を切ってますね。薄着がデフォルトになっているのでひどく寒く感じます。布団ちゃんとかけて寝ないと••

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月13日 (火)

【ゲゲゲの女房】 第92話 テレビくん

テレビより面白いものを描くために茂さん有り金はたいてテレビを買ってきました。先日のお兄さんとの会話で白黒テレビ7万円とか言ってましたから、質流れ品でも4、5万円したことでしょう。今の20~30万円ぐらいに当たるでしょうか。

コンセントをつないで室内アンテナ立てて、当時のテレビは簡単です。早速、ブーフーウーが映ってました。懐かしいですね。藍子ちゃんが早速見入ってました。やはりテレビには子供の心を捉える効果があるようです。NHKの番組だと気軽に映せますが、ラーメンのコマーシャルは架空の作品かもしれません。なんせ茂さんが中に入り込んでラーメンをすすってましたから。

物欲を刺激するコマーシャル。これを反復呈示するメディアとなることでテレビの民間放送は持続可能性を獲得しました。テレビの中にはおもちゃやらご馳走やら子供たちには簡単に手の届かない沢山の欲求が山積みされています。これに、自由にアクセスすることができたら・・。テレビに入り込んでどこでもいけるし何でも手に入る代わりに(多分)危険な目にもあるキャラクター「テレビくん」の着想はこうして生まれました。テレビをどこでもドアやドラえもんのポケットに見立てるアイディアで秀逸ですね。テレビを買ってすぐにテレビの本質を見抜き、それを漫画のアイディアにまで高めていく。茂さん、さすがです。天才といっていいでしょう。

5日後、再訪した少年ランド編集の豊川さんも喜びました。

 「いいですね。テレビくんは子供たちのヒーローです!」

しかし、茂さんはここで固まってしまいます。ヒーロー? テレビの中で物欲を満たすだけのテレビくんがヒーロー? ヒーローというには確かに何かが足りないようです。正義のヒーローではなくてもいいのですが、何か世界観のようなものが必要かもしれません。一体なにが必要なのか。茂さんは、藍子ちゃんにそのヒントを見つけたようです。なんなのでしょうか。とても気になりますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月12日 (月)

【ゲゲゲの女房】 第91話 テレビより面白いもの

自分の得意分野で勝負したいという茂さんの狙いは豊川編集も先刻承知だったようです。「好きなジャンルで」別冊32頁というのが今回の依頼でした。ただし、一つ条件がつきます。

「テレビより面白いもの描いて下さい」

戌井さんもいう通りなかなか厳しい条件ですね。テレビよりつまらなかったら連載はしないと言ってる訳ですから。少年アワー追撃の切り札とするべく、豊川さんもハードルをあげてきました。

茂さんももとより望むところだったと思います。「好きなジャンルで」と言われて断わったのでは、何のために宇宙ものを断わったのか分かりません。

「そういうことでしたお引き受けします」

茂さん、一世一代の大勝負がはじまりました。

それはともかく予告編では鬼太郎がテレビ化されてるシーンが流れてました。テレビより面白いものを書き始めて週末にはアニメ化されちゃうんでしょうか。もうちょっとその辺の経緯は丁寧に描いて欲しいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月11日 (日)

神宮の空

1B67BEE2-9EFA-4D20-A875-26CA7D7C6CD5
これは昨日の写真です。一日だけ青空が広がりました。今日からまたしばらく梅雨空ですねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

くちなし

7D1EB2CF-C799-4114-9785-06873F08297A
匂いはすれども姿は見えず。姿は見えてもあんまり匂いほどは美しくないことが多いくちなしです。今日は割りと綺麗に撮ることができました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月10日 (土)

【ゲゲゲの女房】 第90話 大きな賭け

 「今回は宇宙物でお願いします」

昭和40年(1965年)といえば、3月18日に人類最初の宇宙遊泳がソ連のボストーク号によって行われた年です。漫画の売れ筋でもあったのでしょう。少年ランドの豊川編集は宇宙物で32ページの読み切りを描くように、茂さんに依頼に来たのでした。

茂さんは一瞬応諾しかけたのですが、何かが頭をよぎったのでしょうか、すぐ首を振りました。

 「お断りします。宇宙物は苦手ですけん・・」

これも実話なのかどうか分かりませんが、実話だとすると水木氏の人生の大きなターニングポイントでしたね。せっかくの大手の依頼を断って浦木や布美枝さんは不満そうです。でも茂さんには茂さんの考えがありました。

 「チャンスは一回きりだからな」

苦手な宇宙物で失敗すればもうチャンスはきません。連載でなく別冊の読みきりですから本当に一作だけで評価されてしまいます。この仕事を受けるといつまでも貧乏暮らしだぞと貧乏神もささやいていました。幸い、豊川編集は本気で茂さんに描いてほしがっていました。そうであれば苦手分野で勝負するより、次の機会を待ったほうが得意分野で勝負できる確率があがる・・

この辺の判断は非常に難しいですね。豊川編集は本気でも少年ランドの編集会議は茂さんに二度とオファーを出さないかもしれません。無理に茂さんの企画を通してもらった豊川編集の立場が悪くなることもありえます。苦手の宇宙物を描いて成功する確率と、それを断ってもう一度オファーが来る確率。どちらが大きいかを一瞬のうちに見極めなければなりません。

もちろん正確に確率を見積もることなどできないでしょうから、直感とイマジネーションによる判断になります。貸本漫画から雑誌に移ろうとして失敗していった漫画家たち。自分のよさを発揮する機会をもてなかったはるこさん。「金を追う人生はつまらん。好きなことをしろ」といったイトツ父さん。描きたい漫画を描かせてくれる深沢さんの存在も判断を後押ししたかもしれません。そして自分に賭けようとしている豊川編集の目に茂さんも賭けることにしたのでした。

 「お断りします」

大きなチャンスをつかむには、大きな賭けに出ることも必要です。必ず勝てるわけではありませんが、茂さんには第2のチャンスがやってきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 9日 (金)

【ゲゲゲの女房】 第89話 深大寺の別れ

深大寺のシーン、なずなやら赤駒やらが出てきて懐かしかったですね。調布に来たばかりで美智子さんたちにあったばかりのころ、茂さんと自転車で一緒に来て二人でなずなを摘み、茂さんに赤駒をプレゼントしてもらったのでした。この初めてのデートのシーンの他には、赤羽の帰りに映画を見たぐらいしかデートシーンがなかったりしますが、数少ないだけに印象深いシーンを思い起こさせるアイテムです。

あれから4年の歳月がすぎました。

 「なーんの役にもたっとらん」

といいつつ、布美枝さんはしっかりと根を張って茂さんの仕事を支えてきました。「見てるだけでしょ」とか「名前がない」とか言われて自分に疑問を持ってた時期もあった布美枝さんでしたが、今日はふっきれた表情をしてましたね。「それが自分の生き方」と割り切ったのでしょうか。

 「私なんかじゃ、かなわないなあ」

はるこさんにもそう認められて、郁子さんの一件以来のもやもやが解消した回だったのではないでしょうか。はるこさん自身は自分の気持ちを布美枝さんに託して、山梨へと帰っていきました。

浦木は当然荒れますが、そこに雄玄社の豊川編集が現れました。少年ランド別冊への原稿依頼です。とりあえず別冊からということで編集長の許可が下りたのでしょう。「ザラッとした」個性とメジャー少年誌のせめぎあいがここに幕を開けました。第1ラウンドはジャブの応酬からはじまるのでしょうか。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年7月 8日 (木)

巻雲


42422B0B-D8DD-4CFB-AC24-762B69920C1B

上空に巻雲が広がってました。爽やかさのある光景です。秋っぽい空気が入ってきてるんでしょうかね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【ゲゲゲの女房】 第88話 なんとかなる

イカル、イトツ夫妻は茂さんちに泊まっていきました。これが最後の上京になるかもしれませんし、一度くらいゆっくり話をしたかったのでしょう。イカルさんが布美枝さんに「茂のこと、よろしゅう頼みます」というシーンに万感が篭ってました。今生の別れではないにしても、それに近い感覚だったことでしょうね。この時点では売れない漫画家で一生すごす可能性が高かったのに「好きなことして生きろ、なんとかなる」と言い切ったイトツ父さんも立派です。

はるこさんは、その後原稿の手直しをして少女ガーデンの編集部に持っていったようです。「自分では最高の漫画が描けました」といってましたが、あえなくリジェクト・・。万策尽きてしまいました。でも、そうなんですよね。全力を尽くしても報われるとは限らない世界。中森さんにしても戌井さんにしても(富田さんも?)、全力を尽くしても成功はしませんでした。

 「世の中、思い通りにならんもんですよ」

山梨に帰る報告に来たはるこさんに、茂さんはこういいました。

 「でも、3年間描き続けた漫画家魂をもっとったらええ」

 「いつかは何かにつながるよ」

イトツ父さんから茂さんも<なんとかなる主義>を
受け継いでいました。「世の中、思い通りにはならんけど何とかなる」。過信でも絶望でもない地に足のついた楽観主義というべきでしょうか。戦地での体験から得た「生きとる人間には同情せんのですよ」という考え方も根は同じなのでしょう。

 「生きていれば何とかなる」

子供の頃からずっと漫画家になるために努力してきたのに、それを断念しなければならなかったはるこさん。しばらくは抜け殻かもしれませんが、いつかきっと立ち上がってくれることと思います。あの政志さんみたいにね。なんとかなりますって!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 7日 (水)

七夕

07FBC9C0-201B-40C9-9556-EC0E21D5DB8A

高幡不動の参道に七夕の飾り付けが行われてました。仙台ほどではないですがなかなか豪華です。惜しむらくは天気がいまいちですね。梅雨の最中だからしょうがないですが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【ゲゲゲの女房】 第87話 ザラッと来るやつ

 「どれも平凡だな!」

 「もっと絞り出せよ、アイディア!!」

少年ランドの編集長、いきなり飛ばしてましたね。「打倒少年アワー!」ということで熾烈な競争の真っ最中です。雄玄社のセットもなかなか気合が入ってました。「少年ランド」の他に「少女ガーデン」の見本やらポスターやらもそれっぽくできてます。ここが物語後半の主要舞台になっていくのでしょう。

少年ランドの知恵袋、豊川編集の口癖が「ザラッと来るやつ」です。<豊さんのヒットの法則>とも呼ばれているようですが、無難な売れ筋にプラスアルファされるべきものをあらわした独特な表現ですね。何かひっかかりのある、こだわりのある感じ。どこか神経が逆撫でされるされる感じをあらわしているのでしょうか。

 「子供は怖いものも、怪しいものも好きですからねえ」

 「受けると思うんだけどな、水木漫画」

みんなのうたの人気の双璧、<メトロポリタン美術館>と<まっくら森のうた>も怖い曲です。明るい曲、愉快な曲はたくさんあるのですが、インパクトのある心に残る曲というと、こういう怖さや怪しさのある曲ということになりますね。もちろん、怖さだけを前面に出してもしょうがないので、さじ加減が大事ですがその辺が編集の腕の見せ所ということになるのでしょう。ザラッとした個性のある描き手、茂さんに少年ランドの編集長は宇宙ものを描かせることで売れ筋とのバランスをとることを考えますが、どうなるのでしょうか。

これが本筋のストーリーで以下、はるこさんを巡るサブストーリーが展開します。はるこさんは親に3年たって駄目ならやめる約束で漫画を描くことにしていたようです。不治の病なんかではなくて一安心しました。悲劇のヒロインを無理につくってほしくはないですからね。競争の激しい世界ですから3年たって駄目なら安定した生き方をという親御さんの考え方もよく分かります。3年のタイムリミットを迎えて勝負に出たものの、ゼタにも少女ガーデンにもリジェクトされてはるこさんは茂さんに泣きついてしまいます。そこに深大寺から帰ってきた布美枝さんやイカル、イトツ夫妻が・・というところで今日は終わりでした。

布美枝さんの心中、穏やかならざるところですがこちらのサブストーリーの着地点はよくわかりませんね。政志さんのときのように感動の幕切れになっていくのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年7月 6日 (火)

【ゲゲゲの女房】 第86話 見てるだけ

こみち書房が去ってお話の焦点ははるこさんに移ってきました。浦木が「一ヶ月前から行方不明なんですよ」といった直後に嵐星社に現れるところはご愛嬌ですが、深沢さんに「あんたらしくない」といわれて切れてしまいます。

 「自分らしさなんて、認められなければ何にもなりません」

 「ゼタだって、大手では相手にされてないじゃないですか!」

この辺が難しいんですよね。自分らしさの追及と商業ベースに乗る作品というのは単なる二項対立ではありません。商業ベースに乗せるためには人気漫画の模倣にプラスアルファした自分らしさ、作者の持ち味が必要になります。深沢さんはそのことを伝えようとしたのですが、はるこさんにはうまく伝わっていないようですね。まあ、いずれにしてもかなりハードルの高い話ではありますが。

そこへ同人誌を出した太一くんとともに布美枝さんが訪ねてくるのですが、心配して話を聞こうとした布美枝さんにも
 
 「先生のそばで見てるだけじゃないですか!」

 「苦しんで漫画描いてる人の気持ちなんてわからない」

と八つ当たりして去っていきました。「見てるだけ」といっても本物の漫画家の苦しみや喜びを間近で見てきた人の話はとても貴重なはずですが、ひとの話に聞く耳持たない状態になってますね。相当焦って余裕をなくしているようです。前に「私、時間がないんです!」と叫んでいたことから、はるこさん不治の病説が囁かれていましたけど、そんな展開にもなりそうな雰囲気です。

一方の太一君は同人誌「シリウス」を出して文壇への第一歩を記しました。のちに有名な詩人になっていくのでしょうか。厚木に工場が移転とか言ってましたから、日産の工場に勤めながら創作活動を行っていくのかもしれませんね。

それはともかく、「見てるだけ」と言われた布美枝さん、気にしなくてもいいのに相当気にしているようです。前に深沢さん秘書の郁子さんには「主婦には自分の名前がない」といわれたりしてましたし、何か一念発起して始めるのかもしれません。朝ドラの常道では、そういうのは大抵空回りになるのですが、はたしてどうなるのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 5日 (月)

【ゲゲゲの女房】 第85話 イカル来襲

こみち書房との感動の別れから5ヶ月、イカル母さんが突如来襲しました。まあ、イトツ父さんも同時に来てたのですけどね。茂さんが前に「イカルに来られてみろ。被害甚大だぞ!」と言ってましたが、その言葉通りの大惨事となりました。主な被害は次の通りです。

1 兄嫁さん、舅の顔を忘れて叱責される
2 浦木、老後の蓄えを巻き上げようとして叱り飛ばされる
3 茂さん、怪しげな男とつきあい叱られる
4 布美枝さん、怪しげな男を家に出入りさせたかどで叱られる
5 雄一兄さん、風呂を借りるなら銭湯代を出すよう言い渡される。
6 イトツ父さん、出版詐欺にあいかけたかどで叱られる

ほんとに破壊力抜群ですね。浦木が「すんません」といってシュンとしてたのがおかしかったですが、風呂を借りにきながらテレビを買ったことを自慢してる雄一兄さんが叱られてたのも痛快でした。貧乏してれば気の毒にも思いますがお金があるのに弟にたかりにくるのはいただけませんね。

そんなことをしているうちに、大手雑誌社の雄玄社(集英社?)では茂さん担ぎ出しの計が進行していました。はたして吉とでるか凶とでるのか。はたまた出版詐欺騒ぎを目の前でみた茂さんの反応は。昭和40年を迎えてダイナミックに動きだしそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ネット利用と一般信頼

今朝の新聞に「ネット利用が一般信頼を促進する」という記事が載ってましたので、手元のデータを使って検証してみました。今年4月に行ったテレビやネットの使用状況と一般信頼や社会貢献との関係を調べたデータです(サンプル数303人)

相関係数を見てみるとインターネットの利用時間と一般信頼(「ほとんどの人は正直だと思う」)との相関は-0.10、街頭募金(「街頭募金にはなるべく協力する」)との相関は-0.12で、ほとんど関連がないかあるいはごく弱い負の相関が見られました。ネット依存(「ネットをしていて思ったより時間が過ぎることがある」)との相関は一般信頼が-0.13、街頭募金が-0.10で、こちらもごく弱い負の相関が見られます。ネットの利用やネットへの依存傾向は一般信頼や社会貢献行動と無関係か、あるいは弱いながらも阻害する傾向がみられるようです。

次にこれらの変数に心理変数の中で相関のあった他人指向の質問(「何かをする前に周りを気にするほうだ」「周りと意見が違うと自分が違うと思う」「ムードで意見を変えるほうだ」と不安(「ふと不安に思うことがある」)とを加えてパス解析を行ってみました。

Photo

おもしろいことに他人指向や不安の強い人はネット利用が少ない(他人指向や不安の弱い人がネットを良く使う)らしいことがわかります。一方、ムードで意見を変える人や不安の強い人はネット依存が強い傾向が見られますので、ネット利用とネット依存には密接な関係がありつつ意味が違う部分があることがわかります。ネットの使い方によって内部指向的(=非他人指向的)になったり他人指向的になったりするようです。

ネット利用時間はさらに街頭募金参加に負の影響を持っていますし、ネット依存は他人を正直と思う傾向(=一般信頼)

を下げる傾向を持っています。街頭募金参加や一般信頼は社会貢献意図と正の関係にありますので、やはりネット利用やネット依存は一般信頼や社会貢献傾向を引き下げる効果を持っているようです。

新聞の記事ではメールの送信回数が一般信頼と正の相関を持つことが紹介されていましたが、一般信頼は友人の数と正の相関を持ちますのでネット利用の正の効果というよりも友人の数を通した偽相関があるのかもしれません。また若い人で一般信頼が高いことがネットの効果の傍証とされてましたが、WVSデータによると日本では少なくとも1980年ごろから一貫して若い層の一般信頼が高く、年配の方の一般信頼が低い傾向がみられますので、年齢による違いはネット利用の多寡が原因ではおそらくないでしょう。

今回、ネット依存と他人指向や不安との関連が見出されたのは多分新しい傾向で、テレビ=他人指向メディア、ネット=内部指向メディアという構図が崩れつつあるのかもしれません(テレビ視聴時間は今回他人指向との相関はありませんでした)。ネットについては、日々状況が変わりますので将来はどうなるのかは分かりませんが、すくなくとも今のところはネット利用は一般信頼や社会貢献に負の影響を持っているといえそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 4日 (日)

赤ちゃん••

5C9990E0-FA25-4580-8A9A-1CF430EA1AA5

一瞬「赤ちゃん喫煙室」に見えました。ちょっこし早すぎますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 3日 (土)

【ゲゲゲの女房】 第84話 さらば、こみち書房!

調布に来たばかり布美枝さんを暖かく支えてくれた、こみち書房と美智子さんが千葉に旅立っていきました。物語前半終了といえるでしょう。昭和39年10月10日、東京オリンピック開会式の日の出来事でした。抜けるような青空を伝えるラジオのアナウンスが所々はいっているのがいいですね。まさに旅立ちの青い空です。

 「先生、おれやってみるよ」

見送りにきた茂さんに政志さんが告げます。その晴れ晴れした表情に涙が出ました。長い間、シベリア抑留時の辛い思い出を引きずってきた政志さん。電気工の能力を買われ、ソ連側に優遇されたことで他の仲間から冷たい目で見られた日々。「好きなことに裏切られることもある」。その思いを茂さんにぶつけたとき、返ってきたのは「死んだ人間が一番かわいそうです」
という言葉でした。さぞ生きたかったろうに死んでいった仲間たち・・

 「だから生きてる人間には同情せんのです」

 「自分を可哀想がるのはつまらんことです」

これはなかなか言えない台詞ですね。茂さんの本領発揮です。原作はあえて読んでませんので、水木氏が本当にこうした言葉を語られたのかどうかは知りませんが、死地をくぐり抜けてきた人の言葉にはやはり重みがあります。せっかく生きて戻ったのに自分を可哀想がっていてはもったいないし申し訳ない。政志さんはこの言葉で蘇りました。

いなくなった美智子さんを探しにいくときの表情にはすでに生気が満ちていました。千葉で電気工をする決意を告げ、「本当に勝手ね」という美智子さんに「すまん」と頭を下げる政志さん。謝ることも頭を下げることも復員してから初めてだったのでしょう。その姿に美智子さんもこみち書房を千葉に引っ越す決心をします。その美智子さんに金メダルをかけるシーンでは本当に涙があふれました。いやあ、今日の一話はよかったです。前半のフィナーレを飾るにふさわしいエピソードでした。脚本家さんにも役者の皆さんにも金メダルを差し上げたいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゆめてらす閉店

5CF4371A-8D97-4042-B8FD-5105701D3639
きのう新宿に行ったらゆめてらすがしまってました。6月末で一時閉店になったようです。再開店の予定は未定だそうです。

結構ひとが来てたので意外でした。この場所を再開発とかするんでしょうかね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 2日 (金)

【ゲゲゲの女房】 第83話 直接対決第2ラウンド


深沢さん、満州にいたんですね。うちの親もそうですから、そんな人は多かったのでしょう。「死んでたまるか」という気迫はそういう体験から生まれてくるのかもしれません。

政志さんの物語も核心に迫ってきました。野犬は政志さんと関連あると思ってましたが、政志さんが藍子ちゃんを助けてくれるとは••。キヨさんの言葉を受け止めた美智子さん、しっかり思いをぶつけてました。

 「あんなこと言われたのはじめてだ」

美智子さんの言葉が今度は政志さんを後押しして、茂さんの家へ。前回中途半端に終わった直接対決第2ラウンドの幕が上がりました。

いやいや伏線の多い展開でしたが、なんとか明日で決着つきそうですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 1日 (木)

長友選手

こげな所でも活躍してます。

A8356B66-94E3-4A7C-AB9C-A5157F128E67

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【ゲゲゲの女房】 第82話 自分を責めてるうちは

着地点の見えにくいストーリー展開が続きますね。今週は政志さんの物語がメインだと思うのですが、貸本オリンピックにいちゃもんをつけにきた漫画追放団体に抗議した政志さんをキヨさん(政志さんの実の母)は厳しく追求します。

 「店のこと一度だって手伝ったことないくせに、余計なことして!」

そこまで言わなくてもいいのにという気もしましたが、キヨさんの矛先は美智子さんにも向かいます。

 「私ばっかりに言わせて!」

 「あんたが遠慮してたら、かえってよくないんだよ」

このシーンが政志さん編のターニングポイントなんでしょうね。政志さんの出征からシベリア抑留中に子供を腸チフスで亡くしてしまった美智子さん。そのことを負い目に感じて政志さんに何も言えなくなってしまったことを理解しつつも

 「美智子さんが自分を責めてるうちは、政志も救われないよ」

と感じるキヨさん。美智子さんの負い目を解くことが夫婦が前に進むために必要だというのは的確な洞察というべきでしょう。そのことをはじめて美智子さんに伝えたシーンでした。

とはいえ、どうすればいいのか着地点は見えません。新たな伏線なのか何なのか、茂さんの原稿を届けにいく布美枝さんの前に野犬が立ちはだかります。まさか、大事な原稿を野犬に食い破られたりはしないでしょうね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »