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2010年8月20日 (金)

【ゲゲゲの女房】 第125話 幻の玉砕

少佐の命令で玉砕したはずのズンゲン支隊でしたが、ゲリラ戦に転じた三井さんたちを含め100名以上が生き残ってました。しかし「玉砕」した部隊が存在するのは許されないこと。早すぎた報告のつじつまを合わせるため、生き残った将校は自決を命じられ、兵たちには次の戦闘で真っ先に突撃して死ぬことが求められました。

上官のメンツや報告のつじつま合わせのために死ぬ。こんなことで死ぬのでは本当に浮かばれません。

 「戦争で死んでいったものたちは可哀想ですな」

本当は生きたかったのに、命令のままに死んでいった人たち。その無念さ残念さを思うとき「自分は生きとる人に同情はせんのですよ」とかつて政志さんに語った言葉の意味がよく理解できます。片腕をなくしても生きて帰れたことが幸運。ないものを嘆いても始まらない。くよくよ考えるより前に進む強い意志が大事。そして意志の力で成功しないときは好機の到来を待つ。

イトツ父さん譲りの楽観的な考え方とイカル母さん譲りの筋を通す考え方が、戦時中の体験と合わさって茂さんのしなやかで強靭な人生観を形作ったのでしょう。とても参考になりますね。

藍子ちゃんもクラスメートの赤木さんから理不尽な仕打ちを受けていました。テレビに出ることを約束したことにされて、できないと断ると嘘つき呼ばわり。これも可哀想としかいいようがありません。

 「自分が間違っとらんなら、それでええ」

 「千万人といえども我行かん!」

イカルおばあちゃんは自分に非がないなら気にしなくても良いとアドバイスしました。自分が気にしなくても相手は難癖をつけたり無視したりするかもしれません。はじめからきっぱり断ったら断ったで、「何を偉そうに」と陰口を叩かれるかもしれません。だから、これはいじめられないためのアドバイスでは残念ながらありません。

世の中には理不尽なことが沢山あります。それをなくすのはなかなか難しいことです。でもそれを嘆いても始まりません。くよくよ考えずに自分にできることをしていく。そのためのアドバイスだと考えるべきでしょう。

かくて、イカルおばあちゃんも布美枝お母ちゃんも藍子ちゃんの苦しみをようやく正面から受け止めてくれました。藍子ちゃんなりにそれにどう応えていくか。土曜日の展開に期待したいです。

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