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2010年9月 2日 (木)

【ゲゲゲの女房】 第136話 戌井さんの激励

 友あり遠方より来る。また楽しからずや!

早苗夫人に続き、戌井さんが調布にやってきました。遠方といっても埼玉からですけどね。それでも、茂さんのピンチにかけつけてくれる。ありがたいじゃありませんか。それも「女房に尻を叩かれて・・」なんて深刻ぶらない話の切り出しかたで。こういう気遣いも嬉しいものです。

きっかけをつくってくれた早苗さんもありがたいですね。「日本一小さな出版社の赤字なんてたかがしれてるもの」。俄然ファイトが沸いてくる名言です。戌井さんの照れたような嬉しそうな表情が印象的でした。

茂さんの漫画が変だ。どうしたんだろう。気にはなっていてもそれをどうやって伝えればいいのか。戌井さんにしてみればなかなか難しかったと思います。茂さんに苦言がいえるのは、貧乏時代に苦楽をともにした戌井さんか深沢さんか、あるいは豊川さんぐらいでしょうけど、それでもどう言えば相手の心に響くのか。難しい問題です。

 「貸本時代の漫画がいくつか残ってましてね」

 「それを見てると気持ちが高ぶってきました」

貸本時代の漫画の復刻。それが戌井さんの持ってきた提案でした。温故知新の作戦です。

 「力強い絵。面白いストーリー。目には見えない世界を見せる力!」

 「これが漫画ですよ!!」

久しぶりの戌井節ですね。聞いてる方も力が入ってきます。でも、それを聞いても反応がないところが今の茂さんの深刻なところです。

 「水木しげるの名前では売れんですよ。鬼太郎人気も終わって・・」

コンビニが次々できて世の中から暗がりというものが姿を消してきている時代。喜子ちゃんに嘆いていたように、茂さんは妖怪の姿を見失っていたのです。でも、そんな弱気な姿を見ても戌井さんは茂さんと妖怪たちの復活を信じていました。

 「本物は消えない!」

何も無いところから一心不乱に漫画を描き続け、鬼太郎というキラーコンテンツを生み出した茂さんの才能。布美枝さんも認めるとおり、それは本物です。それは決して消えないし消えていない。もう一つ、今は姿を消したように見える鬼太郎たち妖怪たち。彼らも不死身だと戌井さんは信じていました。今は見えないけど「見えんけどおる」。今の世の中でも姿を消さない本物の妖怪を見つけてそれを見せてほしい。決して簡単なことではないけれども。

 「苦しんで下さい」

本物を生みだす苦しみ。それを知る戌井さんならではの言葉だと思います。茂さんの新しい挑戦が始まりました。

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コメント

今日の回を見逃してしまい凹んでましたが、こちらのブログを読めて復活しました。戌井さんが訪問したのですね。画面が目に浮かぶようでした!ありがとうございました。

投稿: たっつん女房 | 2010年9月 2日 (木) 14時48分

お役に立ててなによりでした。戌井さん、相変わらず熱かったですよ! 土曜にBSで再放送がありますので、よければ是非ごらんください。

投稿: くじょう | 2010年9月 3日 (金) 16時33分

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