【ゲゲゲの女房】 第133話 昭和56年の風景
一気に9年の歳月が流れて昭和56年(1981年)になりました。前回は5年のジャンプでしたが、さらに大きく時代が飛びましたね。茂さん59才、布美枝さん49才です。まだまだふける歳ではありません。イカルさんは81才、イトツさんは85才ですからさすがに高齢になられました。物忘れもさることながら2階への昇り降りも大変なのではないでしょうか。
藍子ちゃんは18才で大学1年生、喜子ちゃんは14才で中学3年生です。ちなみに私は藍子ちゃんと同い年ですのでこの年大学の1回生です。合唱団に入って日々歌をうたったり、ステージで使う大道具・小道具をつくったりする生活に明け暮れていました。つい先日のような気がするのですが、もう30年近くたってしまったのですねえ。
小さなよっちゃんは先週で見納めだったようです。「もしもし、貴司おじさんですか」には泣かされました。マイペースで天真爛漫な女の子。中学生になっても変わってないようです。授業中にブランコに乗ったりはしてないでしょうけど、学校で妖怪図鑑に興じたり、周りの女の子たちとの落差は大きいですね。喜子ちゃんの中学生日記が一つのテーマになるのでしょう。
茂さんの仕事は相変わらず・・といいたい所ですが、そうもいかないようですね。鬼太郎第2シリーズ(昭和46年~47年)から9年。再放送は何度かみてましたけど、水木作品の新作は確かに見た記憶が無い時期です。水木プロの仕事も急減してアシスタントの補充もされない状態になっていました。茂さん、徹夜から解放されて平日の昼間からゆっくり<楽園>でくつろいでましたが、だんだん事態は深刻になっていきそうです。
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