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2010年8月 5日 (木)

【ゲゲゲの女房】 第112話 「ゲゲゲの」鬼太郎誕生!

ついに「ゲゲゲの鬼太郎」が誕生しました。主題歌ができてテレビ化に進展が見られたものの、墓場のイメージがやはりネックになっています。

 「タイトルを変えましょう」

豊川さんの提案で「森の鬼太郎」「ぼくらの鬼太郎」など考えるもいまいち・・。ここは仕切りなおしか、というところで藍子ちゃんの歌声。それだ! 例のオーケストラBGMに合わせて豊川さんが「ゲゲゲの鬼太郎」と書いた瞬間、思わずガッツポーズしちゃいましたね。茂さんの幼い頃の呼び名「ゲゲる」がこうして代表作のタイトルとして蘇りました。

そんな感慨に浸る間もなく、深沢さんが血まみれになって村井家に・・。何があったのでしょう。浦木情報ではゼタは大手の成田出版の傘下に入り、加納さんも活動資金がふえて喜んでいたはずです。「自由の砦」と大手の看板雑誌が両立しがたいことは想像がつきますが、それにしても鬼太郎船出の日に深沢さがこんな目に合わなければならないとは。。

事業の拡大とアイデンティティーの確保とは矛盾することが多いようです。深沢さんが壁にぶつかった事例とすると茂さんは壁を乗り越えた事例といえるでしょう。成功の秘訣は多分あの主題歌です。

「もっと怖くて勇ましい曲かとおもとった」

と布美枝さんが言ってましたが、茂さんも最初はその積もりだったようです。でも出来上がったのは、軽妙洒脱なゲゲゲのゲー♪ でした。

「妖怪=怖い」の固定観念を、朝は寝床でグーグーグー、試験もなんにもないとひっくり返す。「怖いけど面白い」を具体的に呈示しながら、受験戦争の前夜の子供の心にアピールする。そこには大手の要請に答えながらも自分の軸がぶれない懐の広さが見られます。これこそ「本物」の仕事といえるでしょう。

倉田くんに「近道を探したらいけん、脳の貯金がすぐになくなる」と諭しながら目の前で本物の芸を披露してみせる茂さん。どんだけすごい人なのでしょうね。そんな人の側で仕事できるアシスタントたちは幸せです。倉田くん、目の色が変わってましたね。そしてそれを見守るいずみちゃんの表情はちょっこし伏目がちでした。

漫画の道は急いでどうなるものではありません。それは分かったものの、いずみちゃんには時間がありません。彼女にはこの先、はるこさんの運命が待っているのでしょうか。

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