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2010年8月31日 (火)

【ゲゲゲの女房】 第134話 ガラクタじゃないか

 ああ~♪ 私の恋は~♪

冒頭、喫茶店のシーンで松田聖子さんの「青い珊瑚礁」が流れてました。この曲を聴くと、ああ80年代だなって感じますね。昨日も「器用な人は上手に、そうでない人はそれなりに」と、富士フィルムのCMのもじりが使われていてNHKもなかなか芸が細かいです。

戌井さんの奥さんも久しぶりの登場です。2回タイムジャンプをする前、「悪魔くん」のテレビ放映のとき(第106話)以来ですから15年ぶりということになるでしょうか。もっとも、布美枝さんとは4年前に埼玉に引っ越す前に会ってはいるようですが。戌井さんの消息も15年ぶりに明らかになりました。北西出版は今も続けていること、ただ「北西文庫」の失敗以来漫画の仕事はしてないこと、つまらなそうで半分空気が抜けたみたいになってること。でも、また最近漫画を読み始めて、すこーしだけ空気がってきたこと。

 「漫画馬鹿はやっぱり漫画やらないとだめなのね」

まずはお元気そうで何よりです。漫画をポケットサイズに文庫化する「北西文庫」は大手にまねされてぽしゃったそうですが、大手がまねをするような独創性は健在ということでもあります。是非、もう一花咲かせてほしいですね。

もう一人の漫画馬鹿、茂さんは苦境に陥ってました。週刊パインを最後に連載の仕事は入ってきません。テレビの取材では

 「昔ながらの古臭い妖怪の話では視聴者も食いついてきませんから」

といわれる始末です。特にテレビのバラエティは栄枯盛衰が激しいですからね。1981年と言えばTHE MANZAI をはじめとする漫才ブームの真っ最中で、一日中漫才番組をやってたものですが、82年にはすっかり下火になってしまいました。テレビの感覚では「水木しげるはもう古い」と言われても仕方ないかもしれません。

 「やっぱり漫画だ。漫画でないと思うことは伝えられん」

その漫画でも仕事が来ないのですから深刻です。メジャーデビューから15年。ザラッとくるコンテンツを描き続けるのは大変です。昔ながらの妖怪話をリメイクするのも限界に近づいているのでしょう。とすると、何を描くべきか。

 「ガラクタじゃないか」

南の島から持ち帰った品々を前に茂さんはつぶやきます。宝の山だったものがガラクタに見えてくる瞬間、自分のやってきたことが無意味に思えてくる瞬間です。このとき楽園の品々だけでなく「昔ながらの妖怪話」も時代遅れのガラクタに見えていたのではないでしょうか。これまで、自分の描きたいものと世間の要求を巧みに調和させてきた茂さんでしたが、ここにきて「描きたいもの」を見失ってきたのかもしれません。脳の預金通帳に入金が必要です。

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2010年8月30日 (月)

作戦2010

今後の作戦としてはバックグラウンド確率の変化を記述する素過程モデルで集団選択モデルを書き直して、その結果をWVSなどの現実のデータと付き合わせるということになるでしょうか。

なかなか道は遥かです。

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関東地方死守?

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太平洋高気圧の勢力はだいぶ衰えて、四方に低気圧やら前線やらがうごめいてるんですけどねえ。それでも上空には暑い空気が供給され続けていて、関東から関西にかけてを死守する構えです。死守してくれなくて全然いいのですが。

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【ゲゲゲの女房】 第133話 昭和56年の風景

一気に9年の歳月が流れて昭和56年(1981年)になりました。前回は5年のジャンプでしたが、さらに大きく時代が飛びましたね。茂さん59才、布美枝さん49才です。まだまだふける歳ではありません。イカルさんは81才、イトツさんは85才ですからさすがに高齢になられました。物忘れもさることながら2階への昇り降りも大変なのではないでしょうか。

藍子ちゃんは18才で大学1年生、喜子ちゃんは14才で中学3年生です。ちなみに私は藍子ちゃんと同い年ですのでこの年大学の1回生です。合唱団に入って日々歌をうたったり、ステージで使う大道具・小道具をつくったりする生活に明け暮れていました。つい先日のような気がするのですが、もう30年近くたってしまったのですねえ。

小さなよっちゃんは先週で見納めだったようです。「もしもし、貴司おじさんですか」には泣かされました。マイペースで天真爛漫な女の子。中学生になっても変わってないようです。授業中にブランコに乗ったりはしてないでしょうけど、学校で妖怪図鑑に興じたり、周りの女の子たちとの落差は大きいですね。喜子ちゃんの中学生日記が一つのテーマになるのでしょう。

茂さんの仕事は相変わらず・・といいたい所ですが、そうもいかないようですね。鬼太郎第2シリーズ(昭和46年~47年)から9年。再放送は何度かみてましたけど、水木作品の新作は確かに見た記憶が無い時期です。水木プロの仕事も急減してアシスタントの補充もされない状態になっていました。茂さん、徹夜から解放されて平日の昼間からゆっくり<楽園>でくつろいでましたが、だんだん事態は深刻になっていきそうです。

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2010年8月29日 (日)

秋空

見た目秋空なんですけどね。実は30度くらいあります。明日も35度まで上がるそうです。みなさま、どうぞご自愛下さい。

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2010年8月28日 (土)

【ゲゲゲの女房】 第132話 無形の力

久しぶりに美智子さんが調布にいらっしゃいました。東京オリンピック以来ですから、8年ぶりになりますね。貸本屋ではないものの本屋さんは細々とでも続けてらっしゃるそうです。政志さんも電気工でがんばってらっしゃるようで一安心です。

 「最初のうちは新しい技術についていくの大変だったみたい」

戦前からですから、20年以上現場を離れてたことになります。でも音をあげずに技術習得に励み、今では若い人に教える立場になったとのこと。本人の努力もさることながら、美智子さんの支えも大きかったことでしょう。

音をあげずにがんばったといえば、スガちゃんも点々を打ち続けて7年になります。茂さんに「腕をあげたな」と褒めてもらえるほどになりました。しかも
 
 「いつの間にか全軍の指揮をとる力もつけおって」

なんて褒め方もしてもらってました。茂さんがダウンしたときに、スガちゃんが檄を飛ばしているのを見ててもらえたんですね。スガちゃん本人の努力もさることながら、茂さんが辛抱強く起用してきた成果でしょう。最初のころを知ってるだけに嬉しかったです。

昨日、脚本家の山本むつみさんが「人と人が寄り添って暮らすことの面白さを描いた」という風なことを書いてらっしゃいました。本当にその辺が丁寧に描かれている作品だと思います。人と人が寄り添うことで無数の助け合いが生まれてきます。布美枝さんを支えた美智子さん、政志さんを救った茂さん、茂さんを助けた戌井さん、深沢さん、豊川さん。いずみちゃんが苦しんでいるときには中森さんが話をしてくれましたし、藍子ちゃんの悩みは貴司さんが見抜いてくれました。そして貴司さんが亡くなったときに、美智子さんが・・

 「亡くなった人は、いなくなってしまうわけじゃないと思うのよ」 

 「目にはみえないけど近くにいて見守ってくれてるんじゃないかな」

見えんけどおる。息子さんを亡くしている美智子さんの言葉だけに、布美枝さんにとっても大きな励ましになったことでしょう。生きてる人にも、亡くなった人にも支えられてみんな日々の暮らしを一生懸命送っている。無形の力を形あるものとして描くことでそのことを思い出してほしい。茂さんの仕事も脚本家の山本さんの仕事も、そういう思いが多くの人の心を打つのだろうと思います。

来週は戌井さんとはるこさんが登場されるようですね。どんな無形の力を見せてくれるのでしょうか。太一くんや紙芝居の音松親分にも最終回までにもう一度登場してほしいですね。

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2010年8月27日 (金)

【ゲゲゲの女房】 第131話 ありがとう、貴司さん

mixiのゲゲゲコミュの書き込みによると、弟さんが若くして亡くなられたというのはやはり実話だそうです。改めてご冥福をお祈りします。ご本人さんも無念でしたでしょうし、家族の方の心中もお察しいたします。昨日の源兵衛さん、今日のみやこさんの姿をみるにつけ、そう思います。

この弟さんのエピソードは原作では描かれていなかったそうですね。原作はあえて読まずにドラマを見ようと思ってますので確認はしてないのですが、茂さんの「死んでいったものたちは可哀想だ」という言葉の意味を具体的に表現する意図がこめられているのでしょう。明るかった貴司さん。その貴司さんが不慮の事故で突然亡くなってしまう。戦争中にはそんなことが沢山あった。

 「息子たちが戻らんかったら、あたしも生きとられんと思った」

 「子を送るほど辛いことはないな」

イカルさん、イトツさんの言葉が言葉以上の実感をもって迫ってきます。「沢山あった」というだけではそれで終わってしまうところを、「貴司さんのようなことが沢山あったのだ」ということで心に刻み付ける。そういう意図で原作にないエピソードを描くことにし、遺族の皆さんも了承されたのでしょう。ありがとうございます。

 「あんたたちの顔見たら、元気が出てきたわ」

故郷で源兵衛さんやみやこさんの思いに接して帰宅した布美枝さん、藍子ちゃんや喜子ちゃんへの思いを新たにしました。茂さんも布美枝さんのことを心配してたようです。「おかあちゃんがいないと家の中が暗いなあ」なんて藍子ちゃんにこぼしてたんですね。いなくなって分かる女房の恩。修理屋貴司さんの最後の置き土産でした。喜子ちゃんも、ちゃんと貴司おじちゃんにお礼言えてよかったです。出勤前の視聴者には酷なお礼でしたけどね。

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2010年8月26日 (木)

【ゲゲゲの女房】 第130話 貴司さん、死去・・

しばらく前から「貴司 死亡」「貴司 亡くなる」といったキーワードで検索する人がいましたので、ある程度は覚悟してたのですが・・。やはり貴司さん、亡くなってしまうのですね。残念です。

海岸に海苔を採りにいって高波にさらわれて水死とのことです。事故というものはいつなんどき起きるか分からないものではありますが、フィクションでわざわざ亡くなる設定にする必然性はありませんから、実話なのでしょう。弟さんのご冥福をお祈りいたします。

それにしても仕事もようやく軌道に乗り、家族との溝も修復できた矢先の事故でした。戦地でも「おれはこんなことで死ぬのか」と思いながら死んでいった仲間が沢山いたと茂さん、述壊してましたが貴司さんもお仲間になってしまいました。死んでいったものたちは可哀想。改めて実感させられます。

いずみちゃんは東京から帰ってすぐお見合いして結婚したんですね。名前が「森川いずみ」になってました。成人した兄弟姉妹がそろうのは、法事のときぐらいかもしれません。4姉妹がゆっくり話す機会がもてたのも貴司さんの引き合わせでしょう。

喜子ちゃんがつくってもらった鬼太郎ハウス、形見になってしまいましたね。大事につかいましょう。時々は貴司おじちゃんに電話してあげてくださいね。おばばも隣できいてくれてると思いますよ。

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2010年8月25日 (水)

【ゲゲゲの女房】 第129話 茂さん、ダウン

茂さん、ついに過労でダウンしてしまいました。現代まんが社倒産の損失を他の仕事で穴埋めしようとしたのが、直接の原因のようです。鬼太郎の粗悪品さわぎも拍車をかけたようですが、あれは浦木の仕業ではなかったのですね。疑って申し訳ありませんでした。謝りますので「デンタクミニ」の粗悪品を売るのは控えてほしいところです。

 「いつ貧乏に逆戻りするかわからん」

 「うかうかすると1個分隊全滅だ」

貧乏神の幻影。経営者としての責任。これらが茂さんを追い詰めていました。「貧乏よけ大作戦をやっとったんだ」とも言ってましたから「俺の言うとおりにせえ!」というのは指揮官になったつもりだったのですね。そこまでは分かりませんでした。単にイライラしてるのかと思いましたよ。「みんなで締め切りに立ち向かおう!」と檄を飛ばしていたスガちゃんの方がよっぽど指揮官らしかったです。だいぶ茂さんの考えを当てたつもりなのですが、やっぱり人の考えてることは分からないものですね。

 「作戦は失敗だな」

人の考えてることは分からないし分かってもらえない。作戦の概要を説明せずに命令だけ出してもなかなかうまくいかないものです。「黙って家のことをしたらええ!」と言われても、それが自分の能力に対する不信なのか負担や心配をかけまいとする思いやりなのか、単にいらいらして八つ当たりしてるのか水木プロダクションの効率を上げるために分業を進めようとしているのか分かりません。

可能性が沢山あるのに「それぐらい言わんでも分かるだろう」というのは、相手に対する想像力が不足しているというべきでしょう。まあ、相手がどうとるかを事前に十分考えるというのは難しいものですけどね。相手は自分の言葉に対していろんな捉え方をするものだ、ということを前提にすると「言わんでも分かる」という態度はリスクが大きいです。「分かるように言う」ことの大切さ。おなかが空いてるのになかなかお粥を食べさせてもらえなかった茂さんにも身に染みたのではないでしょうか。

そんなわけで布美枝さんとのすれ違いは一件落着ぽいです。先週の土曜の予告シーンで源兵衛さんとか出てましたから、布美枝さんが怒って実家に帰るのかと思ってましたがそうでもないようですね。残りの回数も少ないのでこの辺で決定的な対立と和解を描く手もあったのでしょうけど、安来には別件で帰るみたいです。

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2010年8月24日 (火)

【ゲゲゲの女房】 第128話 プチ家出

 「またいらんことを」

 「黙って家のことをしたらええ!」

今日も茂さんは険悪でした。次々に締め切りに追われるし、粗悪品の苦情の電話までかかってくる。仕事上のイライラを家族にぶつけてるようで、悪い兆候です。

 「ええけん、俺の言うとおりにせえ!」

怒鳴られて布美枝さん、家を飛び出してしまいました。イカルさんのように理のあることをピシャリと言うのであれば相手がハッと気がつく効果を期待できたりしますが、イライラをぶつけるのでは感情的な反発が帰ってくるだけです。

茂さんも冷静であれば、それぐらい分かるのでしょうけど、よほど余裕がないのでしょうね。締め切りの多さという構造的な問題に加えて、現代まんが社の倒産、浦木(?)の粗悪品騒ぎという一時的な要因が加わっていっぱいいっぱいのようです。この辺が解決するまでは布美枝さんとのすれ違いが続いて、溝が深まっていきそうな気がしますが・・

美智子さんのように家を飛び出した布美枝さんでしたが、子供たちが心配で家に帰ってきました。大喜びする喜子ちゃんが可愛かったですね。洗い物をきちんとして妹を励ます藍子ちゃんも偉かったです。非常事態に強い布美枝さんの血でしょうか。

子供がいないと布美枝さんも帰ってくるきっかけがつかめなかったかもしれません。茂さんも仕事が忙しいのもあるでしょうけど、子供がいるのでいずれ帰ってくると思って迎えにいかなかったのでしょう。「子供は大変だぞ」と言ってた茂さんですが、やはり子供はかすがいです。

それだけに子供を連れて布美枝さんがいなくなったときは慌てました。布美枝さんもみんなで買い物に行くって言わなかったんでしょうかね。いずれにしても夫婦のコミュニケーション不足は深刻です。ここで茂さんが手を打たないと取り返しのつかないことになりそうです。

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2010年8月23日 (月)

【ゲゲゲの女房】 第127話 不機嫌な茂さん

 「仕事のことは、口を出さんでええ」

 「お前は家のことやっちょれ」

茂さん、いつにまして不機嫌でしたね。「仕事のことは心配するな」といってた時期もありましたが、また「口を出すな」に逆戻りしています。布美枝さんだけではなく、鬼太郎人形の粗悪品の苦情を知らせてきた光男マネージャーにも

 「俺は知らん。そんなことはお前がなんとかせえ!」

と怒ってました。粗悪品をつくって苦情が来そうな人間が身近にいるのも忘れてしまったのでしょうか。

冒頭で小野田さん発見の新聞記事が出てましたから、時代設定は昭和47,8年なのでしょう。石油ショックはまだみたいですが、高度成長はすでに末期で景気の減速期には入ってました。過当競争の漫画界でも現代まんが社が倒産するなど再編の動きが出ています。水木プロもそのあおりで原稿料の未払いや漫画映画への出資金の未回収に直面していました。

原稿料の未払い。茂さんにとってはトラウマなんでしょうね。富田書房の昔と違って、アシスタントや経理やマネージャーの人件費も必要で、あっという間に資金繰りに窮するおそれもあります。妖怪いそがしだけでなく、貧乏神の幻影も頭をよぎったかもしれません。

多分、この経営者としてのプレッシャーが茂さんの不機嫌の原因なのでしょう。そして、このことで家族には心配をかけたくないという思いが「仕事のことには口を出すな」「何をしとる、向こうにいっとれ」という強い口調につながっているように思います。

でも、それは布美枝さんには伝わりません。なぜかしら除け者にされている。自分なんか必要ないのでは、という思いに囚われるばかりです。加納さんが久しぶりに訪ねてきて「布美枝さんは幸せねえ。私にもこんな人生があったかもしれない」といってくれても、逆に喪失感が深まってしまいます。

そんなわけで、今週もすれ違いのスタートとなりました。「そげなときのために年寄りがおるだよ」とイカルさんが出てくる前に、喜子ちゃんみたいに想像力を働かせるまもなく、加納さんと深沢さんのように今回は決定的なすれ違いになってしまうのかもしれません。

 

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2010年8月22日 (日)

燈花会

駅前の宿に戻ると前を浴衣姿の人がぞろぞろ東に向かって歩いてました。お祭りでもあるのかなと思っていって見ると・・

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あちこちにロウソクを入れた燈火が沢山飾ってありました。

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燈火の入れ物には水が入っていてそこにロウソクが浮かべてあります。これを2万個あまり並べる燈花会というお祭りが行なわれているのでした。

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浮御堂の会場から奈良公園のメイン会場にいくと遥か彼方まで燈火が並べられてました。

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メイン会場の遥か向こうには東大寺の屋根がライトアップされてます。

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赤や緑の燈火も用意されてて、とても綺麗でした。500円で立てさせてもらえるそうなので記念に一つ。

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800人のボランティアさんが一斉につけて消していくという光の芸術を思いがけず堪能することができました。

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大仏

奈良といえば東大寺の大仏さまです。本当は興福寺で阿修羅像も見たのですが、写真が撮れないのでこちらは割愛。でも、平日なのに沢山の人が見学にきてました。

東大寺も大仏も実は初めて見ます。興福寺も春日大社も今回初めて見ました。

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素敵に大きいですね。創建当時はもっと大きかったといいますから行基上人に苦労がしのばれます。

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大仏さまもとても大きいです。奈良の街は大きな建物をたてないようにしているようなので、大きさが一層引き立ちますね。京都はゴチャゴチャいろんなものが建ちすぎてて、その点残念です。

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裏はこんなふうに支えられていました。

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柱の穴潜りは挑戦者多数です。50肩の人間にはきつそうなのでパスしておくとしましょう。

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奈良

10日の夜は広島で野球をみて、11日には奈良に向かいました。奈良って行けそうで行けない所なんですよね。旅行のついでということで弾みをつけて行ってきました。

近鉄奈良駅を降りると行基上人がお出迎えしてくださいます。

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東に進んで奈良公園に入ると今度は無数の鹿が迎えてくれます。

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うかつに鹿せんべいとか買うとあっという間に囲まれてしまうので要注意です。

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関門大橋

この日は台風の影響で風がつよくて関門海峡は結構波立ってました。

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唐戸市場の屋上は芝生になっています。関門大橋がよく見えました。

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下関唐戸市場

下関で昼ご飯です。メニューは当然フグ!と行きたい所ですが、唐戸市場の食堂は平日なのに人で一杯でした。

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予約なしでは食べられそうにない勢いです。席が空いている店を見つけたのですが、声をかけると「電話で予約してください」

そこで店の前から電話して見ると、なんと「20分後にきて下さい」ということで、無事予約できました。そういうマニュアルになってるんでしょうかね。

そんな訳で、無事フグ懐石を堪能することができました。

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幡生駅

幡生(はたぶ)は山陰本線の終着駅です。子供の頃からお馴染みの山陰本線ですが、終点まで乗ったのは今回が初めてです。記念にパチリ

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みすゞ潮彩号

旅行記の続きです。

8/10は萩から下関を回って広島まで行きました。下関までは18切符、そこからは新幹線です。山陰海岸は相変わらず人が少なくて綺麗でした。もっと便利だったら頻繁にいきたいところですが、便利だと人が増えて綺麗じゃなくなるかもしれませんね。

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途中、小串駅でみすゞ潮彩号にすれ違いました。

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下関の詩人、金子みすゞさんにちなんだ観光列車です。新下関から長門市の仙崎まで、3時間余りで結びます。見所では徐行してくれるそうなので山陰海岸の観光にはピッタリですね。今度くるときは乗ってみたいです。

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2010年8月21日 (土)

唐木田~南大沢ウォーキング

小田急唐木田駅にいったついでに南大沢まで歩いて見ました。多摩センターまではよくいくのですが、次の唐木田までいったのは初めてです。

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駅前はマクドナルドと小田急の車両基地があるくらいで、そんなに見所はありません。

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すぐ帰るつもりだったのですが、思ったより風が涼しかったのであるいてみることにしました。

西に向かって緩やかに上っていくと稲荷神社がありました。多摩ニュータウンの開発前からあったのでしょうね。

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しばらく西に向かうと原野に行き当たって行き止まりになりました。この辺から道がわかりにくくなってきます。右におれて丸紅や全労済の立派な建物を迂回すると大きな公園がありました。別所公園です。

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ジョギングしてる人や散歩してる人がいて気持ちのいいところです。日吉神社ではお祭りの準備をしてました。

このあとも右に左にくねくねアップダウンしながら南大沢に向かいます。多分まっすぐ進む歩行者専用道が団地のなかにあるんでしょうけど一見さんには見つけられませんでした。車道を歩く事5千歩余りで南大沢に到着です。ふりかえると団地の夜景が綺麗でした。

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晩御飯はミートレアにしましょう。

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【ゲゲゲの女房】 第126話 ゼタ玉砕せず

藍子ちゃん「苗字帯刀御免」の呪文で少し強くなれたようです。この呪文を唱えればいつでもイカルおばあちゃんと一緒です。赤木さんの猛威はまだまだ納まりませんが少しずつ自信がつけていけるといいですね。

今日は久々に深沢さんが登場しました。成田出版との合併が破談となってから5年。「深沢さんがいる限り描き続けますよ」と言ってた茂さんは約束どおり原稿を描き続けています。今回は近藤勇のお話のようです。確かに調布にお墓がありますね。西調布にも像が建っていて私もよく前を通ります。

しかし、やはりゼタの経営は苦しく漫画家たちへの原稿料も滞りがち。<自由の砦>も陥落寸前に追い込まれていました。

 「そろそろゼタも潮時かと思ってましてね」

原稿料も払えないような雑誌を続けてもあちこちに迷惑をかける。今ならまだ格好良くやめられる。意地の人、深沢さんとしてはボロボロになるまで戦ってみじめな姿を晒した富田書房の社長のようになるのは避けたかったのでしょう。飢えとマラリアにさいなまれて朽ち果てるより、潔く玉砕することを選んだズンゲン支隊長の姿がダブります。

 「総員玉砕せよ!」

それはまさに茂さんが描こうとしていた悲劇への道です。支隊長のプライドは多くの兵たちの命を道連れにしました。ゼタの玉砕は多くの志ある漫画家の卵たちの運命を道連れにするかもしれません。

 「もう少し、あがいてみるかな」

茂さんの構想を聞いて深沢さん、玉砕しない道を選ぶことにしました。ゲリラ戦でもなんでもまだまだやれることがある。くよくよ考えるより前に進む強い意志が大事。茂さんもそういいたそうでしたね。願わくばゼタにも好機が、深沢さんにも幸運がもたらされますように。

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2010年8月20日 (金)

「ゲゲゲの女房」クランクアップ!

18日にクランクアップしたそうですね。松下さん、向井さんはじめキャストのみなさん、スタッフのみなさんお疲れ様でした。あと1ヶ月楽しみに見させていただきます。

こちらでクランクアップ記者会見の動画が見られます。
http://www.nhk.or.jp/pr-movie/index.html?id=0383

水木プロの入り口がぬりかべだったり、空から一反木綿が降ってきたり楽しい趣向ですね!

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【ゲゲゲの女房】 第125話 幻の玉砕

少佐の命令で玉砕したはずのズンゲン支隊でしたが、ゲリラ戦に転じた三井さんたちを含め100名以上が生き残ってました。しかし「玉砕」した部隊が存在するのは許されないこと。早すぎた報告のつじつまを合わせるため、生き残った将校は自決を命じられ、兵たちには次の戦闘で真っ先に突撃して死ぬことが求められました。

上官のメンツや報告のつじつま合わせのために死ぬ。こんなことで死ぬのでは本当に浮かばれません。

 「戦争で死んでいったものたちは可哀想ですな」

本当は生きたかったのに、命令のままに死んでいった人たち。その無念さ残念さを思うとき「自分は生きとる人に同情はせんのですよ」とかつて政志さんに語った言葉の意味がよく理解できます。片腕をなくしても生きて帰れたことが幸運。ないものを嘆いても始まらない。くよくよ考えるより前に進む強い意志が大事。そして意志の力で成功しないときは好機の到来を待つ。

イトツ父さん譲りの楽観的な考え方とイカル母さん譲りの筋を通す考え方が、戦時中の体験と合わさって茂さんのしなやかで強靭な人生観を形作ったのでしょう。とても参考になりますね。

藍子ちゃんもクラスメートの赤木さんから理不尽な仕打ちを受けていました。テレビに出ることを約束したことにされて、できないと断ると嘘つき呼ばわり。これも可哀想としかいいようがありません。

 「自分が間違っとらんなら、それでええ」

 「千万人といえども我行かん!」

イカルおばあちゃんは自分に非がないなら気にしなくても良いとアドバイスしました。自分が気にしなくても相手は難癖をつけたり無視したりするかもしれません。はじめからきっぱり断ったら断ったで、「何を偉そうに」と陰口を叩かれるかもしれません。だから、これはいじめられないためのアドバイスでは残念ながらありません。

世の中には理不尽なことが沢山あります。それをなくすのはなかなか難しいことです。でもそれを嘆いても始まりません。くよくよ考えずに自分にできることをしていく。そのためのアドバイスだと考えるべきでしょう。

かくて、イカルおばあちゃんも布美枝お母ちゃんも藍子ちゃんの苦しみをようやく正面から受け止めてくれました。藍子ちゃんなりにそれにどう応えていくか。土曜日の展開に期待したいです。

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2010年8月19日 (木)

【ゲゲゲの女房】 第124話 思い込みの悲劇

布美枝さん、昨日の時点で「南の国で暮らしたい」という藍子ちゃんに異変を感じ取ったのかと思いましたが、相変わらずピンボケですね。二階堂くん並の鈍さです。子供の頃に誕生会のプレゼントで困った経験とかあったのかもしれませんが、そのラインで藍子ちゃんの言動を解釈して、自分でプレゼントまで用意するものですから藍子ちゃんにさらにプレシャーをかけてしまいました。

いわゆる親心があだになる展開で、見ていて歯がゆくなりますね。妖怪<思い込み>の恐ろしさを伝えたいという脚本家さんの狙いは十分達成できてますが、布美枝さんも藍子ちゃんも気の毒すぎます。イカルおばあちゃんのフォローに期待しましょう。

他方、茂さんちには戦時中の上官、三井軍曹と佐々岡軍医殿が訪ねてきました。マラリアにかかり、腕を負傷した茂さんを治療した軍医さんも恩人の一人です。この軍医さん、なかなか面白い方ですね。トペトロたちと仲良くなった茂さんをかばってくれたのも軍医さんでした。

 「こっちが笑うと向こうも笑った。これで友情成立じゃ」

ジャングルの中でばったり出会った茂さんとトペトロくん。思わず身構えるはずのところをにっこり笑った茂さん。トペトロくんもそれに応えてくれました。こんな風に見知らぬ同志が仲良くなれることもあるんですよね。藍子ちゃんもこんな風に赤木さんたちと仲良くなれればと思いますが・・

茂さんの部隊はその後、新しく着任した部隊長のもとで玉砕の道を歩むことになります。敵に囲まれ、水場も奪われ、かくなる上は潔く散るしかない。これもまた思い込みによる悲劇だったのかもしれません。妖怪<思い込み>を退治するのは容易ではないのですが、さまざまなレベルの思い込みの悲劇を知ることが妖怪退治の第1歩になるはずです。

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2010年8月18日 (水)

【ゲゲゲの女房】 第123話 敗走記

「しげさーーん! 生きて帰れーーー!!」

「しげるーーー!!」

イカル母さん、イトツ父さんの絶叫に涙が止まりませんでした。今日はこのシーンに尽きますね。戦局不利な昭和19年、パプアニューギニアの前線に送られた茂さんの部隊は敵の不意打ちを受け全滅。茂さんは海に飛び込み難を逃れますが、陸に上がろうとすると再び敵に遭遇します。絶壁に必死にしがみつく茂さん。その姿を夢に見たイカル母さんとイトツ父さんがはるか境港から送った念が通じたのか、敵は茂さんに気づくことなく去っていきました。

そんなことがあったのですね。若いイカル母さんが涙を浮かべながら必死に叫ぶ姿に胸を打たれました。しげさんが復員してきたときの喜び、自ら腕をつって片腕の暮らしを体験しようとしたエピソード、婚礼の夜の布美枝さんへの挨拶。一こま一こまの背後にこのときの絶叫がこだましているように感じられました。

敵から逃れた茂さんでしたが、蚊の大群に襲われてマラリアに感染、上官には生きて帰ったことをとがめられ、高熱にうなされているところに機銃掃射を浴び、片腕を失います。こうした体験を短時間に漫画にしろと言われても到底できるものではないでしょう。

 「本当の戦争を描きたい」

ラバウル訪問も南国熱もその思いを実現するための下準備だったのですね。

そんなことを知る由もない藍子ちゃんは「学校も試験もなんにもない」南国に移住したいと言い出しました。布美枝さんもようやくただならぬ事態に気がついたようです。明日は赤木さんの誕生会のある木曜日。非常に心配です。

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2010年8月17日 (火)

【ゲゲゲの女房】 第122話 テレビに出たいお化け

クラスメートの赤木さん、藍子ちゃんに宿題うつさせてあげてどんな無理難題を要求してくるのかと思ったら「テレビに出して」ときましたか。藍子ちゃんが頼めば茂さんが原作に書いてくれて、それがそのままテレビになると思ってるんでしょうねえ。何でも自分の思い通りになるような育てられ方をしてきたのでしょうか。

テレビに出さなかったら、宿題のことをバラすぞ、もっといじめてやるぞと無言のプレッシャーを受けて藍子ちゃんも大変です。内容が脅迫まがいになってくると子供だけで解決するのは難しいのですが、藍子ちゃん、大人に助けを求めるのが下手ですねえ。布美枝さんも相変わらず先回りして子どもの口を封じてしまいますし。「お父さんに変な相談しちゃだめよ」じゃなくて「お父さんに相談してご覧なさい」でしょ!とか思っちゃいますね。

そのお父さんの南国熱は峠を越えたようです。お面が飾られてるのは相変わらずですが、リズムに合わせて体を揺らせたりスガちゃんが点々を打つことはなくなりました。ラバウル訪問で改めて思い出した戦時中の苦しみから逃れようするような陶酔ぶりでしたけどね。少し冷静にもどってきたのでしょう。でも当時のことは忘れようもありません。夏の間に「敗走記」の単行本化を、という豊川さんの依頼は即座に断ってました。

「あれはすぐにという訳にはいかんですけん。時間がかかります」

戦後27年がたってもまだ時間がかかる。それだけ重い体験だったのでしょう。その体験が藍子ちゃんや喜子ちゃんにどのように語られるのでしょうか。

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2010年8月16日 (月)

【ゲゲゲの女房】 第121話 南国の楽園

ヤンヤンヤ~ン ソレゴレ ヤンヤンヤ~ン♪

お経のような音楽。家のそこここに呪術のお面。お面をかぶって乗り乗りの茂さん。漆原教授の研究室に迷い込んだのかと思いましたよ。

今週は茂さんとイカル母さんの戦争体験という重いテーマを扱いますので、つかみは軽妙にということなのでしょう。ラバウルでのトペトロ氏との再会も時間軸を追ってではなく、回想のなかで語られることになりそうです。忙しいスケジュールを縫ってよくラバウルに行く時間があったと思いますが、結果として家族に南国移住を提案するほど、南国づいてしまいました。

温暖な気候。色鮮やかな景色。満天の星空にロマンチックな月夜。その一方、お風呂もトイレもなくボウフラの湧く水を沸かして飲む生活。旅行代理店みたいな謳い文句の傍ら悪い所もちゃんと言及するところが茂さんの良心的な所でしょうか。でもそれが仇になって喜子ちゃん以外には賛同してもらえませんでした。

妖怪の出そうな不便な暮らしという点で、昔の生活と南国の暮らしは共通しています。茂さんにとっては両者は一体なのかもしれません。でも、家族にとっては今さら昔の暮らしにも南国の暮らしにも帰れないというのが本音でしょう。たまに電気のない別荘に行くぐらいが関の山かもしれません。

波風を恐れない自己主張という点ではイカル母さんも相当なものです。世間の後ろ盾があろうとなかろうとお構いなしです。ちょっこし深沢さんにも似てるかなとも思いましたが、深沢さんはその後どうしてらっしゃるんでしょうね。ともあれ老人会勧誘婆さんとのバトルでは、心臓の悪さは微塵も感じませんでしたので一安心です。それにイカル母さんの自己主張には嫁いびりみたいな陰湿さがないのが救いですね。

他方、陰湿ないじめやクラスの勢力争いに巻き込まれつつある藍子ちゃん。三本の伏線がこのあとどう交錯していくのでしょうか。

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2010年8月15日 (日)

昭和博物館

萩歴史博物館の分館で昭和の生活用品が展示されていました。

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入ると早速アースレッドとオロナミンCがお出迎えしてくれます。

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ちゃぶ台、レコードにトースターとかありふれたものばかりだったんですけどね。すっかり見かけなくなりました。昭和のドラマとか撮るときにはこういうところから小道具を借りてくるのかもしれませんね。

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手回し脱水の洗濯機はゲゲゲでも登場してました。

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こんなラジオやオープンリールテープレコーダーはうちにもありました。天才バカボンの最終回を録音した記憶があるんですが、どこにいったかなー

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萩城下

10日は萩の城下町をあるいてみました。

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身の丈の白い塗りかべが続いててほっこりします。高杉晋作の生家に行ってみました。

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下級武士の生まれとされてますが、そこそこ立派な家かなと感じました。

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こちらは木戸孝允の生家です。中には入ってませんけど小五郎さんの家の方が大きかったみたいですね。

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2010年8月14日 (土)

【ゲゲゲの女房】 第120話 見えんけどおる

家業を立て直そうと新しい事業に手を出して家族と溝を作って••。貴司くんも源兵衛さんの息子ですねえ。血は争えません。布美枝さんと話して「俺って親父みたいだな」と気付いたのかもしれませんね。苦労して一緒になったマチコさんとやり直せますように。

藍子ちゃんの悩みに気付いた布美枝さんがどうするのかなと思っていたら、家族で高尾山にいくことを茂さんに提案しました。ちゃんと藍子のこと見ているよというメッセージにもなる名案だとおもいます。

「どうせなら富士山にしよう」

茂さんは北村くんに頼んで富士山の近くに別荘を探してもらっていたのでした。「子供は自然の中で遊ぶのがええ」。ちゃんと藍子ちゃんたちのことを考えていたようです。イカルさんたちと同居するときにも思いましたが、見えんけど手を回している人ですね。

別荘というより電気も来てないボロボロの山小屋でしたが、みんなで掃除すると綺麗になりました。夜はロウソクの下で夕食です。昔の人は貴族でも農民でも電気なしで夜をすごしていました。

先日、水木しげる館に行った時にも思いましたけど、夜の闇、ボロボロの雑巾、垢のついた風呂おけなど昔の生活には妖怪の気配が満ち満ちています。見えないものを恐れ、敬い、感謝してきた生活。実は現代社会も見えないシステムに支えられ、見えない危険に対処しながら日々の生活が送られているわけですが、普段はそんなことは忘れています。

「お父ちゃんはそれを分かりやすいように妖怪の姿で書いとるんだ」

藍子ちゃんも視聴者も茂さんの仕事がよく理解できる内容でした。舞台装置も整って綺麗にまとまりましたね。

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2010年8月13日 (金)

【ゲゲゲの女房】 第119話 修理屋貴司くん

貴司くん、暇かと思っていたら忙しそうでしたね。洋裁屋に養子に出て、家庭の苦労もありそうでしたが、ミシン屋の仕事の方も新機種は次々でるは既製服には押されるはで大変そうです。そんな中でも簞笥を直したり、ミシンの手入れに励む貴司くん。

「油も刺さず、糸くずの詰まったミシンを見ると悲しくなるわ」

道具や機械への深い愛着があるんですね。そんな貴司くんには茂さんとゆっくり食事する機会もない藍子ちゃんたちが「手入れしてもらえないミシン」のように感じられたのかもしれません。修理屋貴司くんの出番です。

喜子ちゃんと藍子ちゃん、貴司くんにおもちゃの電話とオルゴールを買ってもらいました。「貴司おじさんといくと、おもちゃ売り場も文房具売り場もゆっくり見て回れる」。藍子ちゃんも満足そうです。その一方で貴司くん、藍子ちゃんの<不具合>にも気付いていました。

「商店街で子供達がゲゲゲの歌をうとうとったんだ」

「藍子、俺の後ろに隠れたぞ」

ゲゲゲの娘としていじめられている藍子ちゃんに布美枝さんもようやく気がつきました。鈍いといえば鈍いといえますが、「漫画は低俗」という批判を受け続けて漫画家という職業に誇りを持ってもらおうと苦心していた布美枝さんには、有名がゆえの苦しみは盲点だったのかもしれません。<妖怪先入観>に取り付かれると自分で退治するのはなかなか難しいものです。まして<妖怪先入観>と<妖怪いそがし>がタッグを組むと絶望的かもしれません。

貴司くんという当事者でも部外者でもない2.5者の視点が先入観退治に役立ちました。自分亡き後に世話かけないようにイトツ父さんを仕込むイカル母さんの考え方も布美枝さんには新鮮だったことでしょう。2.5者の視点に支えられた布美枝さん、今度は藍子ちゃんを支える番です。

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2010年8月12日 (木)

たかし考

たかしくんの来訪を茂さんは知らないような気がしますね。布美枝さんが言ったときちゃんと聞いてなかったみたいですし。

それで一悶着ありそうですが、多分忙しくないたかしくんが藍子ちゃんの相談にのるんじゃないでしょうか。それでこそ来てくれたかいがあるというものです。ついでにいずみちゃんの結婚がどうなったか、分かりますように。

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すさ

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<地質の宝庫>須佐駅です。須佐ホルンフェルスと呼ばれる白い砂岩と黒い泥岩が交互に重なった地層がマグマの熱で変成した美しい地層が広がっているそうです。

今回は通過するだけですが、いつか降りてみてみたいものです。

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【ゲゲゲの女房】 第118話 ゲゲゲの娘


「ゲゲゲの娘、妖怪の娘ー」

「近寄ると取り付かれるぞー」

なんて囃される藍子ちゃん、気の毒ですね。ありがちな話なのに担任の先生は気がついていないようです。「学校が楽しくなさそう」なのは茂さんの特異な教育方針が原因だと見ている点に、悪書追放運動のメンバーに似た偏見も感じられますね。いじめが社会問題になる前という時代背景もあるでしょうけど。

布美枝さんも高尾山に行ったといい架空の作文を書いた点を問題視して、その背後にある藍子ちゃんの不満やいじめの存在には気づかないようです。不遇時代が長かったので有名であることの不幸には気づきにくいんでしょうかねえ。

何かしら問題があることを茂さんに相談しても、漠然とした相談では茂さんも対応しようがないでしょう。「家族が食っていけるかどうかそれが問題だ」という問題意識自体適切ですし、加えて「生きとる人間には同情せんのです」という人生観からすれば「元気に生きてれば大丈夫」という教育方針であっても不思議ではありません。

そんな訳で大人に相談しても仕方がないという藍子ちゃんの直感は正しかったりします。多分、この件について茂さんが出来ることは<妖怪いそがし>の憑依を脱して藍子ちゃんに自らの人生観を語ることくらいかもしれません。それを受け止めていじめを跳ね返すのは藍子ちゃん自身の課題ということになりそうです。子供の頃、電信柱とからかわれていた布美枝さんを救ったのは結局源兵衛さんではなく布美枝さん自身でしたしね。

そのとき布美枝さんを勇気付けたのはおばばの言葉でした。布美枝さんが藍子ちゃんの良さを引き出しておばばのように支えることができるかどうかが鍵になるのではないでしょうか。スガちゃんも倒れるドタバタの修羅場の中で<妖怪いそがし>を退治することは困難でしょうけど隙を見て藍子ちゃんを勇気付けることができるでしょうか。

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2010年8月11日 (水)

風力発電所

山陰線の沿線には風力発電所が沢山立ってました。昔はなかったんですけどね。

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風が割りとコンスタントに吹くのと人口密度が低いのとで風力発電所の建設にむいているのでしょう。

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おだ、たぎ、はね、くて

山陰線、出雲市を過ぎたあたりから小田、田儀、波根、久手といった二字の駅名が続きます。快速運転なので走りながらですが、久手だけ何とか撮る事ができました。

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2010年8月10日 (火)

【ゲゲゲの女房】 第116話 さよなら豊川さん

少年ランド編集長の豊川さんが雄玄社の看板雑誌の編集長に転出していきました。100万部突破の功績による栄転ですが、豊川さん自身は少年ランドの方を続けたかったようですね。茂さんを担当して7年。雑誌、テレビとメジャー展開できたのも豊川さんのザラッとした感性あればこそです。戌井さん、深沢さんとともに「本物」の背中を知る最後の一人かもしれません。長いことありがとうございました。

北村さんに代わる新しい担当者さんはえらい別嬪さんでスガちゃんとイトツ父さんが早速目をつけてました。多分、一騒動あるんでしょうけど当面の問題は藍子ちゃんと喜子ちゃんです。布美枝さんによく似た繊細な感性をもつ藍子ちゃん。茂さん譲りの独自の感性をもつ喜子ちゃん。昨日、今日で対照的な性格がよく描かれてましたね。

布美枝さんが喜子ちゃんの教育に苦労するのは分かる気がしますが、藍子ちゃんの悩みに気がつかないのはちょっと意外です。有名人の娘として好奇や羨望、やっかみの対象となるのは想像しにくいのかもしれません。でも「電信柱」とか言われていじめられた経験のある布美枝さんなら「目立つこと」のしんどさは分かるような気もします。藍子ちゃんの訴えに布美枝さん、どう対応するのでしょうか。

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2010年8月 9日 (月)

山陰海岸

昨日は松江に泊まり、今日は山陰線をひたすら西にむかいました。海が青くて気持ちよかったです。

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【ゲゲゲの女房】 第115話 妖怪いそがし

いきなり話が昭和47年(1972年)に飛びましたね。万博は終わって石油ショックの前夜です。藍子ちゃんは9歳、喜子ちゃんは5歳でしょうか。オープニングで布美枝さんたちが自転車に乗るシーンで二人も一緒に走ってましたね。

今日は新しい状況説明がメインでストーリーとしては藍子ちゃんのお父さんが水木しげるとばれちゃったというぐらいでした。布美枝さんの子供時代の子役さん、再登場です。気の弱そうなところは相変らずですね。きのうべとべとさんを見たので懐かしかったです。いざというといきは芯の強さを見せてくれるでしょうか。

アシスタントはすがちゃん以外全部何代も入れ替わってるようです。すがちゃんは最古参ですが、ベテランというより喜子ちゃんのよい遊び相手って感じでしたね。倉さん、小峰さんはきっとバリバリ頑張っていることでしょう。

そして茂さんは妖怪いそがしに取り付かれたように働いていました。水木しげる記念館の年譜にも「妖怪いそがし」という言葉が出てましたから、水木氏自身がそう表現されてるのでしょう。貧乏神と妖怪いそがしは、現代日本の非正社員と正社員にとりつく二大妖怪です。茂さんがどう立ち向かっていくのか、藍子ちゃんの運命は、というところでまた明日になりました。

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2010年8月 8日 (日)

安来のまち

そのあと、松江行き列車にのって安来を車窓から見学しました。

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周囲の山並みが竹林に縁取られて柔らかい曲線をえがいています。安来駅には「ゲゲゲの女房のふるさと」という大きな看板が掲げられていました。駅の裏手には日立の安来工場が広がっています。古来の製鉄の歴史を受け継いだ特殊鋼がつくられているそうです。

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今回は降りる時間がなくて源兵衛さんの酒屋を訪ねることはできませんでしたが、車窓から街並みをちょっこし眺めることができました。

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電車だと1時間ほどですが安来と境港って結構遠いですね。挙式をあげて最初に境港にいくときの布美枝さんの心細さが思い浮かびます。そのとき姑のイカルさんに頭を下げてもらったこと。それはやっぱり大きなことだったんでしょうね。現地を訪れて改めてそう感じました。

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妖怪境線

境線の駅にはそれぞれ、こなきじじい駅とかべとべとさん駅とか、妖怪にちなんだ愛称がついています。

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米子駅(ねずみ男駅)から境港駅(鬼太郎駅)まで40分ほどの間に妖怪めぐりができる仕掛けになってます。

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列車だけでなく路線ぐるみで企画鉄道化を進めてるところにも人気の源がありそうですね。

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妖怪人力車

水木しげる記念館からの帰り道はおりよく「妖怪人力車」に乗る事ができました。

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境港駅の道すがら一つ一つのブロンズ像を説明しながらのっけてくれる、ありがたーい人力車です。

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悪魔くんやぬりかべ、猫娘といったメジャー所は言うに及ばず、青女房やばけぞうりといった地域色豊かな妖怪まで、出身や効能も含めて説明してくれるのでとても勉強になります。人力車に乗ってたおかげでねずみ男に握手してもらえましたしね。

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暑い中、ありがとうございました!

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水木しげるロード

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夏休みの日曜とあってとても賑わってました。一反木綿のイカ焼きが可愛かったです。400円はちと高いですが。

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目玉の街灯も凝ってますね。

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ねずみ男列車

ただいま米子です。これから境線のねずみ男列車に乗ります。
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2010年8月 7日 (土)

そんなわけで

週末、ちょっこし境港に行って来ます。イカル母さんたちとは行き違いになりましたけどね。
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世界信頼めぐり(5) アフリカ編

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世界信頼めぐり、最後はアフリカ9カ国です。グラフを一目みてわかるようにアフリカでは近所信頼が知人信頼を上回るのが基本形になっています。唯一、知人信頼が近所信頼を上回っているのは南アフリカで、アフリカの中では経済力が図抜けていて白人の割合も高い南アを除けば、アフリカ諸国は原則として地縁社会のようですね。

近所信頼の水準はエジプト、ルワンダ、マリで9割前後、モロッコ、エチオピアで8割前後とかなり高めです。他方ガーナ、ザンビアでは近所信頼、知人信頼ともに6割でやや低めです。アジアよりもバリエーションがある感じですね。

初対面信頼はアジアや南米よりかなり高めで3割前後の国がおおいです。5割前後のカナダ、イギリス、フランスには及びませんが、2割ほどのイタリア、スペインや東欧の国々よりは高く、アフリカ諸国は世界で2番目に初対面の人を信頼する国々となっています。これもにわかにはなぜかは分かりません。アフリカ内部にある広範な交易ネットワークの存在を指摘することはできますが、交易ネットワークはアジアや東南欧にもありますのでアフリカで初対面信頼が高めとなる理由としては不十分です。

初対面信頼に比べて一般信頼は総じて低い値になっています。アジアでは一般信頼の方が初対面信頼を大きく上回る国が多かったのですが、アフリカではその点が逆なんですね。これもなぜかは分かりません。「大抵の人は」といったときに会う可能性のない得体のしれない人々を思い浮かべる人が多いのかもしれませんが、その辺は今後の課題ですね。

ざっと世界各国の信頼めぐりをしてきましたが、ヨーロッパ系の国々とアジア・アフリカ系の国々では信頼の構造がややことなるようです。ヨーロッパ系の国々では知人信頼が社会の基軸となっていました。一般信頼は高低の水準に違いはあるものの初対面の相手に対する信頼とほぼ同義と考えることができます。

他方、アジア・アフリカ系の国々では近所信頼が社会の基盤で、一般信頼は初対面の相手に対する信頼とはまた別なものを意味している可能性が高いと思われます。こうした基本的な知見を踏まえてさらに国による信頼の高低が何によって生じているのか考えていきたいと思います。

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【ゲゲゲの女房】 第114話 鬼太郎放送開始!

今日は大きな話が沢山さらっと描かれてました。1968年(昭和43年)1月3日「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメ放送が始まりました。タイトル変更が功を奏してスポンサーがついたのでしょう。夏ごろに主題歌を作ってましたから半年ほどでアニメ化されたことになります。茂さんはアニメの作画にはかかわっていなかったんでしょうかね。その辺はスルーで初放送時の万歳三唱もなしでした。でも、子供たちが

 ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~♪

と歌いながら街を歩いているシーンは嬉しかったですね。子供たちがアトムの主題歌をうたってたのは1963年のことでした。たった5年前ですが、あのときは鬼太郎の歌を子供たちが歌う日がこようとは想像もできなかったです。

半年後、倉田さんが新人漫画大賞を受賞しました。おめでとうございます! クライング・フリーマンみたいなキャラクターがのちの池上遼一氏の活躍を予感させますね。倉田さんもこれで本格的に漫画家としてデビューすることになりました。いずみちゃんとの別れから1年、近道しない地道な努力が実を結んだ瞬間です。

風の小峰さんも「旅に出る」といって水木プロを卒業していきました。小峰さんのモデルとなったつげ義春氏は書き置きを残して姿を消したそうですが、ドラマでは倉田さんとともに送別会を開いてもらってました。いい味を出してた二人がいなくなって寂しくなりますね。新しいアシスタントはゼタに広告を出して募集するそうです。

そういえばあれから深沢さんはどうしたのでしょう。何も描写はありませんが半年たってもゼタが出てるということは、加納さんなきあとも何とか体勢を立て直して「自由の砦」をまもりつづけてらっしゃるのでしょうね。少年ランドではなくゼタに広告を出すというのも茂さんなりのエールなのでしょう。水木プロのアシスタント募集が載るかもしれないというのも、ゼタの読者にはアピールポイントになるはずです。

そして、水木プロの増築が始まりました。イカル・イトツ夫妻が上京して同居するのです。境港の西風が身にしみるので東京で暮らしたい。悪魔くん放映のときにイカル母さんが発した言葉が現実になりました。村井兄弟の三者会談のときは気の弱い布美枝さんに両親の世話を押し付けて・・とか思いましたが、家の増築をして台所も2つつくるなど茂さんも配慮をしてくれています。そして、結婚の日に「茂をよろしくお願いします」と頭を下げたイカル母さんの姿に布美枝さんも納得しているのでしょう。節目の日の挨拶はやはり大事なものなんですね。

1968年秋、イカル・イトツ夫妻が上京してきました。駆け足で1年が通り過ぎた15分です。いずみちゃんの縁談がどうなったのかとか小峰さんに彼女がいたはずだけどどうなったのかとか、いろいろ疑問を感じながら調布駅を歩いていると一枚のポスターが目に留まりました。

京王アンジュのポスターなのですが、なぜか一反木綿が鬼太郎やねずみ男や猫娘を乗せて空を飛んでいるカットが配されています。よく見ると、砂かけ婆や子泣き爺に小さな子供の妖怪まで乗っています。みんなを乗せて懸命に空を飛ぶ一反木綿。それがこのドラマのメインテーマなんですよね。来週「妖怪いそがし」に布美枝さんがどう立ち向かうか、楽しみにしたいと思います。

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布美枝さんの免許証

最初は本籍地が「島根県境港」になってました。でも境港は実は鳥取県なので視聴者からクレームが来たのでしょう、昼の放送では免許証をアップにするシーンがカットされてました。

そして夜の放送では「鳥取県境港」に修正されて放送されていたそうです。こちらは確認してないのですが、迅速な対応がなされたようですね。1日のうちに3パターンが放送されるという意味でも珍しい日になりました。

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2010年8月 6日 (金)

世界信頼めぐり(4) アジア編

欧米先進国、東欧・ロシア、中南米と広い意味でヨーロッパ系の国々を見てきました。それらの国々では水準の高低はあるものの、知人、近所の人、初対面の人の順で相手を信頼し、一般信頼は初対面信頼とほぼ同じという点で似通った信頼の構造をもっていました。今日は引き続きアジア、アフリカの国々について見ていきましょう。

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まずはアジアの10カ国・地域です。知人、近所、初対面の3信頼の平均が高い順に並べてあるのですが一見してこれらに大きな違いはないことが分かります。最大の台湾(平均64%)から最小のタイ(平均55%)まで9ポイントの違いしかありません。東アジアから西アジアまで広い地域をカバーしている割に、信頼の水準という点では均質であることがアジア諸国の第1の特徴といえるでしょう。

次にヨーロッパ系の地域では常に知人信頼が近所信頼を上回っていたのですが、アジアの国々ではそうなっていません。インド、ベトナム、ヨルダン、中国、マレーシア、タイでは近所の人への信頼が知人信頼を上回り、その水準も8~9割程度に達しています。地域への信頼が社会の基礎となっている国が多いことがアジア諸国の第2の特徴となります。

知人信頼が近所信頼をはっきり上回っているのは台湾と韓国で、経済発展の進んだ国、地域といえます。WVSでは日本の知人信頼、近所信頼のデータがないため残念ながら確認はできないのですが、日本についても同じパターンが見られる可能性はあるでしょう。

初対面信頼はどの国も総じて低く、1~2割程度しかありません。東欧や中南米と同程度の水準です。他方、一般信頼については国による違いが大きく、初対面信頼とは一般に一致していません。ベトナム、インドネシア、タイでは初対面信頼と一般信頼には20ポイント以上の違いが見られますし、中国では初対面信頼11%に対し一般信頼が52%と40ポイントもの差があります。

これらの国々では一般信頼は他の3信頼の平均にむしろ近い値になっていて(中国、一般信頼52%、3信頼平均60%。ベトナム、一般信頼52%、3信頼平均62%)、「たいていの人は信頼できるか」ときかれたときに、知人や近所の人や初対面の人を同じ程度思い浮かべながら答えている可能性が考えられます。もちろん、他の可能性もありえますが、いずれにしても一般信頼が初対面信頼とイコールではない可能性が高い点がアジア諸国の第3の特徴といえるでしょう。特に一般信頼について検討するときに留意しなければならない点です。

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【ゲゲゲの女房】 第113話 ゼタ破談

 「成田出版との合併、破談になりました」

ゼタの人気漫画家目当ての成田出版と若手の登竜門としたい深沢さん。売り言葉に買い言葉で提携破談となったのでしょう。そして「やっと決心した」加納さんの辞職。深酒のあげく酒場でけんかして・・。

そうなるんじゃないかなとは思ってましたが、もう少し何とかならなかったんでしょうかね。編集権が深沢さんにあるということは、誰の原稿を使うかについても深沢さんの裁量に委ねられることになります。もちろん額面どおりには受け取れないとしても、成田出版側も青年漫画誌という新ジャンルに先行投資しようという意思があるわけですから、将来新ジャンルで活躍するかもしれない若手を発掘する枠を設けるように交渉することはできたような気がします。

もちろん従来のゼタのように若手中心というわけにはいかないでしょうけどね。ゼタに寄稿してくれる漫画家の原稿料を引き上げるために譲るべきところは譲る。茂さんだったらそういう判断をしたかもしれませんが、意地の人・深沢さんには妥協は似合わないようにも思います。その辺が人生難しいんですよね。ゼタは深沢さんの意地があればこそ創刊できた雑誌です。でもその意地がかけがえの無いパートナーの離脱を招き、ゼタを窮地に追い込む。正解のない判断に茂さんは寄り添います。

 「深沢さんがいる限り、ゼタに描き続けますよ」

豊川さんが最初に村井家にきたとき、宇宙物の企画を引き受けていたら。あるいは豊川さんが編集長にならずに少年ランドから二度目の依頼が来なかったら。今の深沢さんの姿は茂さんの姿だったかもしれません。厳しい戦いを自分は生き残れたが無念の挫折をした仲間が沢山いる。その仲間のためにも描き続けたい。南方の戦場から生還したときと同じ思いが茂さんを動かしているのでしょう。

働くということ。支えるということ。意地ということ。自分のやりたいことをやるということ。沢山のことをいずみちゃんは学びました。今の自分の姿も素直に受け入れることもできます。

 「自分も何かはじめなきゃ」

納得の帰郷です。一足先に歩き始めている倉田くんを追いかけたいという気持ちもあることでしょう。でも、まずは自分が歩き始めることです。笑顔で歩き始めてほしい。倉田くんが手渡した似顔絵にいまの精一杯の思いがこめられていましたね。いつか二人が一緒に歩ける日がきますように。

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世界信頼めぐり(3) 中南米編

今度は中南米の8カ国をみていきましょう。知人信頼より近所信頼がやや低く、初対面信頼がさらに大きく下がってる構造は東欧・ロシアと共通しています。地縁とコネに基づいた社会であることが伺われますが、信頼の水準は東欧・ロシアよりさらに一段低くなっています。

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中南米諸国の中でも信頼の水準が高いのはウルグアイとアルゼンチンで、南米のなかでも冷涼な国です。この2国の知人信頼、近所信頼が大体東欧諸国と同程度で7~8割となっています。メキシコ、ブラジル、チリ、コロンビアが中南米のなかで中位グループを形成し、知人信頼が65%程度、近所信頼が55%程度です。これは東欧で最低水準のルーマニアをやや上回る程度の水準で、総じて地縁やコネによるつながりも弱いことが伺われます。

中南米でもっとも人を信頼しない国はペルーで知人信頼が5割、近所信頼が4割となっています。世界的にみても最も他者への信頼が薄い国です。知人でも半数は信頼できず、近所の人の6割が信頼できないのでは相当生活がしにくいんじゃないでしょうかね。自分の身は自分で護ることが徹底されている社会なのかもしれません。

初対面信頼はウルグアイ、アルゼンチンで3割程度で東欧の2割をやや上回っています。他方、メキシコ以下の国々では初対面信頼は1割ちょいでこれも東欧のルーマニア並みの低水準です。見知らぬ人は原則信頼しない社会であるようです。一般信頼は初対面信頼とほぼ同じか10ポイントほど低めです。中南米の国々では一般信頼は初対面信頼と同義とみてよさそうですね。

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2010年8月 5日 (木)

【ゲゲゲの女房】 第112話 「ゲゲゲの」鬼太郎誕生!

ついに「ゲゲゲの鬼太郎」が誕生しました。主題歌ができてテレビ化に進展が見られたものの、墓場のイメージがやはりネックになっています。

 「タイトルを変えましょう」

豊川さんの提案で「森の鬼太郎」「ぼくらの鬼太郎」など考えるもいまいち・・。ここは仕切りなおしか、というところで藍子ちゃんの歌声。それだ! 例のオーケストラBGMに合わせて豊川さんが「ゲゲゲの鬼太郎」と書いた瞬間、思わずガッツポーズしちゃいましたね。茂さんの幼い頃の呼び名「ゲゲる」がこうして代表作のタイトルとして蘇りました。

そんな感慨に浸る間もなく、深沢さんが血まみれになって村井家に・・。何があったのでしょう。浦木情報ではゼタは大手の成田出版の傘下に入り、加納さんも活動資金がふえて喜んでいたはずです。「自由の砦」と大手の看板雑誌が両立しがたいことは想像がつきますが、それにしても鬼太郎船出の日に深沢さがこんな目に合わなければならないとは。。

事業の拡大とアイデンティティーの確保とは矛盾することが多いようです。深沢さんが壁にぶつかった事例とすると茂さんは壁を乗り越えた事例といえるでしょう。成功の秘訣は多分あの主題歌です。

「もっと怖くて勇ましい曲かとおもとった」

と布美枝さんが言ってましたが、茂さんも最初はその積もりだったようです。でも出来上がったのは、軽妙洒脱なゲゲゲのゲー♪ でした。

「妖怪=怖い」の固定観念を、朝は寝床でグーグーグー、試験もなんにもないとひっくり返す。「怖いけど面白い」を具体的に呈示しながら、受験戦争の前夜の子供の心にアピールする。そこには大手の要請に答えながらも自分の軸がぶれない懐の広さが見られます。これこそ「本物」の仕事といえるでしょう。

倉田くんに「近道を探したらいけん、脳の貯金がすぐになくなる」と諭しながら目の前で本物の芸を披露してみせる茂さん。どんだけすごい人なのでしょうね。そんな人の側で仕事できるアシスタントたちは幸せです。倉田くん、目の色が変わってましたね。そしてそれを見守るいずみちゃんの表情はちょっこし伏目がちでした。

漫画の道は急いでどうなるものではありません。それは分かったものの、いずみちゃんには時間がありません。彼女にはこの先、はるこさんの運命が待っているのでしょうか。

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世界信頼めぐり(2) 東欧・ロシア編

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次に東欧・ロシアの旧共産圏諸国8カ国を見ていきましょう。欧米諸国と同様に知人信頼、近所信頼、初対面信頼の平均をとって高い国から並べてあります。ポーランド、ブルガリア、ウクライナといった国が高信頼ですがロシアまではあんまり差はないですね。おおむね知人信頼が8割強、近所信頼が7割前後、初対面信頼が2割ほどとなっています。

欧米先進諸国では知人信頼9割、近所信頼8割、初対面信頼5割といった感じでしたから、知人信頼は同じくらい、近所信頼は10ポイントほど低め、初対面信頼は30ポイントほど低めで、欧米で最低だったイタリア、オランダと同レベルになっています。

ロシアでは初対面信頼が少し下がり、スロベニア、モルドバ、ルーマニアでは初対面信頼は1割ほどになっています。初対面の相手はほとんど信頼しない社会であることが分かります。それだけでなく、モルドバ、ルーマニアでは近所の人も半分くらいしか信頼しませんし、ルーマニアでは知人に対する信頼も6割まで急落しています。イタリアでも知人や近所の人は7割程度信頼されてましたから、ルーマニアというのは本当に他者を信頼しない社会のようですね。

一般信頼はどの国もおおむね2割程度で初対面信頼とほぼ同じ値かやや高めとなっています。「たいていの人は」といったときに初対面の人よりは知人や近所の人がやや思い浮かびやすいのかもしれません。いずれにしても知人信頼や近所信頼との落差は大きく、地縁やコネにつよく依存した社会であることが伺われます。

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2010年8月 4日 (水)

世界信頼めぐり(1) 欧米編

世界価値観調査(WVS)で2005~2007年に行われた第5波の調査では通常の一般信頼の質問(「大抵の人は信頼できると思いますか」)の他に、知人質問(「個人的に知っている人を信頼できますか」)、近所質問(「近所に住む人を信頼できますか」)、初対面信頼(「初めて会った人を信頼できますか」)という質問が行われています。残念ながら日本では一般信頼以外の3信頼についての調査がなされていないのですが、52カ国については4信頼についてのデータがそろっています。そこで、このデータをもとに世界信頼めぐりの旅に出てみることにしましょう。

まずはいわゆる欧米先進国のデータです(北欧、西欧、南欧、北米、豪州の13カ国)。知人信頼、近所信頼、初対面信頼については4件法できかれているので、<とても信頼できる>と<やや信頼できる>の合計%を求めてあります。一般信頼は2件法なので<信頼できる>の割合です。知人、近所、初対面の3信頼の平均を求め、平均信頼の高い国順に並べてグラフ化してみると次のようになりました。

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3信頼が高いのはスウェーデン、ノルウェー、フィンランドといった北欧の国やカナダ、オーストラリアといった国々です。特にスウェーデン、ノルウェーの初対面信頼の高さが目を引きます。7割近い人が初めて会った人を信頼するというのですから驚きですね。この2国では知人信頼も100%近く、近所信頼も90%近くとなってまして、オールマイティに他者を信頼する国となっています。

一方、3信頼が低い方にはイタリア、スペインの南欧国やドイツ、オランダといった西欧の国が入ります。イタリアは知人信頼、近所信頼、初対面信頼のいずれについても欧米先進国中最低で、オールマイティに他者を信頼しない国となっています。個人的に知ってる人でさえ7割しか信頼してないんですね。初対面信頼に注目すると、ドイツやオランダも2割程度でイタリアと同程度です。初対面の相手でも半数近くが信頼するイギリスやフランスとはかなり落差があって、ちょっと意外でした。

全体を通じて知人に対する信頼が高く、イタリア以外では9割前後が知人に信を置いています。次が近所の人に対する信頼で8割程度の国が多いですね。裏を返すと近所に住んでいても個人的に知らない人は信頼できないという側面があるようです。地域縁よりも知人縁ということなのでしょう。

初対面の人に対する信頼はこの2つに比べるとぐっと落ちて、5割前後の国が多くなっています。最高は北欧2国の7割、最低はイタリア、オランダの2割ですからばらつきも相当大きいです。この初対面信頼が一般信頼と中身という点でも実際の水準でも似通っています。英仏蘭の3カ国以外ではその違いは10ポイント以内で、両者は大体同じものとみなしてもよいようです。

ただ、イギリス、フランスでは一般信頼は初対面信頼より20ポイント以上低くなっていますし、オランダでは逆に20ポイント以上高くなってますので両者を全く同じものとみなすことはできません。第5波以外の調査では一般信頼以外の3信頼は質問されてませんので、一般信頼のデータをつかって信頼の考察をしなければならないのですが、初対面信頼と一般信頼はニアリーイコールだけど別物だということは意識しておく必要があるでしょう。

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【ゲゲゲの女房】 第111話 ありがとう、中森さん!

暴走いずみちゃんの諌め役、今回は中森さんでしたか。それは全く予想外で意表をつかれました。でも嬉しかったですね。貧乏時代の生き証人、中森さんに再会できて。今は夫婦で室内装飾業をされているそうですが、テレビも買えましたし東京にもまた来られるようになって何よりでした。はかなげで折り目正しい話し方も相変わらずです。

 「原稿取りが来るなんて夢のようですね」

出版社に片端から原稿の持ち込みに回っても玉砕続き。原稿料をもらえなくて水道橋から歩いて帰ったときはホント死に掛けてましたね。先の見えない泥沼の中で夫婦でカリカリ原稿書いてた茂さんたち。よくぞここまで・・。

 「あれを乗り越えられたのは、奥さんが一緒にいたからですよ」

布美枝さんが自分で言ったのでは自慢話になって、いずみちゃんも素直には聞いてくれなかったでしょう。中森さんが語ってこその説得力です。ありがとう、中森さん!

今回の中森さん(中村靖日さん)の再登板は当初は予定になかったそうですね。ディレクターの方が「ある種、必然性のある形で再登板してもらうことになった」と語ってましたが確かに納得できる登場シーンでした。撮影の現場でもスタッフ一同拍手で中村さんの再登場を迎えたとのこと。人徳でしょうね。茂さんたちに見送られて中森さん、再び大阪に帰っていきました。黒の背広が背景に溶け込んで、その姿は一段とはかなげです。多分、意図した演出なのでしょう。穏やかな笑顔とともに虚空に消えていきました。

売れても売れなくても漫画家の女房は大変。ようやく気がついたいずみちゃんでしたが、ちょっこし手遅れかもしれません。まじめな倉田くんにプレッシャーをかけまくるものですから、炎の倉田くん、漫画大賞を取るしかないと思いつめて仕事でもミスしまくり。そのあげくの落選で抜け殻同然になってしまいました。風の小峰くん、慈母の布美枝さんの出番ですがイタチの浦木がその前に立ちはだかります。

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2010年8月 3日 (火)

いずみちゃん考

ネットをみると今日のいずみちゃんについて、沢山意見や感想が寄せられてますね。脚本家さんとしては十分狙いを達成できてると言えるでしょう。このあとどう着地させていくのか。

これまではいずみちゃんが無茶する度に藍子ちゃんが危機に瀕していずみちゃん反省・・というパターンが2回繰り返されました。恐らく3度目はないだろうと思いますし、3度目があるようなゲゲゲの女房はちょっこし嫌です。2度目でもまたか、と思ってたくらいですから。

多分、今度はこれまでのような応急処置ではなくもっと抜本的な解決策が提示されるのでしょう。これまでの2回は前振りであったと思わせるような。。太一君編や政志さん編のことを考えると最後は茂さんの出番になると思います。幸いいずみちゃんはまだ調布にいますしね。ただ鬼太郎の作詞に追われる茂さんがどうやっていずみちゃんの問題に解決策を示せるのか、そこは正直見当がつきません。

布美枝さんがそこまでどう繋げていくのかも含めて、今週あと4回楽しみにみていきたいですね。

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一ノ宮の渡し記念碑

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多摩川散歩の途中で見つけました。この子供が何を意味してるのかはよく分かんなかったです。

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【ゲゲゲの女房】 第110話 いずみちゃんの縁談

今日の冒頭シーンはこれまで最短だったかもしれません。電話に出る布美枝さん。源兵衛さんからです。そしていずみちゃんの見合い話を告げられます。それだけですが、インパクトは十分でしたね。倉さんやスガちゃんはどうするのか? いずみちゃんの反応は? オープニングの間いろんなことが頭を駆け巡ります。

お相手はしっかりした会社にお勤めだそうで、経済的には不安なさそうですね。お金がないのは源兵衛さんも布美枝さんのときで懲りているのでしょう。幸い茂さんはブレークしましたが、いつもそううまくいくとは限りません。しっかりした相手をという親心はよく分かります。

一方、東京に出した時点でいずみちゃんがこちらで就職するなり結婚するなりの可能性があることは、源兵衛さんも承知してるような気がします。布美枝さんが「好きな人おるん?」と何度も聞いてたのも、そうであればお父さんを説得してあげるよといいたかったのでしょう。でも、いずみちゃんにはそんな気遣いは通じなかったようです。

 「誰もおらんよ!」

 「姉ちゃんみたいに、旦那様を当てにして生きてる人だけじゃないけんね!」

安来に帰りたくない気持ちは分かりますが、そこまで言わなくても・・という気はしますね。それに時代背景を考えるとちょっと不自然な発言でもあります。当時いわゆる専業主婦はまだマイナーで、多くの家庭は戌井さんとこみたいに夫婦共稼ぎでなんとかやりくりしていました。旦那様の稼ぎで団地生活を送る専業主婦はむしろ憧れの対象だった時期でしたから、いずみちゃんの発言はちょっこし時代を先取りしすぎています。

まあ、加納さんとの対比で布美枝さんの生き方を描き出すというのがこのドラマの一つのテーマですから、その流れで理解すべき発言なのでしょう。加納さんはゼタの仕事の傍ら「ヤングウーマン」という女性誌に記事を書く仕事を始めてました。ますますスーパーウーマンに拍車がかかってますね。いずみちゃんも、そんな風に仕事をしたいのでしょう。

 「加納さんは特別優秀だから・・」

鬼才、水木しげるですらなかなか成功しない現実をみてきている布美枝さんは心配でたまりません。かといって、憧れがなければ何事も始まらないのも事実です。頭ごなしにいずみちゃんの思いを否定するつもりも布美枝さんにはなさそうです。幸いいずみちゃんのことで浮き足立っているアシスタントたちは小峰くんがまとめてくれそうですので、いずみちゃん自身には布美枝さんが向き合うことになるのでしょう。「痛いこと」を言われた割に冷静な布美枝さん、どんなお母さんぶりを見せてくれるのでしょうか。

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2010年8月 2日 (月)

【ゲゲゲの女房】 第109話 ナベブタ教習

喜子ちゃんの誕生から半年が過ぎて昭和42年も夏になりました。「初夏」とありましたが、みなさん半そででしたので5月ではなくて7月なのでしょう。新生児の子役は手配が難しいので、42年の前半をスキップしたのかもしれません。

1年の約束で上京していたいずみちゃんが安来に帰る時期が近づいています。運転手がいなくなる布美枝さんは教習所で運転を習い始めました。多分、多摩霊園横の教習所なんでしょうね。茂さんが一晩道に迷った多摩霊園で自動車の運転を習う日がこようとは・・。でもお金を無駄にしないために、なべのふたでハンドルさばきの練習をするあたりには当時のメンタリティが残ってます。夜になっても補習にならないよう、教本片手の勉強に余念がありません。

 「仕事がない苦しさは、よう知っとりますけん」

売れっ子の漫画家になっても、近代的なキッチンになっても住んでいる人の中身が変わってないのはホッとしますね。ナベブタで練習しているところを茂さんにみられて

 「み、見とったんですか」

 「見とったといえば見とった」

というやり取りもほのぼのしてて良かったです。

いずみちゃんが帰る日が近づいていることを倉さんやスガちゃんは知っているのでしょうか。スガちゃんはひどく焦り気味でしたね。もっとも北村さんのことを気にしてのことでしたが。

 「大学でて大手の社員で・・」

北村さんの年代の大学進学率は男性が14%ぐらい、女性が2%ぐらいです。相当のエリートだったことは間違いありません。ちなみに女性の短大以上進学率が5%ぐらい、高校進学率も50%ほどですから、いずみちゃんも相当の高学歴です。源兵衛さんに大事にしてもらってたんですね。

倉さんも北村さんの話を聞いて焦り始めます。

 「こんなことしとる場合やない!」

気持ちは分かりますが狭い喫茶店で大声出してはいけません。周りのお客さんみんな振り向いてましたよ。焦らなくても、いずみちゃんは北村さんのお菓子を待っていただけです。スガちゃんが籠を持とうとしても断っていたじゃないですか。「お金では買えないもの」。しっかり考えていずみちゃんの心をつかんであげてくださいね。

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2010年8月 1日 (日)

多摩川散歩

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この時間帯になると多摩川を散歩するのが気持ちいいです。散歩やランニングをする人も多いですが、脇をすり抜ける自転車には気をつけなければいけません。

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