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2010年9月 3日 (金)

【ゲゲゲの女房】 第137話 はるこさんのお願い

今日は山梨からはるこさんが訪ねてきました。次々懐かしい人がやってきますね。第89話、深大寺で布美枝さんと別れて以来ですから16年ぶりの登場です。少女ガーデンへの持込みを断られて漫画家への道を断念して・・。

 「3年間描き続けた漫画家魂をもっとったらええ」

 「いつかは何かにつながるよ」

なんとかなる。茂さんの言葉を胸に16年、はるこさんは小学校の先生になっていました。絵のうまい先生っていうのはいいですね。絵のうまい人は話も整理されて分かりやすいものです。漫画家魂が生きる道が見つかって何よりでした。

 「先生の子供時代のことを話してやってくれませんか」

精神的に余裕のない今の子供たちに、愉快で怖くて楽しげな妖怪話を聞かせてやってほしい。今日はそんなことを茂さんに頼みにきたのでした。

まあ子供たちが素直に聞いてくれるかどうかは微妙ですけどね。茂さんも「話は苦手だ」と慎重です。遠足に来るだけでもと言われても、即答は避けてました。自分ですら妖怪の気配を感じなくなったのに、今の子供たちに話しても伝わらない。そう考えていたのでしょう。

 「昔はどこにでも河童が住んでいそうな川があったんだ」

 「今はもう、そげな川もないけん」

街中も近郊も開発がすすんで妖怪のすみかは本当に狭くなりました。そんなところで河童の話をしても怖くも面白くもないかもしれません。

 「けど、まだ河童は川の底におるのかもしれませんよ」

珍しく布美枝さんが食い下がりました。

 「目には見えんけど川の底には河童の国がある」

 「そげ思とった方がずっーと気持ちが楽しくなる」

河童がおるかおらんかが大事な訳ではない。河童がおるかもしれんと思う気持ちが大事。河童や妖怪がおるかもしれんと考えることもできないような世界は、人間も住みづらい。

 「私、お父ちゃんに教えてもらったんですけん」

そうなんですよね。見えんけどある世界に思いをめぐらすことの大切さ。そのことを伝えたい! この思いが茂さんの漫画家魂の中核にあったはずなのです。妖怪の気配が感じられなくなって見失っていたこの思いを茂さん、ようやく取り戻すことができました。布美枝さん、ナイスアシストです。昔ははるこさんに「見てるだけ」とか言われてたんですけどね。だてに20年以上夫婦をやっているわけではありません。

見えんものを見ようとする漫画家魂を取り戻した茂さん、遠足で出かけた川岸で小豆あらいを目撃します。もう大丈夫そうですね。あとは、修学旅行にいった喜子ちゃんです。楽しんできてくれるでしょうか。

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